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アメリカ好景気?豪消費者信頼感低迷分析、NZ利下げ観測か? - オセアニア経済と住宅市場の行方  24/6/9

Yan氏で~す。
インパクト!!!

まさかね。今日2本目を書くと思わなかった(汗)
さきほどの記事の続きです。

先に時間がない人向けにこの記事のダイジェストです

  • アメリカ経済は本当に好景気なのか? ビジネスインサイダーの記事を見ています。他メディアの報道と実態の乖離について大きいと思う

  • オーストラリアの消費者信頼感は低迷している。 ANZ銀行の分析を基に、消費者信頼感の低迷と為替市場の動向の関連性について疑問が残る

  • ニュージーランドでは利下げ観測が来年2月に浮上。 住宅市場の低迷とインフレ抑制の進捗状況を踏まえ、ANZニュージーランド銀行が利下げ時期を前倒ししたが25年5月が2月に

  • ニュージーランドの住宅市場は供給過剰で価格が下落。 オークランドのタウンハウス市場を中心に、住宅市場の現状と今後の見通しについて解説しています。


本文です


まずはアメリカのねたです

アメリカは実は好景気!!!
ビジネスインサイダー 6/7

マスコミが騒ぎ過ぎで悪い部分だけ報道しているとも、書かれています
まぁー確かにそうなんだけど、今週初めに出せば、いいのに、あえて雇用統計日の記事ってのがねって良く調べたらこの記事 5月25日の記事でしたね有料版が期限を過ぎてからの解放なのか?。
なるほどね~有料版の記事はこの辺りが違うのですね

別にドルを買うって路線ではないです。この記事も乖離があるかもしれないって思うところもあります。



続いてはオーストラリアの件です
 先の記事に入れるか悩んだのですが、せっかく調べたので、ここで公開しておきます(笑)


オーストラリア消費者信頼感
ロイター 5/21

この分析をANZ銀行が6/4に出しています

PDFがあるのでそれを要略します
ANZ-Roy Morgan Australian Consumer Confidence(オーストラリア消費者信頼感)に関する2024年6月4日付のメディアリリースによると、消費者信頼感は2024年の最低水準からわずかに上昇したものの、依然として弱含んでいる。

主なポイントは以下の通りです。

  • 消費者信頼感は80.5ポイントと、2024年の最低値からわずかに上昇しました。

  • 4週間移動平均は80.7ポイントで安定しています。

  • 消費者物価指数の上振れを背景に、インフレ期待は5.0%に上昇しました。

  • 家計の現在の財務状況に対する信頼感は低下しましたが、将来の財務状況に対する信頼感はわずかに上昇しました。

  • 短期の経済信頼感は上昇しましたが、中期の経済信頼感は低下しました。

  • 大型の耐久消費財を購入するタイミングと考える消費者の割合は増加しました。

全体として、消費者信頼感は依然として弱く、2年以上ニュートラルな100を下回っています。インフレ期待は上昇しましたが、2022年11月のピークからは大きく低下しています。
家計の現在の財務状況に対する信頼感は低下しましたが、将来の財務状況に対する信頼感はわずかに上昇しました。
短期の経済信頼感は上昇しましたが、中期の経済信頼感は低下しました。
大型の耐久消費財を購入するタイミングと考える消費者の割合は増加しました。

になります。う~ん。これって通貨安に繋がるのではないかと思うのですが
なんで先の記事にいれなかったかというと、
この5/21からAUDUSDは下がったのですが24日からは上昇になっています。その時はさほど重要でなかったのかもしれないですが、そういえばオーストラリアはずっと100の下なんですようね。それでも一定の価格を保っているのですからってあまり影響がないのかもしれないと思った次第です


続いてはニュージーランド絡みの記事です
利下げ時期を現時点で予測しています
今年はなく来年の2月が本命とも
インタレスト 6/7

ANZニュージーランド銀行のチーフエコノミスト、シャロン・ゾルナー氏は、ニュージーランド準備銀行による政策金利(OCR)引き下げの第1弾の予想を2025年5月から2025年2月に前倒しした。これは、実体経済の弱さと「ソフトデータ」の雰囲気から、弱い経済見通しに自信を持ったためである。 ゾルナー氏は、中央銀行はOCRを引き下げる前に、消費者物価指数(CPI)インフレ率が2%に向かっているという確信を持つだけでなく、その後も1%から3%の目標範囲内にとどまることが合理的に期待できると確信する必要があると述べている。 ANZ NZのエコノミストは、住宅市場は「現在、停滞している」と指摘している。 一方、インフォメトリクスの主任予測者ガレス・キアナン氏は木曜日、OCRの初回引き下げ予想を今年11月から来年2月に変更した。

