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子育てによる夫婦のすれ違い、どうすればいいのか…?

子育ては夫婦で協力して行いたいものです。

しかし!子育てによって夫婦仲が悪化してしまっていることも珍しくありません…。子育てによる夫婦のすれ違いってどうすればいいの?そんな悩みを持つパパ・ママへ、今日は記事を書いていこうと思います。

■「産後クライシス」って?

産後クライシス

とは出産後2~3年ほどで夫婦仲が急激に冷めてしまう状態のこと。出産や子育てのストレスや不安から、特に女性側の愛情が冷え込み、夫婦関係が悪化してしまうことが原因です。

良いコンテンツを見つけたので、まずこちらを観てほしいです。

子育てですれ違ってしまったときのママとパパの気持ち。
それぞれ相手にどんな不満を持っているのでしょうか?

■ママ側の気持ち


・体調が万全ではなく疲れ果てているのに、ほぼひとりで子育てをするのはキツイ
・一生懸命育児をしているのに、夫が評価してくれない・気遣ってくれない
・こちらが言わないと家事をしてくれない
・自分ばかりが子育てや家事に時間を取られている
・出産前と変わらない生活をしている夫にイライラする

■パパ側の気持ち


・妻がいつも不機嫌で、八つ当たりをされる
・子育てをしていても、妻に見張られているように感じる
・家事を行っていると文句を言われてしまうのでやる気がなくなる
・コミュニケーションを取ろうとしても拒否される
・仕事に対して、子育てから逃げていると責められてツライ


これらは、産後クライシスに直面した夫婦の意見としてよくあるもの。

積極的に家事や育児に参加してほしいと思っているママと、そのイライラをプレッシャーに感じてしまっているパパの姿が見えてきます。
こうした不満が解消されずにいると、ケンカが増えたりイライラしたりすることがどんどん増えて、産後クライシスとなってしまうのです。


■悩みを抱えているパパ・ママはたくさん!


でも、子育ての生活の中で夫婦間のすれ違いが起きてしまうのは良くあることです。

「ゼクシィBaby妊婦のための本」の調査によれば、0か月~2歳までの子どもを持つ母親の約35%が産後クライシスを経験していると回答しました。
また別の調査では、6割以上の母親が産後クライシスを経験し、そのほとんどが夫への愛情の冷え込みを感じているとのこと。多くの夫婦が、子育てによるすれ違いを感じているのです。子育て期間にパートナーとの関係に悩むのは、あなただけではないので安心してくださいね。

■すれ違いの原因ってなに?


大切な赤ちゃんを守ろうと一生懸命お世話をするママと、愛する妻と子のために一生懸命働くパパ。それぞれが家族のために頑張っているのは間違いありません。しかし、子育てによってどんどんお互いの心が離れていってしまう。こうしたすれ違いはどうして起きるのでしょうか。

・ホルモンバランスの変化
女性は出産後急激に女性ホルモンが低下します。これにより、体の中のホルモンバランスが乱れて、体調を崩したりメンタル面が不安定になったりするのです。出産は命がけの大仕事であり、ママの体には大きな負担がかかります。そのうえ、産後にはホルモンバランスが乱れ、さらに退院後は育児による睡眠不足状態。気持ちに余裕がなくなってしまうのは当然でしょう。
パパからするとただイライラしているように感じるかもしれませんが、ママは心も体も疲れ切ってしまっているのです。ママは心身ともに疲れ切っているということを、パパはまずは分かってあげましょう。

・子ども優先の生活
子育てでは子ども優先の生活になるため、睡眠時間が削られたり、自分の時間が減ったりと、生活リズムがこれまでとはガラリと変わります。自分のペースで生活できなくなることに加え、子どものお世話に悩む場面も多いものです。うまくいかないことも多く、日々の生活でフラストレーションが溜まってしまいます。

・環境変化の差はママの方がはるかに大きい
子どものお世話をするのは、どうしても母親が負担することが多くなってしまいます。子育て生活において、女性が今までとまったく同じ生活を送ることはほぼ不可能です。働きやすい環境が整ってきているとはいえ、子育てでキャリアを諦めたり、仕事内容が変わったりする方もいるでしょう。何か月もお腹に赤ちゃんがいる状態で気遣いながら生活し、今までの仕事は同じようにできず、出産後は即24時間体制での子育てが始まるママの負担は、とっても大きいのです。
一方で、パパは産休も体の負担もないため、今までとほぼ変わらない生活となります。もちろんパパも負担は増えますが、ママと比べるとどうしても変化は小さいのです。ここを理解しておかないと、心のすれ違いが生じてしまいます。

・コミュニケーション不足
子育てしているとコミュニケーションがとれなくなることが多いようです。イライラしてケンカになってしまうことや、子育てによる生活リズムのズレで会話する時間がないということも。伝えたいことやお互いへの気持ちも言えないことで、相手への不満が高まり、愛情が感じにくくなってしまうこともあります。ただイライラを募らせるだけでなく、相手にどうしてほしいのか、どう思っているのかを伝えることも必要です。同じ気持ちでいるのに、言葉が足らずにすれ違うケースも多いです。きちんと思いを言葉にして、冷静に話し合うことが大切です。直接話すタイミングが取れない場合は、メッセージなどでも良いので、積極的にコミュニケーションをとることを心がけましょう。

■夫婦のすれ違いを起こさないためには?

・ママの体の変化を知る
・コミュニケーションを積極的にとる

以外にも

・家事や育児に協力する&ママを労う
・パパに寛容であること

がすれ違いを起こさない第一歩です。

家のことや育児に協力しているつもりでも、実際に家事・育児に時間を割いているのはママの方が多いでしょう。パパは、できる限り家事や育児には積極的に参加してください。実際に行うのも良いですが、大切なのは家事や育児を頑張っているママを労ってあげること。パパが認めてくれれば、イライラも減っていくかもしれません。
またママ側も、パパが家事や子育てに協力してくれることに対して、不満をぶつけたり噛みついたりするのはNG。パパなりに協力してくれようとしていることを理解し、素直に甘えてみましょう。よそのお父さんと比べたり、家事などにダメ出ししたりするのもトラブルの元です。


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