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(113)歩き方

あなたは正しく「歩いて」いますか?

私の前を30代ぐらいだろうか?
紺のポロシャツに青いズボンを履いた男性がスマホを持ちながら歩いていた。
眉がキリリとしていて正面からは見ていないが横顔は清潔感がある雰囲気だった。にもかかわらず違和感があって仕方がない。 
なぜだろう?と彼の歩き方を見ていた。
左脚は真っ直ぐに着地している。しかし右脚は内足。見間違えかな?と思い何度も確認したが内足だ。

私が「気功の世界」に入ったのは娘のバレエがきっかけ。その影響で「男性の内足」ほど嫌いなものはない。(バレエは内足NG❌)

超〜超〜超〜超〜男性の内足ほどカッコ悪いものはない。(ガニ股がいいわけでもないが)

同日今度は太めの女性が私の前を歩いている。20代ぐらい。またまた違和感を感じる。彼女の足元を見た。左脚は真っ直ぐに降りている。しかし右脚が45度外側を向いて着地している。つまり右脚だけがガニ股。

若い女性とはいえ、その歩き方は変だ!

次に前から歩いてきた40代ぐらいの女性。背中を丸くして極端な前肩で胸を肩で覆うような上体でこちらに向かって歩いてきた。その歩き方は老けて見える。

「きちんと歩ける人っていないもんだなぁ〜」と観察していた。

問題は「軸の意識」と「中丹田」(おへその奥あたり)に全くチカラが集まってきていない。

最初の男性と女性は自分の「軸」を左脚に揃えている証拠。だから、左脚はきちんと前を向いて脚を降ろせるが右脚は飾りになってる。

左脚が「杖」の状態。歩き方を見て、二人とも腰痛だろうな。軸が歪んでいる。

3人目の女性も、全く「中丹田」で歩いていない。抜けちゃってる。腰痛はもちろん、肩甲骨、肩こり、胃腸の調子も悪いだろうなと感じた。

上丹田、中丹田、下丹田に軸を通し、中丹田にチカラを集めてくる。そのチカラで歩く。歩くラインは一本ではない。
二本だ。さらに大股で歩き、足裏を使って、膝裏を張って歩く。

そういえば、先日ショップのお兄さんが
「僕は格闘技をしているのですが、
何かやられているのですか???
スッと立っていらっしゃるので。」
見る人が見れば分かるらしい。

「格闘技はしていないけれど気功の先生してるの。」

お兄さんは
「やっぱり…」

英語で論文書いた時の挿絵なので
ローマ字表記でごめんなさい

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