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脳内言葉並べメモ

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マガジン

  • 秘密

    わたしが焦がれた話です。現在進行形です。

  • 視界

    詩のようなものです。

最近の記事

わたしの味方

もう何度目か、 きっとあなたを馬鹿にする 懐くのが怖かった 思う程辛い 声色だけをたよりに あのひと頼ることなんて わたしには難しいことだ ガラスに反射した顔や 帰りにすれ違う顔も あの瞳はだけは幻で あなたを覚えてる 強く冷たい風が 頬の涙を急かす 暗い街頭だけは わたしの味方 どうしたのか 大きな音 イヤホンだけが わたしの味方

    • 起こっている

      手に負えない 潰したくなるから 困っている それぞれが孤立して 主張してくる 時々 その波にのまれそうになる つまみ上げ、並べ直してく 上手く整列できずとも あなたは横でうなずいている 気付けば浮いていることもある 上から鼻をつまみたくなって あなたを怒らせ また同じことを繰り返した こんな酷いことはない まるで私が風船みたいに扱って じっと持っている どんな時も関係ない どうしてそんなことができるのか いまもわからない いつもの そっかじゃなくて いいねだった

      • できごと

        母に、頑張ってるね、って言われた。多分初めてか、 声を出して泣いた、嫌だなあ、だって認めてくれた気がしたから、でも遅いよとも思ったのよ 今更。嬉しい、悲しい、空しい、寂しい、悔しい、嬉しいの、わからないな、難しいよね

        • 時々

          懐かしい気持ちになるのはなぜでしょう 少し時間が経った今でも あの時の出来事は鮮明です 涼しくて、太陽が暖かい なんか不思議な味がして 頭がぼーっとしている 時間があっという間で 1時間なんてすぐに経ってしまう 連絡を待ったりするばかり 何か買いたくてしょうがなくて 私と、あなたに甘い物を買ったの 締っきりの部屋はひとり 冷房で涼しいだけなのに あの頃みたいな味がしたの 目を瞑って泣きたくなるでしょう 1時間なんてあっという間で 眠たくて、ピアノの音が聴きたくなる 誰かの声も

        わたしの味方

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        記事

          メモ

          ツツジ 背中から落ちる人 酔った時にみた時計3時ごろ めまい まつ毛 その手の指輪 犬歯 背中、襟足から 氷の入ったお酒 綺麗な瞳 コンタクト

          メモ

          白の狼

          冷えた体は 暖炉の前の白の毛を オレンジ色にする それがすごくきれい わたしはそばに行って 毛並みに沿うように ゆっくり撫でる 呼吸で膨らむ大きな背中を見ながら ゆっくり時間を進めた 抱きしめる 少し頭を撫でてから 揺れてる火を見てた オレンジ色 あったかい いつもの、いつも通りの目をしてた 火を見る 揺れてる火が好きなんだよ 左目の上の傷が 痛々しくも それさえ精悍な印象が 目に焼きついて はなれない

          白の狼

          深く潜る

          こんな日の夜は 頭がすっきりして 無償に会いたくなる 連絡する 勝手に指先が走ってる 頭の回転がすっごく速くて 今ならあなたを笑わせた まだこんな時間なのに 話していたいのに すっごく眠い 寄り添って、 私が切ったその髪を ぐしゃぐしゃにする なぜか頬を合わせることが こんなにも楽しくて おかしくなる 少し暗いこの部屋で 貴方がいれば時間を止められる あったかくてすごく静か 心臓の音だって聞こえる だんだん すーすー聞こえてきて あなたは先に眠ってる 瞼 強い眉やまつ毛 額

          深く潜る

          海の馬と鹿

          冷たい風が吹く 走る、走る 手を握って 声を聞いて 目を見る 今日の布団は特に暖かい 笑いながら 眠ったのにも気づかない 寝言で話した 焼き付いてる 一番美しい瞳を知ってるの 入力された私の愚か あなたの言葉によって変換される その携帯 ヘッドフォンから 安堵と愛を閉じ込めて 大好きなのに忘じて 大好きだから忘じて 離さなくていいように長く長く抱きしめる あなたしか大好きじゃないよ もう染み付いて 飾れなくて 風に吹かれてく もっと速く 速く、走ってよ

