見出し画像

2022年4月開校の4ヶ月コースについて

みなさんこんにちは☺️
Change Makers' Collegeファシリテーターの山本晃平です。

2022年4月17日から、7回目の4ヶ月間のコースがスタートします!
すでに何人かが申し込みをしてくれて、今から4月が楽しみです☺️

コース概要をまとめたので、ぜひご覧ください🙃

間にある絵はウニとワカメです。
4ヶ月中たらふく食べられます。

リレーションシップコース、ペダゴーコース概要

※3月21日からは3週間のリトリートコースがあります。リトリートコースご希望の方も4ヶ月コースの説明会にお越しくださいませ。当日一緒にご説明させていただきます。



Change Makers' Collegeの4ヶ月コースとは?

4ヶ月のコースは、これまで4年間で43名が卒業しました。
昔ながらの暮らしが残る陸前高田市広田町で、住民同然に暮らしに溶け込みながら、仲間と共同生活をします。

醤油の貸し借りなどかわいいもので、授業中にも関わらず、炊飯器と鍋を持って近所のおじいちゃんが縁側に現れることもあります。

私とあなた、自分とコミュニティ、学び舎と地域、あらゆる境界が曖昧になっている広田町での暮らしは、一人一人の生き方や社会の捉え方に対して様々な問いを与えてくれます。4ヶ月コースは、その期間の長さから、この社会においての、自分の持続的なあり方を探すことができます。

暮らしの様子

古民家を拠点に共同生活をするCMC。
また、徒歩圏に音楽室やアトリエ、バーがあります。
コンビニや居酒屋のような便利なお店がないからこそ、どれもこれまでの移住者たちが手作りで作った施設です。
予定もお店も何もない余白に戸惑う人も、徐々に自分なりの余白の使い方を知っていきます。
こうした日常から、自分で選ぶことができる感覚を得ることができます。

4ヶ月中に暮らす古民家の様子
左から、アトリエ、音楽室、コミュニティスペース

 

朝ごはん食べていけ〜と突然声がかかることも日常茶飯事です☺️

自分たちの畑もあり、その日に収穫した野菜を美味しくいただいています。

魚もよくもらうので、自然とさばけるようになります。初めは興奮気味に取り掛かってますが、後半になると慣れた手つきでお手の物。本当に美味しいんです。


クラスの紹介

A subject・・・必修クラス。コースごとに違っていて、リレーションシップクラスとペダゴークラスに分かれます。
B,C,D subject・・・選択クラス。コースに関係なく誰でも選択できる。広田に暮らす移住者や町民が、それぞれの関心を元にコーディネーターとしてそれぞれのクラスを実施します。

対話をベースに進行するA subject
リレーションシップコース、ペダゴーコースは共に、対話と理論を元にそれぞれのテーマを探求していきます。

リレーションシップクラス
リレーションシップコースで探求するのは、「関係性のデザイン」です。
4年間CMCをする中で見えてきたこととして、幸せや豊かさは個人だけで作られるものではないということがあります。自分自身のことを探求し続けることも大切ですが、そこに加えて、他者や社会と自分らしくつながるにはどのようにしたらいいのか?というのを探求していきたいと思います。

扱うトピックとしては、コミュニケーション理論や、異文化理解、日本文化を予定しています。

ペダゴークラス
ファシリテーターは、デンマークから日本に移住し2年半陸前高田の保育園で働いていたトリーネ・ヴィレモッセさんです。デンマークの大学でペダゴーを学び、専門資格を所有しています。
ペダゴーの持つマインドセットやスキルを、対話を通して理解していきます。日本の現場を体験したからこその、日本に必要な"ペダゴー"を一緒に探求していきます。

トリーネは広田町の子供向けに英語教室も開いています。
授業のベースになる理論。私たちもどんな内容になるのか想像つきません。
※3月21日からは3週間のリトリートコースがあります。リトリートコースご希望の方も4ヶ月コースの説明会にお越しくださいませ。当日一緒にご説明させていただきます。

