コマロン|半径5キロの子育て

くらしの当事者が「半径5キロの子育て」を伝えあう場(2021年、東京国分寺うまれ)。見…

コマロン|半径5キロの子育て

くらしの当事者が「半径5キロの子育て」を伝えあう場(2021年、東京国分寺うまれ)。見えにくい、数値化できない「育つこと」をゆっくり考えています。毎日新聞記者が育み中→ https://socialaction.mainichi.jp/comaron_top

マガジン

  • 正解がなくても、考え続ける

    仙台で始まった子育て中心の暮らしを、転居した東京で再構築している砂子啓子さんの視点を伝えます。「東日本大震災当時、2歳と4歳だった息子も、中学生になりました。育児、家事、防災、仕事、地域活動。複合的視野を持って暮らしています」

  • 白梅学園大学子ども学研究所・白梅幼稚園から|小平

  • 行ってみたい。

    コマロン編集部の誰かが、「行ってみたい」「行くかもしれない」、と思った場の情報。子育てにまつわるイベント@東京・国分寺、小平界隈の話題が多くなりそうですが、多分それだけではありません。

  • 国分寺、小平、小金井界隈のこと

    東京・国分寺界隈の「子育て」にまつわる記事。コマロンで伝えていきたい、「国分寺」と、「子育て」のこと。

  • まいにちママ時代

    コマロンがうまれる前に、ひとりの記者がつづっていた子育てのこと。

最近の記事

人が育つように、メディアも育つ。コマロン、少しずつお引っ越しします。「行き先」と、これから。

人が育つように、メディアも、場も育つ。そんな思いで、新聞記者であり、子ふたりを育てる母である私は、コマロンをゆるやかに続けてきました。 子の「根っこ」とであい、感じたこと、気づいたこと。育つ「過程」。目に見えにくい変化。子どもの繊細な気持ち。――仲間を増やしながら、ひとつひとつ、文章にして、届けてきました。最初は1人ではじめましたが、今はたくさんの方に関わっていただいています。ありがとうございます。 こんなふうに、「note」というプラットフォームで育ったコマロンですが、

    • 「現実とかけ離れている?」ケアの難しさを知る学生からみた、マスメディア|保育を学ぶ白梅学園大学でコマロンの授業⑤

      子育ての日常を伝えたい――。そんな思いで、新聞記者である私は、コマロンを立ち上げました。それに対し、こんな感想を書いて下さった学生さんがいます。 そして、私が学生の皆さんに伝えたかったことを、私以上に分かりやすく表現してくれていました。(ありがとう!) このほかにも、学生の皆さんがコマロンへの応援メッセージや、コマロンのありかたを端的に表す文章をたくさん寄せてくれましたので、一部をご紹介します。保育を専門的に学ぶ学生さんならではの表現も多く、とても勉強になりました。ありが

      • 自分の存在を、否定しないで欲しい |保育を学ぶ白梅学園大学でコマロンの授業④

        コマロンの授業では、文章の書き方のコツなどをお伝えしました。その後、目指している職業について自由に書いていただきました。保育士、介護福祉士、教員、少年院や乳児院、社会福祉協議会で働きたい、人の役に立ちたい――。さまざまな目標が集まりました。「大学に入学して、迷うようになった」などと正直に書いてくれた方もいました。 一部を3回に分けてご紹介いたします。(3回目) 他にもたくさん、大切な文章が集まりましたが、学生さんご自身の経験が、将来の目標につながっていることが描かれている

        • 子どもの「側にいる存在」に |保育を学ぶ白梅学園大学でコマロンの授業③

          コマロンの授業では、文章の書き方のコツなどをお伝えしました。その後、目指している職業について自由に書いていただきました。保育士、介護福祉士、教員、少年院や乳児院、社会福祉協議会で働きたい、人の役に立ちたい――。さまざまな目標が集まりました。「大学に入学して、迷うようになった」などと正直に書いてくれた方もいました。 一部を3回に分けてご紹介いたします。(2回目) 他にもたくさん、大切な文章が集まりましたが、学生さんご自身の経験が、将来の目標につながっていることが描かれている

        人が育つように、メディアも育つ。コマロン、少しずつお引っ越しします。「行き先」と、これから。

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        • 正解がなくても、考え続ける
          4本
        • 白梅学園大学子ども学研究所・白梅幼稚園から|小平
          19本
        • 行ってみたい。
          8本
        • 国分寺、小平、小金井界隈のこと
          18本
        • まいにちママ時代
          25本
        • 結論がなくても、誰かに伝えたかった子育てのこと
          8本