          海の馬と鹿

          よすが

          燦々と太陽、雨 地球、その他惑星は回る 照りつけられたもの はっきりとした影 その境目 詩 曲 音楽 写真 絵 芸術 部屋 灯り 静けさ ひとり、 ひとり、 ふたり。

          よすが

          憂鬱な時に聴く曲が 似ていたとしても 浮かれる私を抱きしめて 風に吹かれていく 最近は じめっとしていて 頭がいたい なんなら土砂降りだっていい 稀に甘ったるい 甘い言葉は誰にでも言える でもあなたしか知らない 憂鬱な時に見る夢が 幸せだったとして 無理やり私を起こしたりしないで 悪い夢を見たら きっとあなたを待っている 私に触れて抱きしめて 手を握ってずっと 瞳を奥を見て 名前を呼んで

          蝕む

          考え事をしだしたらもう 急ぐ事さえ忘れて 気づけば電車を逃している 事実を伝えるのが一番早いけど 事実が伝わって相手が疲れてしまうと知るのが 怖くて言えない 嘘はつきたくないし こんなくだらない理由で 現実も見れないまま 自分も信じれていない なんて言えば良いかわからない そうこうしているうちにも 時間は過ぎていて 目的地に近づくにつれて どんどん苦しくなった 考え事は後々私を蝕んで 追い詰めている感覚がわかる 嫌われる勇気とか言うけど そういうことができない人が ほとんどな

          蝕む

          私の花

          今日降るこの雨全てでも まだ足りない 薔薇が欲しい スプレーのほう その方が一本に沢山咲いているから 足が勝手に向かう 踏み外すというものは無くて 多分潰している 目は色を見つけ離れられなくなる その色は鮮やかなピンク色 黄色のも良かった カーネーション 今日もお家で息をして それだけで十分だ 本当に綺麗なのよ

          私の花

          空腹

          お腹いっぱいまで食べることも無くなった うつむいて歩いていたけど 涼しい顔をしていた 最近は大通りから帰ってる 大きすぎないマンションやアパートが好きだ あの丸メガネが魅力的だったから絵に描くことにした あなたの音楽の聴き方が好きだ 今日あの子に挨拶しなかったら どうなるとか くっついていなければ どうなるとか そんな面倒なことは考えない 夢に出てくるあなただけは実物と違って 気まぐれだ 私も気まぐれでありたいと思った それでも人の顔を伺うのが いつからこんなに普通になっ

          空腹

          私見た、東京。

          その人はわーわーと嘆きながら電車に入ってきた 人の目は気にしなかった。 ここ、ドアの近くだから寒い 多分、時間を無駄にした こころを乱して店に入る 美味しいと思えない、パンケーキを食べる ふわふわしたそれ以外に何かが入っていそう なんだかわからない味がした。 シロップは半分もかけず、大きなミルクティーを飲んでいた。 ドアの向こう、青い雨具の男の子がこっちを見てる。 ここまで超えてきてもう戻らないよね、 朝は車から降りるのが遅かったからか クラクションを3回鳴らされた 力強

          私見た、東京。

          色に耽る

          送ったメール 朝から甘ったるすぎた気がした 馳せる 馳せる あの涼しい青が私を待ってる 流れる窓の外は変わらず あなたのそばにいるよ エンディングテーマ 別にわかりやすいドラマが嫌いでも 想像してるよりずっと切なく 公園の空と夜の海 透き通る肌と髪 素直な青が思いを馳せる

          色に耽る

          その度、その度

          あなたの笑顔を見ている私は19 17のあの時よりもたくさん 思わず両手で頬に触れて見つめた 敬語が少なくなった事に気づかない やっぱり阿呆かもしれないけど言い訳がある それはずっとそこに居てくれたからで タメ口に変わる苦手な感じを一切感じさせなかったでしょ 今までであなただけだよ お陰でそのままでいれた あの手は暖かい 大人の良いところが何かはわからない 子供の良いところが離れていく感覚にも 違和感を覚えた もうすぐで20 距離が難しいよ、冷たくなったような、 そんな自分

          その度、その度