五感をたくさん使うB,C,D subject
選択クラスでは五感をフルに使うアクティビティがたくさん行われます。
森に1日入るクラスや、ナチュラルフードを作り、食べるクラス。ビーチコーミングをしたのちにハンドクラフトを行うクラス。
広田町の自然をフィールドに様々な切り口で、コーディネーターとともに探求していきます。

アートクラス
3週間限定でみんなで作品を作りきるクラス。
最終日には町の人を招待して発表会をしました。
テーマは、「私がこの町で感じたこと」
一人一人が自分がしたい表現方法で発表をしていました。これを機に初めて楽器に挑戦する人もいます。広田の方はこういう場が大好きなので大盛り上がりです。

発表会後は感想共有の時間。4ヶ月の前半でやるので、改めて自己紹介も兼ねて歓迎してもらいます。



エコクラフトクラス
写真は、B subjectのエコクラフトクラスで作った作品です。
岩手県に多数ある牧場を見学し、牛が排出するCO2の量についてなどを知り、作品を作ってみたようです。しかし牛肉が美味しいのもまた一つ事実。地球環境と自分の幸せをどう両立していくのかを対話していました。

この他にも、農薬や添加物を使わないナチュラルフードを作って食べて探求するナチュラルフードクラスや、3日間スマホを手放し森に入るアロウキャンプ等々、楽しい授業がたくさん待っています☺️

4ヶ月中のイベント

広田町には、運営するNPO法人SETのメンバーが20人ほど移住しています。彼らも4ヶ月間共に暮らす仲間であり、CMCメンバーのことを新しい移住者として歓迎してくれました。

ウニ。
移住者の中には子育て世代もいます。


卒業生には、漁師や農家となって陸前高田周辺で住んでいる人もいます。
この日は、CMC卒業後、気仙沼で漁師になった卒業生を訪ねにきました。
余白がある分、自分たちの関心ごとに合わせて、いろんな場所に足を運んでいます。

8月には修学旅行に皆で行きます。昨年は岩手県内を周りました。
写真は野田村にある宿「苫屋」
世界中を旅したご夫婦が経営されています。手紙でしか予約が取れず、本当に行けるかドキドキでした。
満点の星空を見上げて、夜遅くまで語り合ったのは忘れられない思い出です☺️ 


そして卒業展示会と卒業セレモニー。
卒業展示会は、自分たちが暮らしていた古民家を展示ブースにして町の人にも見にきてもらいます。前日は文化祭の準備のような雰囲気でした。

自分たちを自分たちで卒業させることを大切に、最後まで学びの結びを行います。タイムカプセルもしっかり埋めて卒業!5年後に皆でまた集まる予定です☺️


その他noteでも紹介をしていますので、もしよければご覧ください☺️


過去参加者の声

過去に参加された方の体験記やインタビューの一部をご紹介したいと思います!ぜひご覧ください☺️

▼2020年4月〜8月に参加した小林夏菜さん


▼2020年10月〜2021年2月に参加した有田麻梨奈さん


▼2020年10月〜2021年2月に参加した外村祐理子さん


※3月21日からは3週間のリトリートコースがあります。リトリートコースご希望の方も4ヶ月コースの説明会にお越しくださいませ。当日一緒にご説明させていただきます。

最後に

ご覧いただきありがとうございました。
CMCの説明会に来る方は、皆さん何かしら人生の分岐点を迎えてらっしゃることが多いです。CMCに4ヶ月間来るということは、その分岐点でほっと一息つきながら座ってみることなのではないかな〜と私は思います。

そして、いろんなことを感じて、考えて、仲間といっぱい話して、自分がこれからどう生きていこうか?ということを、いろんな可能性を考えながら探せる権利を自分に与えてあげることなのだと思います。

本来はみんな持っているはずのその権利ですが、人によっては勇気のいる選択かもしれません。そういうわけで、説明会だけでなく1対1での相談もいつでもウェルカムです☺️

まずは説明会でお待ちしています!
ご覧いただきありがとうございました!

※3月21日からは3週間のリトリートコースがあります。リトリートコースご希望の方も4ヶ月コースの説明会にお越しくださいませ。当日一緒にご説明させていただきます。

CMCホームページ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?