あのトンガリ屋根はドライバーのオアシス レストハウスうしお イワテ歴史的建造物巡り19
最近、いつの間にか秋らしい気温になり、驚いています(汗)
ついこの前まで、気温が高いと思っていたのに、、、
今回は、ちょっと前に立ち寄った海沿いのドライブインの記事になります。
普代村にあるレストハウスうしおさんです。
赤い三角屋根が目立つレストハウスとガソリンスタンドのセット。
これが昭和ドライブインの景観らしさを感じます(^^)
まだコンビニや道の駅がなかった時代、こういったドライバーの休憩スポットが必要でしたが今は数を減らすばかり、、、
私は道の駅も好きですが、それとはまた違う趣きの良さがあり、ドライブインやレトロ自販機があったオートスナックなども好きで、よく調べたりしています。
しかし、調べていたけれど、実際に訪れる機会がなかなか取れないことが多かったので、今回やっと行けたので嬉しかったです(笑)
この建物の印象としては、赤い三角屋根と海に合わせた設計だと思います。
すぐ脇の道は一直線ですが、
少し木が生えていることもあり、緑より目立つ色そして高さのある看板が必要です。
また土地の形状で低くなっている部分も活かし、
駐車場をあえて奥にすることで建物正面からは開けた景観、内部からは海を楽しめる景観が観られるようになっているという素晴らしいスポットです。
それらを理解して建てられた設計が見事だと思います(*´`)!!
正面入り口まで戻ります。
席に案内して頂き、注文をしてから店内の撮影をしていきます。
席は窓際で、そこから沢漁港と三陸鉄道の大沢橋梁が見えます。
まず、入り口側に色々と飾られていたので、見に行きます。
階段がありますが、上と下の階は何があったのでしょうか?
そう思いながら店内を見渡すと、分かりやすい説明が書いてあるパネルがありました。
ドライブインの歴史やこの建物の図面等が書かれているもので、お店の人が作ったのかな〜
と、思いよく見ると、、、
八戸工業大学での卒業論文でした…!!!
(お店の方に掲載許可を貰いました)
すごい…見事に施工者だけでなく、設計者まで書かれています!!
このパネルによると、設計は北海道の櫨場薫、施工は久慈市の新田組によって昭和46年(1971)に建てられたそうです。
ちなみにこの下の階にはかつて厨房と客席、この階にはカウンターがあり、現在の厨房がある位置に運転手休憩室があったとのこと。
当時、ここにカウンターがあったらしく、その痕跡が床に残っています。
また、昔は厨房が下の階にあったと先程の論文に載っていました。
壁に配膳用のエレベーターがあるのはこの為でしょう。
一度席に戻り、料理を待ちます。
私が今回注文した磯ラーメンは、ワカメや貝類などが具材に使われており、海の幸がぎゅっと詰まったラーメンです!
では、いただきまーす(*^^*)
美味しいラーメンを食べている間に大沢橋梁に三陸鉄道の車両が通りました〜
たまたま観られたので運が良かったです♪
この大沢橋梁も歴史的に素晴らしいものですが、この紹介はまた別の機会に紹介したいと思います。
レストハウスうしおさん、ありがとうごさいました!m(_ _)m
【建造物DATA】
名称:レストハウスうしお
設計:櫨場薫
施工:新田組
年代:昭和46年(1971)
住所:〒028-8311
岩手県下閉伊郡普代村第19地割白井104−13
【参考文献】
八戸工業大学2023年度卒業論文"ドライブイン建築の研究〜「レストハウスうしお」を事例として〜"
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