コーヒーアイスクリームのパブロバ
この食感をひとたび知ると、とりこになります。
パブロバ。オーストラリア(またはニュージーランド)が発祥といわれるメレンゲのスイーツです。
材料がとってもシンプルで、ヘルシーにつくれる――基本的にはグルテンフリー。材料を工夫すればレクチンフリーにもなる――のに、カフェやケーキショップの定番にはならないのがちょっと不思議。
料理でつかわなかった卵白、お菓子づくりで余った卵白を保存容器にいれて冷凍保存しておけば、いつでもパブロバが焼けます。
いや、むしろパブロバをつくりたくて「余った卵黄どうしよう」というシチュエーションさえあるくらい。
「コーヒーが好き」と豪語するわりにはコーヒーが材料にはいったスイーツレシピが少ないなと思って、コーヒーのかき氷パフェのあとは、コーヒーアイスクリームをのせたパブロバを今回は意識的につくりました。
低糖質グルテンフリー「コーヒーアイスクリームのパブロバ」レシピ
材料(直径約15cm 1個分)
つくりかた
①ボウルに卵白をいれ泡立てる
②エリスリトールを3回にわけて加え、しっかり泡立てる
③タピオカスターチ、リンゴ酢、アーモンドエクストラクトを加えよく混ぜあわせる
④オーブンシートを敷いた天板に生地をのせる。直径約15cmにひろげ中央にくぼみをつくる
⑤150℃に予熱しておいたオーブンにいれ、130℃で60分、100℃で20分焼き、焼き上がったらそのまま1時間オーブンのなかにいれておく
⑥デコレーションするまでのあいだに出して冷ましておく
⑦ボウルにアーモンドミルク、カカオをいれ、カカオが溶け出すまで加熱しよく混ぜあわせ、アーモンドエクストラクトを加える
⑧ ⑦が冷めたら⑥にデコレーション。アイスクリームメーカーでつくっておいたコーヒーアイスクリームをのせ、さいごにカカオニブをトッピングする
パブロバのようなメレンゲのスイーツは卵白の泡立てが「すべて」になってくるので、そこさえクリアすればあとは簡単です。
デコレーションは自由に。本場は生クリームたっぷり、フルーツたっぷりのパブロバが多いみたいですが。
今回のようにガナッシュとアイスクリームをのせたパブロバも悪くありません。
何人かひとが集まったときにカットし、ワイワイ食べたい雰囲気のスイーツです。
こちらは、アーモンドエクストラクトではなく「バニラエクストラクト」を生地とガナッシュに加えたバージョン。
ガナッシュのあと、水きりした豆乳グルト(レクチンフリー)とピスタチオをのせています。
ひとを気軽に呼べる日が早く訪れるといいな。