        記事

          幼稚園で靴箱清掃をしていたら、ダンゴムシが・・・ |保育を学ぶ白梅学園大学でコマロンの授業②

          コマロンの授業では、文章の書き方のコツなどをお伝えしました。その後、目指している職業について自由に書いていただきました。保育士、介護福祉士、教員、少年院や乳児院、社会福祉協議会で働きたい、人の役に立ちたい――。さまざまな目標が集まりました。「大学に入学して、迷うようになった」などと書いてくれた方もいました。 一部を3回に分けてご紹介いたします。(1回目) 他にもたくさん、大切な文章が集まりましたが、学生さんご自身の経験が、将来の目標につながっていることが描かれている実感の

          幼稚園で靴箱清掃をしていたら、ダンゴムシが・・・ |保育を学ぶ白梅学園大学でコマロンの授業②

          「保育園の連絡帳もメディアのひとつ」 保育を学ぶ白梅学園大学でコマロンの授業①

          授業の中で、新聞記者である私(コマロン編集長)がインタビューする際に心がけていることなどをお話しいたしましたが・・・ 学生さんから「インタビューの心構えは、保育者が子どもと関わるときの心構えに似ている」という鋭い感想が届きました。 また、1年ほど前、コマロンをはじめるときに書いたこちらの記事についても、話しました。 ここでも触れたのですが、転勤族でママ友が極端に少なかった私(コマロン編集長)は、各地で出会った園の先生が書いて下さった連絡帳やおたよりの文章が、心の大きな支

          「保育園の連絡帳もメディアのひとつ」 保育を学ぶ白梅学園大学でコマロンの授業①

          〝生ごみ収集→持参〟のワンサイクルを終えて

          こんにちは。 にこさんぽ編集室@西国分寺 です。 この夏休み、我が家の豆太郎(4歳)と 国分寺市の生ごみ収集 (生ごみ堆肥化事業) に参加してみることにしました。 その取り組みのなかで 感じたことを連載形式でリポートしていきます。 【前回の記事】 月曜日になり、いよいよ 今日は生ごみの回収日です。 回収場所の公民館に行くと 「のぼり」が立っていました。 係の方もいてくださり、初めてでも安心。 豆太郎が係の方とお話ししていると、 近所の方が生ごみを プラスチックのツボっぽ

          〝生ごみ収集→持参〟のワンサイクルを終えて

          〝生ごみ〟が〝お宝〟になったよ

          こんにちは。 にこさんぽ編集室@西国分寺 です。 この夏休み、我が家の豆太郎(4歳)と 国分寺市の生ごみ収集 (生ごみ堆肥化事業) に参加してみることにしました。 その取り組みのなかで 感じたことを連載形式でリポートしていきます。 【前回の記事】 4日間の生ごみ収集&保管を無事に終え、 いよいよ明日は 公民館に持参する日となりました。 「明日ナマゴミン持って行こうね」 と声をかけると「イヤだ!」と豆太郎。 (〝ナマゴミン〟は 豆太郎が名付けた生ごみの総称です) 予想

          〝生ごみ〟が〝お宝〟になったよ

          アメニモマケズ 生ごみ乾燥への道

          こんにちは。 にこさんぽ編集室@西国分寺 です。 この夏休み、我が家の豆太郎(4歳)と 国分寺市の生ごみ収集 (生ごみ堆肥化事業) に参加してみることにしました。 その取り組みのなかで 感じたことを連載形式でリポートしていきます。 【前回の記事】 突然ですが、我が家では 〝堆肥になる生ごみ〟 のことを総称して 〝ナマゴミン〟と呼ぶことになりました。 「ナスの皮、お昼には乾くかな」 「魚の骨は上級者向けだね」 などと話すうちに、 どうやら豆太郎の中で愛着がわいたよう

          アメニモマケズ 生ごみ乾燥への道

          「お手紙ごはん」でめぐる思い 持ち寄って育つ「ぶんじ食堂」

          4歳娘の母、服部ちふみです。 夫と娘と私、家族3人で 4月に東京都国分寺市に引っ越してきました。 7月にもコマロンで 「ぶんじ食堂@ぶんじ寮」に行ってきました〜と 紹介させてもらいました。 ぶんじ食堂とは、 携わるみんなが 自分のできることを持ち寄って つくり、育てる食堂。 国分寺市のさまざまなところで開催されています。 地元国分寺市で採れた野菜「こくベジ」が使われた お料理や、おやつを食べることができます。 このぶんじ食堂、毎月開催されているのです! 次回は、8月2

