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アドラー心理学から学ぶ人生を生きる勇気【目的論】トラウマは存在しない

「人は変われる」
「誰でも幸福になれる」

アドラー心理学ではこんなシンプルなテーマを
背中を後押しするように説いてくれます

なにかと生きづらい現代だからこそ
アドラー心理学が有効だと私は思います

他人を変えるのではなく自分を変える

自分を変えればその瞬間から幸福になれる

そんなアドラー心理学を小分けにして
サラッと学んでいける記事を書いていきます

今回学ぶのは【目的論】です

人は物事を意味づけしてから受けとっている

アドラーは「どんな経験であれ、それ自体が成功の原因でも失敗でもない。トラウマに苦しめられるのではなく、その経験から自分の目的に合致するものを見つけ出すのである」と説きます

人は物事を受け取る時に自らが
意味づけをしてから受け取っています

つまり同じことがあっても、人によって
解釈が違い、受け取り方が変わるということです

これについての記事もあります↓


トラウマとなる出来事があったとしても、
それをどう解釈するかは自分次第。

その出来事自体は辛いことかもしれません。
その不安や恐怖や辛い思いは本物です

ですがその経験を
「ただの苦しみ」として受け取るのか
「自分だけが不幸」として受け取るのか
「自分は価値がない人間」として受け取るのか
「神様から自分への試練」として受け取るのか
「成長するための糧」として受け取るのかは
自分の解釈次第、受け取り方次第と言えます。

「ただの苦しみ」として受け取ったその裏には
嫌なことを避けたい、逃れたいといった目的があるんですね。

目的論具体例

では一つ例を出します
家から出られなくて家から
出ようとすると体調が悪くなる場合。

これは学校や職場で嫌なことがあったから、
家から出られないのではありません

学校や職場に行きたくないから
体調が悪くなるという状態を作り出した

これが、アドラーの目的論がとるスタンスです

これだけ聞くと厳しい印象を受けますが、これにはちゃんとした理由があると思います。

トラウマは存在しない

アドラーは「トラウマは存在しない」と説きます

これだけを聞くと
「いやいやトラウマはあるでしょ」
「現に今でもトラウマに苦しんでいるんだよ」
となると思います

私自身も、そう思いました

でも、ここで終わらずにアドラー心理学が
なぜこのようなスタイルをとるのか?

これを考えることにより、その深い意味が分かるんです

フロイトの原因論では前に進めない

フロイトの【原因論】では過去に負った
トラウマが現在の不幸を引き起こしていると説きます

このほうがしっくりくるかもしれません

でもよく考えてみてほしいんです

この【原因論】で考えている限り
前に進めないということに。

過去に負ったトラウマが
現在の不幸を引き起こしている

その通りかもしれません。
ですが過去は変えられません

つまり【原因論】では問題が解決しないんです

人は変われる

対してアドラー心理学は「人は変われる
と背中を押す勇気の心理学です

アドラーはトラウマになるほどの経験による
不安や恐怖自体を否定しているわけではありません

「経験に与える意味によって自らを決定している」と言っています

重要なのは「過去の経験自体」ではなく「過去の経験に自分で与えた意味」により、その後の人生の生き方に影響を与えているということです。

過去の辛い経験を理由に自分は不幸だと嘆くのも、過去の辛い経験を糧にして前に進むのも、
結局は自分次第ということなんですね。

まとめ

「トラウマは存在しない」

衝撃的すぎて否定したくなる気持ちはよく分かります。ですが、よく理論を見ていくと納得できるんですよね。

そして、よく理解して実践し、自分を変えることができれば、人生が生きやすくなるのも間違いありません。

そんなアドラー心理学を、現代を生き抜くために取り入れてみてはいかがでしょうか!

今回はアドラー心理学から学ぶ人生を生きる勇気【目的論】トラウマは存在しないでした。

みてくれてありがとうこざいました!

よかったらまたきてください。

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