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文学フリマ東京37に出店します!(前半)

こんにちはー。やっとnoteにかえってこれた…。
といっても今日は告知で書いてます!

実は最近、すごい書きたいことが増えて…。

国際情勢も緊迫してて、「これだけは書いときたい」という内容も増えたし、最近①を書いた発達障害の記事の続きもあるし…。

「短歌だけ」に限定しなければ2000字くらいの小ネタもいろいろあったり、もう歌集評も溜まってたりと…。

ほんと、最近自分を歌人ではなく、「一応短歌やってる人」みたいなふわっとしたポジションにすると、いろんなことが自由に書けることがわかったので、書くのが楽しいです。しかし、思いつくことがいっぱいあるので、一生のうちに思いついたことをすべて文章にできるか心配になるくらい。

なるべくペースアップして、ちょっとした小ネタや歌集評も書いたりするので、お楽しみにー。(ただ、歌集評のような「他の方の作品を読んで書く」内容は細心の気を遣います…少々お待ちくだされ…。)

そんななか、本日は重要な告知がっ!

私が第一歌集を出版させていただいた「明眸社」という出版社さんについてです!明眸社の代表の市原さんには、わたしが心の病で生活保護で働けないのを知っておられ、歌集出版の資金なんて全く用意できる見込みがないのを承知で快く出版を引き受けていただき、全く頭が上がらないうえに、ほんとに良心的な本づくりをされておられるので、理念にも共感しております。

本日はその明眸社さんの「まわしもの」として宣伝に参りました。


「明眸社は文学フリマ東京37に出店します!」

ブースは、第一展示場Z-17〜18です!!


大事なことなのでもう一度。

「明眸社は文学フリマ東京37に出店します!」

ブースは、第一展示場Z-17〜18です!!

↑クリックで会場案内へ移動します

日時と場所は

2023年11月11日(土)12:00~17:00
東京流通センター第一展示場・第二展示場

です!

行き方ですが、この流通センター駅、東京モノレールで浜松町から行くのが一般的ですが、わたしは川崎方面からいくので、いつも大森か京急平和島でおりて、バスを使います。

行き方など、会場案内はこちらをクリックしてください。

ということで本日は、明眸社ブースのWEBカタログを見ながら、

・どんな本があるのか?
・どんな出版社なのか?

のご紹介をしていきます!

↑バナーをクリックするとWEBカタログへ飛びます

まずは今年の8月28日に刊行された最新刊から。

『プチフール一丁目に住みたい』よしおかさくら(明眸社)1800円

よしおかさんは詩人の方のつながりも多いそうで、委託書籍も多数ご用意してございます!

委託書籍には、すべてよしおかさくらさんも参加されてますので、ぜひ手にとってご覧下さい!

まずは木葉揺さんが編集された「カフェオレ広場」「カフェオレ広場 season2」。こちらでも実物をご覧いただけます。

「カフェオレ広場」

「カフェオレ広場 season2」

さらに詩人のモリマサ公さんと久納美輝さんが編集された
「しとたんかとはいく」

甘夏これさん・柊月めぐみさん編集の季刊誌「recipe」も秋号がお目見え。「recipe autumn set 2023」


あとまだ作品も画像も影もかたちもありませんが、渡辺八畳さん主催の

「3日で書け!」(リンクありませんごめんなさい)

も委託でご用意あります! よしおかさんも当然参加です!
現在までで70人以上参加される予定だそうです。楽しみですね。

よしおかさんは当日ご来場いただくので、いろいろな企画も盛りだくさんでご準備いただいています!

興味を持たれた方も、「実は参加してます」という方も、ぜひぜひ第一展示場Z-17〜18の「明眸社」ブースに遊びに来てください。お待ちしております。


続きまして、著者の意向であんまり広くは宣伝していないにも関わらず、多くの歌集・歌書紹介で取り上げられた、今年3月20日刊行の大注目歌集。

『カインの祈り』澤本佳歩(明眸社) 2500円→2000円(限定特価)

内容の紹介はあまりしませんが、客観的にみても、秀歌がすごく多いと思います。いい歌をつくる条件に、「歌にひたむきであること」があげられるのかも、と思ったりしました。そんな真摯な著者の姿を感じられると思います。ぜひお手にとってご覧下さい。

今回、「文学フリマ限定特別価格」でお買い求めいただけるということですが、もともと書店売りをあまりしていない書籍ですし、冊数もあんまりないです。読みたい方、まだ読んでない方、ぜひお早めにお買い求めください! 

また、その澤本さんの手作りの感性がひかる
短歌ポストカードも各種ご用意しております!  

内容は

・澤本佳歩さんの『カインの祈り』から4首。
・明眸社の代表の市原賤香さん(桜木由香さん)の歌集『連禱』から2首。
・旦那様の市原克敏さんの歌集『無限』から2首。
・はずかしながら私の『ダスビダーニャ』から4首。

澤本さんと、代表の市原さんとはクリスチャンつながり。
私とはなんというか…。作業所つながりかな? 
(わたくし、農業の作業所に2年ほど通ってました。)

1枚150円ですが、各種『カインの祈り』や『ダスビダーニャ』など明眸社刊行書籍と組み合わせてのご購入で、1枚100円です。こちらも全12種類あるのですが、1種類のそのものの数が少ないので、「素敵!」と思ったらぜひお早めに!