って要約になります。オーストラリアニュージーランド銀行の経済学者になると、両国事情がまるわかりなんでしょうね。このサイトは引き続き情報源として見ていきたいと思います
で、前から気にしているニュージーランドの住宅事情ですが、微妙ですね。
この記事
お馴染み
RNZ 6/6

オークランドでは、特に新築タウンハウスの供給過剰が顕著で、販売価格が低迷している。建設ブームの影響で新築物件が増加し、買い手は選択肢が増えたことで価格高騰が緩和されている。CoreLogicのデータによると、オークランドの不動産価格は2ヶ月連続で下落し、ピーク時から15.8%低下している。 不動産会社バーフット・アンド・トンプソンのマネージング・ディレクター、ピーター・トンプソン氏は、新築物件の一部が建築費よりも安い価格で売られているとしても驚かないと述べている。 オークランドのタウンハウスブームは、高密度化を認める計画規則が一因と考えられる。 CoreLogicの主任不動産エコノミスト、ケルビン・デイビッドソン氏は、2024年の住宅市場は販売量と不動産価値の両面でかなり低迷する可能性があると予測している。

タウンハウスって日本語でいうと長屋ではないかと思うのですが、一戸建てでも、長屋はいやだな~。
住宅価格が落ちて、RBNZが利下げするのを結論するのに来年2月ってのは長い気がします。
 前にも書きましたが、何かきっかけが出そうで出ないオセアニアの両国。中国への経済依存って言い過ぎですが、世界経済が減速ならよりも、両国ともにまぁまぁアメリカにも輸出しているので、アメリカに引っ張られるのは致し方がない。利上げ観測が出たくらいのRBNZでしたが今後は残念ながらこのあたりが天井に思えます。住宅が下落のニュースが地元紙ででたので利下げまではもう少しではないかと、あとは賃金と物価指数ですね。

ニュージーランドの不動産協会みたいなところです
24/5/29 住宅金利が下がるって記事です

一応調べたのですが、ニュージーランドの住宅価格の平均が
こんな感じで推移しています

ニュージーランド住宅価格平均 

単純に100円だと仮定した場合、9000万って、日本の3倍ですね
買えないだろ!
はぁー、下がるといいですね

こちらのニュージーランドもこの後の資料のために調べた次第です
別にトレードには関係ないです。

むしろ、AUDの方が弱くなる
そういえば、YEN蔵さんはAUDが弱くなるって言っていましたね。
さすがです。

そんな感じです

あとがき
 今日の最初の記事の下記事で、没にするか悩んだ記事なのですが、せっかく調べたので、UPしてみました。まぁもうちょいあるのですが、3か国以上になるとタイトルが決まらないしね(笑)

あとがき2
この記事をUPする直前にユーちぇるメンバーシップ動画がUPされました。急遽内容を聞いて、内容が重らないかを確認してからUPするのですが、ドル系の話題が豊富ですね
ちょっと余計な事ですがドル円の売買比率を少し書いておきます
4/24 ロング25% ショート75%
4/30 ロング35% ショート65%介入翌日です
5/4  ロング48% ショート52% FOMC時の暁介入後
って感じでショートを減らしていたのですが
5/28 ロング41% ショート59% 月末要因で変わらず
6/2 ロング36% ショート64%
6/7 ロング43% ショート57% 雇用統計前です。ロングが捕まり始めていたのですが、雇用統計で減るかなって思ったのですが
クローズでは
6/8 ロング40% ショート60%ってまだショートが多いです

転換点前で雇用統計で全て吹き飛ばされた感じです
リテールポジを考えると、円は買えないって答えに行きつきます
実際はそんな事はないかもしれないですがね。あくまでも売買比率だけのお話です

まぁ余談が多い記事ですが終わりにします

 この記事は、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの経済状況と住宅市場の動向について、知りえたなるべく新しい情報を基に分析しています。特に、オセアニア両国の経済は中国への依存度が高く、世界経済の減速の影響を受けやすいのは常識ですね(笑)
 ニュージーランドでは住宅価格下落なら、賃金に関心が言った後に利下げ観測が今後の焦点となりそうです。

以上

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