「コーチングとは何か」を私の視点で語るなら
こんにちは、臼井です。
プロフィールにもありますし、ここまで書いてきたnoteの内容で多少は伝わると思うのですが、私はコーチングをやっています。
学び始めたきっかけは下世話なもので、稼げそうだと感じたことは隠すわけにはいきません。
実際、そう思いました。
会社での上がっていかない給料と、上が詰まっている現状に危機感を覚え、いろいろと自分のこれからを考えた時に、惹かれたのがコーチングだったのです。
稼げそうというのは、確かではあるのですが、もちろんそれだけでなくて、「人間関係」にアプローチしていくスキルだったというほうが、私の中では大きかったのも確かです。
というのも、当時、人間関係の中でも「コミュニケーション」には物すごく課題を感じていて、何とかしたい思いが強かったのです。
なにせ、本当にしゃべれなくて、かなり色々言われてきたことだったからです。
のちに、コーチング=話す技術ではない、というのはわかるのですが、じゃあ何なのかって改めて聞かれると、けっこう難しいな…と思うのが正直なところ。
とはいえ、それで「ちゃんちゃん♪」というわけにもいきませんので笑
今、暫定的にお伝えするとしたら、
目の前の大切な人の能力・精神力・意思をその本人以上に信頼し、応援し続けることで、目的に向かうための安心を得てもらうためのスキル。
と説明します。安心のところは、勇気でも良いし、胆力でも良い、自信でも良いです。
大切な人の努力は、何が何であっても報われてほしい。
そのために、その人の持てる力を引き出し、自信を持って前に進んでもらうこと。
コーチングの役割を抽象的に説明するとしたらこうなります。
そして、そのために欠かせないのが「コミュニケーション」であり、コーチングが何を持って「安心、自信、胆力」を引き出すかというと、コミュニケーションです。
全ての問題は、人間関係に帰結するといっても過言ではないわけですから。
ある時、会社の後輩が「仕事ができない」で悩んでいたので、細かく話を聞いたことがありました。
曰く「色んなアドバイスをもらうけど、何を言われているのかわからない」と。
アドバイスそのものはありがたく感じているし、必要なことを言ってくれているのもわかる。
だけど、時間を割いてもらっていることがまず申し訳ないし、もっと申し訳ないのが、言われていることがどうしてもよくわからない。だから実践しようにもできないと。わかりたいのに。
これって、「仕事の悩み」であるようで、実は人間関係にある悩みなんですよね。
なぜなら、コミュニケーションをとる中で、「その人にあった形、タイミングでのアドバイス」であれば、機能したかもしれないからです。
どんな形であれ、伝え方と伝え時が本人にとってどうか?が大事なことであって、伝え手がどんなに「これが良い」と懇切丁寧に伝えても伝わらない。
言われているほうも、変な遠慮があるし、視点が「自分」に向きっぱなしですから準備ができてない。
自分の状態を理解し、相手のことを理解しようと努める。
そして、間に横たわる課題に取り組んでいくことができなければ、どんな仕事もうまくはいかないんだなと思いました。
そもそも、仕事というのは「誰かのため」であるはずです。常にです。
そして、仕事というのは、1人でできるものでもないわけです。
なので、コミュニケーションがどうしたって肝になるんですよね。
私がコーチングを学び続ける理由がここにあります。
自分にとって、今の課題は何か。
それは、人それぞれであることは自明のこと。
ただ、人間関係やコミュニケーションに課題を感じているということであれば、コーチングをまなんでみるのも良いものですよ。
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TCS認定コーチ。企業でがんばる主体的サラリーマンを応援する者です。