人間が生きる意味を真剣に考えて一つの答えを出してみる②
前回の続きです。生きるための欲求にあてはまらない、元々人間に備わっている感情。
すなわち、喜び、楽しい、快感と感じることに生きる意味のヒントが隠れているのでは?と思うのです。
この記事は「人間が生きる意味」という答えがない哲学的な問いに、たった一つの答えを出そうという試みです。
それでは考えていきましょう。
人間が好きなこととは?
人間が快感に感じる。すなわち、好きなことのなかに生きる意味のヒントが隠れているのでは?という仮説です。
ではまず、好きなこととはなんでしょうか。
これはあきらかに人それぞれであり、私の好きなことをここで挙げても、一つの答えにはなりえませんよね。
人間の共通点を探す必要があります。
ではまずは、その感情の根本である、好き、楽しい、快感、喜びなどを感じるためにはどうしたらよいか?を考えてみます
人間が喜びを感じるには?
まず、人間は全く同じことがあったとしても、人によって捉えかたが違うので、感じかたが全然違います。
例えば、急にボールが頭に当たった場合。
Aさん「今日はついてないな~」
Bさん「いつも自分は嫌なことばかりある」
Cさん「嫌なことがあれば良いことがある」
Dさん「この体験オイシイな~。誰かに話そ!」
このように、ボールが当たったという事実は同じなのに、捉えかたが違うので感じかたが違います。
捉えかたを変えることができれば、辛い出来事もプラスに捉えられる。
よって、ただただ、悲しくて、辛い「だけ」のことがどんどん減っていきます。
ということは?
楽しい、喜びを感じられるようになるということにもなるんですよね。
日常の些細なことに幸せを感じれるようになるんです。
それにより、現世が生きやすくなります。
心の捉えかたを変えるということは、人間が喜びを感じるために必要不可欠です。
成長すれば辛いことが減り喜びが増える
そして、辛いことをプラスに捉えられるようになるには、成長というのがキーワードです。
自分を成長させるということは、目を背けたいような現実にもしっかりと向き合っていき、改善していくということですよね。
真摯に自分と向き合う。
つまりどんなに悲しくて、辛い出来事にも意味はある。なぜならそういった現実と真摯に向き合っていくことにより、自分を成長させることができるからです。
成長を意識することができると、どんなに大変なことがあろうが、全てを自分の成長の糧とすることができるんです。
自分が成長すれば、喜びが増える。
すなわち「生きたい」と思うようになります。
人は成長するのが好き
そして、忘れてはならないのが人間は本質的に成長するのが好きです。
これは共通点ですよね。
人には「優越性の追求」という普遍的な欲求があります。
無力な自分を脱したい、理想を追求したいという欲求です。
これを一言でいうと「成長したい」ですよね。
でも、これだけでは根拠が弱いです。
成長すると、現世では良いことがあるかもしれません。でも人はいつか死ぬのにそれになんか意味あるの?という話です。
簡単には答えが出ませんね~。
ではこれをさらに深く考えていきましょう!
③に続く。
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それではまた!
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