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2021年2月24日 19:15
ロッシュの限界
2021年2月21日 02:52
一緒に映画を見たのは3度目。それは君から誘った。見終わったあと、すぐに帰りたくないのはいつものことで、映画の余韻に浸っていることを言い訳に 駅までの足取りは今日も重い。前回の私は帰りたくない気持ちに耐えられずバレる嘘で無理矢理由を作った。君は断ることなく付き合ってくれた。きっと優しかった。君からの質問に、「この後の予定はない」とそう答えたら、今日も、理由もなく歩きだす。観た映画の感想を
2021年2月17日 04:50
『花束のような恋をした』は、もう見た。泣いた、泣いた、あんなに泣いた友達と見た。麦くんの存在に自然と照らし合わさる頭に顔が浮かんだ。泣いた、泣いた、始まってもすぐに終わってしまうのではないか。今より近づくのが怖くなるような、そんな気がした。好きなものが同じだけで嬉しかったり簡単に運命信じてしまうのはもう、もうごめんだ、やめにしたい。といってももう遅い。私の中ではもう始まっ
2021年2月17日 03:25
人と人との間に見つけたなんか目立ってたから簡単だ誰かを探して誰かを探してる沢山の誰かの顔を見るふりをしたやっと目の前に辿り着くと当然のように驚いたふりをした私は笑顔になってしまった口から何か温かい優しい低い音で街の雑音を柔らかくした冷えた私の右耳に届くと鈍臭いものをすべて掬い取った優しく、恐ろしい寒ささえ心地よくてどこまでも行ける気がした導かれこんなにも鮮明
2021年2月7日 23:22
素敵な文章に出会い、今まで描き溜めていた物や大したことのない思いが何故か、うずうずしてきていた。それは誰に見てほしいなどの思いは特にない。と書くが、頭の隅に思っている自分がいる事には気付いている。音楽や絵、写真が大好きだ。聞くこと、踊ること、歌うこと、ギターを弾くこと、絵の具で絵を描くこと、写真を撮ること、これからもずっと触れて生きていたい。だが、本は嫌いだ。小説が特に、嫌いだ。字が沢山あ