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「世界、あるいはユートピアへの旅―『難波平人―世界集落、その魂を描く』を見て」補遺+これからの投稿について
ついに記念すべき一つ目の記事を投稿できました。本稿では、難波平人展についての補足と、これからの投稿についてお話します。
謎の紳士 東広島市市立美術館に難波平人展を見に行った。展覧会図録を購入し、美術館を後にしようとしたとき、突如背後から「こんにちは!」と声をかけられた。振り返ると白髪の、上品なスーツを身にまとった紳士が立っていた。
「難波です。」とその紳士は名乗った。そう、その人こそ今回の展覧
世界、あるいはユートピアへの旅―『難波平人―世界集落、その魂を描く』を見て
灰色の街並み。人の影は見えない。
広島県、東広島市在住の画家、難波平人の作品を私は見ている。
荒涼とした世界に、一瞬ある種のディストピア的世界観を感じる。
だが、不思議とそこに悲壮感や絶望感は感じない。そしていつの間にか、 絵画の中にあたかも吸い込まれるような感覚を覚える。その引力に、引きずられまいと必死にあらがいながら作品と対峙するのである。
本稿は、2022年10月12日から12月
やっと記事を一つ投稿できそうです。近日中に投稿します。ご笑覧ください。
NOTEはじめました
はじめまして。「美術館で会った人」と申します。アカウント名の由来は、テクノポップグループP-MODELの曲《美術館で会った人だろ》(『IN A MODEL ROOM』収録、ワーナー・パイオニア、1979年)です。(この曲は聴いていただけるとわかるのですが、大変恐ろしい曲です・・・。)私がP-MODEL、そして平沢進(P-MODELの元メンバー、現在はソロミュージシャン)がとても好きなことと、よく美
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