見出し画像

空腹

お腹いっぱいまで食べることも無くなった
うつむいて歩いていたけど
涼しい顔をしていた
最近は大通りから帰ってる
大きすぎないマンションやアパートが好きだ

あの丸メガネが魅力的だったから絵に描くことにした

あなたの音楽の聴き方が好きだ
今日あの子に挨拶しなかったら
どうなるとか
くっついていなければ
どうなるとか
そんな面倒なことは考えない
夢に出てくるあなただけは実物と違って
気まぐれだ
私も気まぐれでありたいと思った
それでも人の顔を伺うのが
いつからこんなに普通になったのか
よく考えてしまうのだった

あのソングライターの
少し気に食わない一部分みたい
それは稀で
言おうと思うものの
消えていく
きっとそんなに重要じゃなかった


雨の中を走ってきた
忘れ物を思い出して
濡れながら取りに戻った
同じ道をまた走る
こんなことも全く嫌じゃないけど
思えばまた
ただのひとりの失敗だった

その後
すぐに晴れた空は
私を見下した
少しばかり腹が立ったが
あなたが隣にいて笑っていたからか
簡単に消えていった

黄昏時は過ぎた
全部話したらあっという間だった
その後も少しだけと、
気づけば最終の電車に乗っていて
本当は全く足りなかった

今度は美味しい、
カツ
オムライス
カレー
フォー
いろんなものを食べ尽くす

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?