          「お手紙ごはん」でめぐる思い 持ち寄って育つ「ぶんじ食堂」

          「子どもを信じて、待つ保育」~8/22 映画『Life ライフ~ピッコロと森のかみさま~』上映会@カフェスロー

          子どもに厳しく言った日の夜、 布団の中で自問自答します。 一体わたしは誰の方を向いて、 何を気にして子どもと接しているのだろう。 目の前の子どもに伝えるためではなく、 自分のペースや世間体を守るために 叱って(怒って)しまっているのではないか。 時を止めてゆっくり考えたい。 でも、時は止められません。 ひとりでじっくり考える余裕もありません。 そんな時、山梨県北杜市にある 森のようちえん〝ピッコロ〟を舞台にした、 ドキュメンタリー映画の上映&お話会 がカフェスロ

          「子どもを信じて、待つ保育」~8/22 映画『Life ライフ~ピッコロと森のかみさま~』上映会@カフェスロー

          我が家の生ごみ総点検!

          こんにちは。 にこさんぽ編集室@西国分寺です。 この夏休み、我が家の豆太郎(4歳)と 国分寺市の生ごみ収集 (生ごみ堆肥化事業) に参加してみることにしました。 その取り組みのなかで感じたことを 連載形式でリポートしていきます。 【前回の記事】 そもそもどうして生ごみを 嫌いになってしまうのでしょう。 ついさっきまで食べ物だったのに。 原因はおそらく「水分」と「におい」。 生ごみ収集において初心者の私たちは、 まずは水分とにおいが 少ないものからトライし、 それ以外は

          我が家の生ごみ総点検!

          小平生まれの私、が伝える「あそぼうかい」

          はじめまして。東京都小平市生まれ、小平育ちの 大学3年生、伊藤恵子と申します。 小平は、地域と人の関わりが〝濃い〟街 だと思います。近所を歩いていると、 おじいちゃんおばあちゃんが 「おはよう」と声をかけてくれます。 今は、小平市にある白梅学園大学に通い、 「白梅子育て広場」のメンバーとして、 企画や運営に携わっています。 白梅学園大学に進学したきっかけは、中学時代の担任の先生です。近所の子どもたちと遊ぶのが好きだった私が「保育士になりたい」と伝えたら、保育について専門

          小平生まれの私、が伝える「あそぼうかい」

          悩ましき! 夏場の生ごみ保管問題 

          おはようございます! 皆様いかがお過ごしですか? 長い夏休みに頭を悩ます、 にこさんぽ編集室@西国分寺です。 この夏休み、我が家の豆太郎(4歳)と 国分寺市の生ごみ収集 (生ごみ堆肥化事業)に 参加してみることにしました。 その取り組みのなかで感じたことを 連載形式でレポートしていきます。 参加するには事前申請(登録)が必要なので、 早速市役所に電話をかけました。 はじめての試みに緊張するも、 職員の方のやさしい応対に気持ちもほぐれて 「よーし!やるぞー!」とやる気MA

          悩ましき! 夏場の生ごみ保管問題 

          夏休みは、生ごみを公民館に持って行こう。

          暑い〜!みなさまおはようございます。 にこさんぽ編集室@西国分寺 です。 もうすぐ夏休みですね。 4月から幼稚園に通い始めた 我が家の豆太郎(4歳) にも初めての夏休みがやってきます。 うっすらと頭をかすめる 〝この元気の塊と40日間どう過ごそうか〟問題。 「豆太郎といっしょにたのしめることはないか。 できれば規則正しい生活の、一助になるもの……」 と思いながら市報を読んでいると 「生ごみ収集はじまります」の記事が。 公民館は、私たちが いつも利用している図書館に併設

          夏休みは、生ごみを公民館に持って行こう。

          「できること」を持ち寄って、みんなで育てる場所―― ぶんじ食堂@ぶんじ寮 次回7/16,8/1

          はじめまして! 4月に東京・国分寺市に 引っ越してきた服部ちふみです。 子どもと、家族と過ごす場所を 地域にみつけていきたいなと思っています。 たとえば、いつもの日常、 いつもの〝ごはん〟。 その一部を、 まちの人たちと味わってみたい・・・! そんなわけで、 先日、「ぶんじ食堂@ぶんじ寮」 に家族で行ってきました! ぶんじ食堂とは、 携わるみんなが自分のできることを 持ち寄ってつくり、育てる食堂。 国分寺市のさまざまなところで 開催されています! 私が、国分寺に

          「できること」を持ち寄って、みんなで育てる場所―― ぶんじ食堂@ぶんじ寮 次回7/16,8/1