PMとして社会に価値のあるサービス開発を目指す
こんにちは!クラウドサーカス 開発チームの青崎です。
私は、2022年10月に入社し、現在は、COCOARとCrowdBoothの2つのプロジェクトマネージャー(以下、PM)を担いながら、開発業務にも携わっています。
今回は、私がこの記事を通じて、クラウドサーカス(以下、CC)での経験や私が大切にしているエンジニアとしての価値観、これからのキャリアについてお伝えします。
PMとしてのキャリア設計を模索し、CCへ
もともとSEからPM寄りの業務に進んでいきたいと考え転職活動をしていました。そして、クライアント案件ではなく、自社サービスのPMポジションに携わりたいと考えており、その条件下で活動していた時にCCからオファーをもらいました。複数社から実際に業務の内容や組織文化の話を聞いてみて、PMというポジションも含めて、幅広く自分がやってみたいことへの挑戦を積極的に後押ししてくれそうな感じがしたのがCCだったので、入社を決めました。
PHP&Laravelでの開発経験があったため、入社した当初はカスタマーサクセスマネジメントツールの『Fullstar』(Fullstar紹介記事)のSEとして開発業務をしておりました。2ヶ月経過したタイミングでオンライン展示会ツールの『CrowdBooth』のPM兼SEを担当することになり、現在は、CrowdBoothではPMをメインに2名体制で開発を進め、2023年の7月からモバイルARアプリ『COCOAR』のPMポジションも兼務しています。
実際に、自分から手を挙げて携わったプロダクトには、2つとも携わることができていますし、CCでは各個人のキャリアビジョンを重視し、それを実現できる環境を提供してくれていると思います。年齢関係なく挑戦はしやすい組織文化であると思っているので挑戦してみたいという気持ちが強い方にはマッチしている環境だと感じています。自社サービスのPMというポジションは、開発だけでなく事業サイドとも目線を合わせながらどうやって売れるプロダクトにしていくかということも考える必要があります。これまでSEとしてクライアントワークをすることが多かったキャリアと比べると、現状の自社サービスのPMポジションは、開発者としての目線だけでなく、マーケティング目線を持ちながら開発に取り組めるので、多角的な視点を持って開発できることがで楽しいです。
7月以降、2つのプロダクトのPMをしているということもあり、自分のストレッチゾーンを広げながら業務にのめり込んでがむしゃらに仕事ができています。VPoEの土屋さんにPMとしての心得やTipsを共有いただけているので、少しずつ自分のキャパシティを広げ、アウトプットのクオリティを上げていきたいと思っています。
SEへの第一歩はあの有名ドラマがきっかけ
中学生の時、どの高校へ進むかの進路を決めなければならないタイミングがありました。もともと介護関係の学校に行こうかと思っていましたが、ちょうどそのタイミングで、石原さとみさんが主演で出ていたリッチマン・プアウーマンというドラマに出会いました。単純に「エンジニアって良さそうだな。小栗旬って格好いいな。」と思い、自分もエンジニアになって自分でプロダクトを世の中にリリースしたいという考えだけで、技術系の高校に入ることになりました。
今ではエンジニアとして世の中にサービスを提供するという点で、リッチマン・プアウーマンの日向徹と同じことができていると思うとあのとき技術の道に進む選択をしてよかったと思います。
エンジニアとして大事にしていること
私がこれまでのエンジニア人生から見つけた大切にしていることについて2つ紹介します。
まず、1つ目は、開発に対する考え方の部分で、機能ベースで課題を見つけるのではなく、課題ベースで機能を開発していくことです。当たり前のように思えるかもしれませんが、プロダクトを成長させようとすると目の前のプロダクトが持っている機能からどんな課題を解決できそうかを考えがちです。ただ、それでは社会実装された状態、つまり、お客様の手元に届いたときに、本当に求められている機能をリリースできる確率は低いと思います。なぜなら、サービス提供者が主体の開発になっているため、市場とのギャップを埋め切れていない場合があるからです。
多くのエンジニアが思うことだとは思いますが、私は開発した機能をユーザーに使ってもらうのであれば、喜んでほしいと思っています。そのためにもサービスから得られるユーザーの行動ログからどこに課題がありそうかを抽出し、その仮説をもとに新規開発や改善開発をするのかといった流れになるべきだと考えます。
次に日々の業務に対する行動という側面において、シングルタスクを高速で回すことです。これまで案件を複数抱え、その結果タスクも複数持っている状態が多かったので、タスクの進め方に関しては常に何が効率的かを考えていました。案件を複数抱えていた頃は、マルチタスクを実践しようと思ってやっていたのですが、効率が悪く、アウトプットの質も低かったです。そこで、シングルタスクで目の前のタスクを全力で処理し、それを継続するやり方に変えました。結果的にシングルタスクを高速で回していくことが最も効率的でアウトプットの質が高いことに気づきました。現在でも、2つのプロダクトのプロジェクトマネジメントができているのもこの考え方をもとに、やるべきことの優先順位を付けて、業務を遂行しているからだと思っています。
今後のキャリアビジョン
私は、技術を深掘りすることよりも社会実装されたサービス(機能)がしっかりと価値として認識され、使われることに興味があります。なので、私の場合、実装するうえで事足りるのであれば、技術は追求しません。それよりも、サービスは1人だけでは成り立たないからこそ、開発のマネジメントだけでなく、人の管理という面で組織マネジメントにも挑戦して、いきたいと考えています。
大きなことをするためには組織として機能する必要があると思っています。開発した機能も社会実装されるのであれば、ソーシャルグッドな機能でありたいと思っています。だからこそ、より高い視座で多くのことをマネジメントしながら、何が顧客の課題で、その課題を解決する最適な機能は何なのかを考え、実装し、最終的には売れる状態にしていきたいと思っています。
これからもCCでの挑戦を通じて、社会に価値あるサービスを提供していくエンジニアであり続けたいと思っています。
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