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まだ時間はあると思うな(高2向け勉強計画の立て方)

どうもこんにちは、clue zemi 講師の阿部です。
今回は対象を高校2年生に絞って勉強計画の立て方を伝授していきたいと思います。
高2に絞る意味はあるの?
あります。
計画をたて、受験勉強を始める準備を進めるべき時期に差し掛かるからです。
ある意味受験勉強はすでに始まっているといってもいいでしょう。
まだ時間あるし高3直前の春休みに計画立てるかー
では遅い可能性があります。
計画は完成するまでに時間がかかります。
というのも計画は、
「立ててみる→ 修正する」を何回か繰り返す必要がどうしても出てくるからです。
つまり時間がかかるわけで、
これを高3から始めると本格的な受験勉強期間を圧迫してしまいます。
ということで高2の今!すぐに始めましょう。

1.何をやるか決める

具体的に、何の参考書、問題集を使って勉強するか決めないことには始まりません。
参考書の情報を集め、志望校レベル到達までの「参考書ルート」を定めましょう。科目ごとに、おおむね何をやらないといけないかは決まっています。
例えば英語だったら、
①単語・熟語 
②文法 
③構文 
④長文 というような感じです。
それぞれのフェーズで人気の参考書を知り、何をやるか決めましょう。
本屋の参考書コーナーを見に行くのもいいですが、
王道を知るにはYouTubeのCASTDICE TVの動画がおすすめです。
注意点としては、背伸びして難しめの問題集に手を出さないこと!
高校2年生ならまだ基礎から積み上げないといけない人の方が多いでしょう。
また、時間がかかる問題集もよく考えて買ってください。
秋に差し掛かるくらいでチャートをいちから始めるとなると厳しい戦いになります。
残された時間も考慮してください。

2.ペースを決める

まず自分の生活を見直し、平日と休日に分けてどのくらい勉強時間を捻出できるか把握しましょう。
「どのくらい勉強するか」ではなく、「物理的にどのくらい勉強できるか」です。
それに基づき最大限勉強してみてください。
そこで、どのくらい集中力が続くか、何分おきに休憩を挟むかなどを把握します。
それと同時に一日にどのくらい勉強が進むかを把握します。
チャートが3問できた、書き込み教科書を5ページ覚えた、などです。
そしてここからが大事な作業です。
一冊の参考書がそのペースで行くとどのくらいの期間やることになるのかがわかるはずです。
それに基づき今のペースで遅くないか判断してください。
高3の秋くらいからは過去問に取り組み始めたいところです。
それまでにこのペースで1で決めた参考書達が全部完璧になるかということです。遅いならば勉強時間を増やすか、取り組む参考書を減らさないといけません。

3.細かく計画する

ここから計画を詳細にしていきます。
1と2で大雑把な計画は定まったと思います。
たとえば数学なら、
2年8月~3月はチャート、
3年4月~7月はプラチカ、
7月~10月は上級問題精講、
11月~過去問
といったような感じです。
月ごとの勉強が決まりますね。
ここから計画を週単位、一日単位にしていきます。
まず日曜日の夜に月曜からの一週間の計画を立てます。
勉強時間、勉強内容の二つを同時に決めてしまうのをお勧めします。
勉強時間は50時間、
勉強内容はチャートが例題47~53、
英単語500個......
といった感じです。
常に今の状況に合わせて小さな修正をかけていくのはありです。
チャートのこの問題にてこずってえらく時間を圧迫してしまったなら勉強時間を延長したり、時間内にすんなり範囲がおわってしまったなら内容をさらに付け足してよいということです。
注意点は、背伸びしすぎないこと。
特に勉強時間です。
大変な勉強時間を設定して達成できなかったとき自己嫌悪に陥るよりは、少しゆとりを持たせて達成しやすくした方が精神衛生に良いでしょう。
また、勉強時間、勉強内容、どちらに重きを置くかは自由です。
次に勉強内容を一日ごとに割り振っていきます。
月曜日は数学、英語、古文、
火曜日は物理、化学、日本史、
といったように科目を決め、それぞれの勉強時間か内容を決めてください。
ここでも先ほど述べたように時間と内容、どちらを重視しても構いません。
注意点は、週に一回は勉強予定を何も入れない日を作るということです。
ここを調整日にします。
あまりに進捗を生めなかった内容などを集中して片づけたり、勉強時間が少なすぎたときにまとまった勉強時間を確保したりして計画倒れを防ぎます。
そしてここまでやってみたうえで1とか2で決めた計画が無謀だったりすることなどがわかったら修正もありです。
なので最初に計画は完成するまで時間がかかるから高3からでは遅いといったのです。
以上です。

こんな感じが理想でしょう。
重要なのはトライアンドエラー。
高2のうちにあれこれやってみてください。
しかし高3になってからエラーばかりでは効率が悪いので、
自分を知り、計画倒れしないプロフェッショナルな状態を目指しましょう。
最後に補足ですが計画を立てるときにアナログに紙に書きだして整理したり、デジタルにスタディプラスなどを利用してスマホで管理したりするかは自分が好きな方でいいです。
また勉強計画の立て方はYouTubeにも多く動画がありますので参考にするのも良いでしょう。


阿部先生(新)

阿部先生説明

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