続いては、昨年の12月20日刊行のエッセイ集。
『樹下聴風の記』寒河江淳二(明眸社)1800円→1500円(限定特価)

著者の寒河江淳二さんは、ご本業が建築家であり、彫刻家でもいらっしゃいます。その様々な経験に裏打ちされたエッセイ集です。私も拝読しましたが、ご本業の建築や山水画やセザンヌについての考察など、「やはり立体芸術をなさってる方は視点が違うなあ」と思いました。とても示唆にとんだ内容で面白いので、ぜひご一読ください!

美術については素人なのであんまり迂闊なことは言えないのですが、彫刻家として「日展」に入選されている、ってふつうにすごいキャリアなのではないか、と思いました。現在は「日本彫刻会運営委員」「日展特別会員」。

日展のホームページもみましたが、現在は審査員をつとめておられるようです。そして練馬区には、屋外に彫刻作品が2作品展示されているということで、ほんとに彫刻家として、実績のある方でした。

こちらも「文学フリマ限定特別価格」として、1500円での販売です。


つづきまして詩集です。こちらは今のところ、書店販売はまったくないです。

『ないない島』ゆうきえみ(明眸社)1500円→1000円(限定特価)

著者のゆうきえみさんは、すでに十数冊もの書籍を刊行されている有名な児童文学の作家で、1992年に児童文学新人賞を受賞されておられます。たぶん「子どもの頃読んだことある」という方もいらっしゃると思うのですが…。子どもの頃読んだ本って、著者名だけだとピンと来ないケースも多いので…。「ブクログ」のリンクを貼っておきます。「あ、この人だ」と思ったらぜひ。↓クリックで、ゆうきさんの著作一覧です。


実は『ないない島』は、30年ほど前の書籍ですが、紙の本として持っておられる方が非常に少ない書籍だと聞いています。

著者がまだお若かった頃の私家版ということで…。ゆうきえみさんのファンの方なら「欲しい!」という方も多いのではないでしょうか。

明眸社の市原さんが残部を丁寧に保管されておられたので、状態はすごく良いそうですが、もうほぼ品切れ状態なので、たぶんこの文学フリマ東京が最初で最後の出品になるかもしれません。そのくらい貴重で、増刷の予定もありません。

今までkindle版しか手に入らなくて、ながらく紙の本が流通していなかったのですが、明眸社がAmazonで販売を開始したのをきっかけに紙の本も少しだけ出回っています。おそらくそれもあまり在庫ないので、ほんと入手はお早めにです。(一応、書店でもご注文いただけるようにしています!)

さらにここだけの特別情報!

実は著者のゆうきえみさんのブログ、私もひそかにチェックしておりまして、リンクを貼らせていただきます!

ゆうきえみさんのブログ|「ないない島通信」はこちら

ブログによると、なんと当日、ゆうきえみさんもご来場予定とのこと!
もしかすると、サインもいただけたりする??

かなり貴重な機会になりそうな予感です!!
しかも「文学フリマ限定特別価格」適用で、ほんとお得です!


で、最後、毎度おなじみわたくしの歌集『ダスビダーニャ』です。

『ダスビダーニャ』西巻真(明眸社)2500円→(限定特価)2000円

で、こちらはおそらく結構出回っちゃってると思うので、少なめに持っていきます。で、私もたぶんブースにいるので、今までおおやけにサインした方って、8人くらいしかいないんですが…。ご希望に応じてサインもいたしますー。まだ読んでないという方はぜひ。

むしろ読んでいただきたいのは「出版に至るまでの奮闘記」みたいなエッセイです!

こちら、お読みいただければ「自費出版」という形式の実態や、書籍の原価など、いろいろ書いてあります! これから本を出す方、ぜひお読みください!

エッセイも限定特別価格で2000円1000円です!

歌集と同時購入いただくと、さらにここでは書けない「お得価格」でお譲りいたします!


カタログにはないですが、
代表の市原さんが編集に携わっている同人誌もご用意ございます。


・「カナリア」最新号(秋号)500円

詩や短歌が掲載されている季刊詩誌です。こちらは由緒正しい同人誌で、堀辰雄が創刊した「四季」という詩誌が戦前からありました。(今メンバーだけ見ててもすごいです…)。その「四季派」のカトリック詩の抒情性の継承を理念としています。

主宰:服部剛さん・編集長:宮田直哉さん

・『我が家に天使がやってきた』服部剛(文治堂書店)1000円
・『夏の物語と歌』宮田直哉(水声社)500円
  

お二人の詩集の販売もあるとのこと。
楽しみです!

・「銀河」2号:新さくら短歌会合同歌集 500円

こちら、代表の市原さんが関わっておられる短歌会の会誌です。
毎年一回のペースで、作品集を発表されています。
2号はできたてほやほやで、文学フリマに登場です。

・市原多嘉雄イラスト集 1000円

代表の市原賤香さんの御次男にあたる、市原多嘉雄さんが手がけられたイラスト集になります。市原多嘉雄さんは武蔵野美術大学を中退後も、イラストに打ち込んでいらっしゃいます。ぜひ一度ご覧ください。


カタログ紹介だけで結構な分量になってしまったので、後半に続きます!

後半はお手伝いをしているわたくしの個人的な感想ですが、

・明眸社がどんな出版社なのか?

について、詳しく考察していきたいと思います。

(以下、後半へつづく!)


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