不確実性高まるFX市場:今週の注目通貨ペアと警戒要因は? 24/9/29
Yan氏で~す。
インパクト!!!
今日はダイジェストはなしです。短めの内容ですが、まとめたつもりです
お手数ですがたまには全文読んで見てください(笑)
今日は仕事でした。疲れましたね。そんな事はどうでも良くて
毎週、日曜にその週の流れを考えるのが、正直に言いまして、嫌ですね
というか、怖いです。初期の目論見を作ってしまうと、一週間その考えが残りトレードチャンスに逆に張ることがあるからです
途中で冷静になり戦略転換をできればいいのですが、昨日の指標で悪い数字が出たとしてもさほどではないなんて思ってしまったらそれこそドツボにハマる。それも勉強ですが、総体的な流れの把握が出来ているかになるのは解っていても難しいですね
それでもやらないといけない。それは間違えたとしても全体の流れを使うためにです。
では、概況からです
主なポイント:
世界的な金融緩和: 多くの国で利下げが行われており、この傾向は今後も続く可能性が高い。
米ドル: FRBは利下げサイクルを開始し、ドルは下落傾向。
日本: 日本は金融引き締めの方向に進んでいる。となると、やはりドル円ショートが正解ですね。22年の年末から23年初頭にかけて円が利上げせずに120円の後半台まで下げた実績がありますが、流石にそこまで、下がるのか?日本の輸出業者の多くが140円を基軸としている。あ、そういえば、133円を想定している会社がありましたね。そこまで行かないにしても、これだけの金利差があって円高になるというのは、為替の面白いところで、織り込み具合なのでしょう。
円とユーロ: 円とユーロの為替レートは、それぞれ米国との10年物と2年物の金利差に影響を受けやすい。
ポンド: イングランド銀行のタカ派的な姿勢がポンドを支えているが、利下げの可能性もある。基本的には優勢であると考えるが要人発言に注意です
カナダドル: BOCは積極的な利下げスタンスをとっており、カナダドルは弱含みだと昨日の記事で書きました
豪ドル: オーストラリアは利下げに抵抗しているが、中国経済の刺激策が豪ドルを支援している。それと先週の分析の中で要約利上げ効果がこれから出ると予想。11月政策金利でハト派の発言がでるかが争点になると考えを改めました。
人民元: 中国は大幅な金融緩和策を発表し、人民元は上昇。ですが、全体的に考えても一時的に思えます。そこまで過信はしてはいけない。
キャリートレードの解消が市場のボラティリティに影響を与えている。
ユーロ圏経済は低迷している。フランスとスペインのCPIが悪すぎる。これ結構報道されているので知っていると思います
英国では財政政策が注目される。
違和感ポイント
各通貨というか金融業界出身でない私から見ても、各国の中央銀行の目標がバラバラになりつつあると見えます。その中でいくつか気になる点があります。
円高の持続性: 円の先物市場における投機筋のポジションがネットロングに転換したことを指摘し、円高が進む可能性を示唆しています。しかし、自民総裁が変わり石破路線になり日銀が利上げしたとしても、年内はあと1回で0.5%です。それに加えて日本の巨額の債務残高や貿易赤字、デジタル赤字を考えると、円高が持続的に進むとは考えにくい。(今は流れですが、また円売りの時期が思っているより早い段階であるのではないかと)そう意味で、円単独では無理であり、どこまで行っても米ドル主導なのでしょう。石破ショックで今は円高ですが、この円高は本物には見えない。
ユーロ高の見通し: ドル安を背景にユーロ高が進むと予想するのが王道ですが、ユーロ圏経済の低迷や政治を考慮すると、ユーロの上昇余地は限られているではないかと思えます。難しい判断ですが、いまこそEURAUDでショートが正解なのかもしれない。
中国の金融政策: 中国の大規模な金融緩和策が人民元の上昇を招くと多くの報道を見ますが、中国経済の減速や不動産市場の低迷を考えると、先に上でも書きましたが、人民元の上昇は一時的なものにとどまり、オセアニア通貨の強さも一時的な可能性があります。
これらの違和感ポイントを踏まえ、以下の通貨ペアに注目しています。
USD/JPY: 石破ショックは丁度良い押し目になる可能性では、日本のファンダメンタルズ悪化期待になりますが、USD/JPYは上昇する可能性が高い。
EUR/USD: ユーロ圏経済のインフレ低下を考慮すると、EUR/USDは下落する可能性がある。
AUD/USD: 中国景気刺激策が虚栄と解った瞬間に豪ドルに悪影響を与え、AUD/USDは下落する可能性があるのでは、ないかと、ただ、発表したばかりですので流石に今週のマーケットでは出ないのではないかと、となるとこのシナリオは逆に動くと考えると、やはりEUR/AUDの選択になるかと思います
で、ここまでアメリカのお話はしていません
この記事に目が行きました。
スコシアバンク(カナダの銀行です)経済レポートです 9/28
この記事は、来週発表される主要経済指標や中央銀行関係者の発言、そしてそれらが市場に与える影響について分析しています。そのため細かな資料も添付されています。
1. 米国雇用統計
10月5日に発表される非農業部門雇用者数と賃金は、FOMCの今後の金融政策を占う上で重要な指標となる。
季節調整の影響で、雇用者数は市場予想を上回る可能性がある。
賃金上昇の勢いも注目される。
2. ユーロ圏CPI
10月2日に発表されるユーロ圏CPIは、ECBの金融政策に影響を与える可能性がある。
コアCPIは軟調な結果となる可能性があり、ECBの利下げ観測が高まる可能性もある。
3. 中央銀行関係者の発言
FRBのパウエル議長は10月1日に講演を行う。
市場はFRBの追加利下げを予想しているが、パウエル議長の発言内容によっては、市場の期待が修正される可能性もある。
ECB関係者も1週間を通して発言を行う。
ECBは利下げに慎重な姿勢を示しているが、コアCPIの結果によっては、利下げに踏み切る可能性もある。
4. その他
コロンビア中央銀行は10月1日に政策金利を発表する。
75bpsの利下げが行われる可能性もある。
中国のPMIは軟調な結果となった。
カナダ市場は10月1日は休場となる。
そしてこの記事ではいくつか気になる点があります。
FRBの利下げペース: 記事では、市場がFRBの追加利下げを予想していることを指摘していますが、FRBが市場の期待に応える形で利下げを加速させるかどうかは不確実です。
ECBの利下げ: 記事では、ユーロ圏のコアCPIが軟調な結果となる可能性を指摘し、ECBの利下げ観測が高まる可能性を示唆しています。しかし、ECBが実際に利下げに踏み切るかどうかは、コアCPIの結果だけでなく、他の経済指標や金融市場の動向も考慮して判断されるため、不確実です。
中国経済: 記事では、中国のPMIが軟調な結果となったことを指摘していますが、中国経済の減速が今後どの程度深刻化するか、そしてそれが世界経済にどのような影響を与えるかは不透明です。
これらのポイントを踏まえ、この記事から想像すると以下のトレードに注目しています。
USD/CADのロング: カナダ銀行が積極的な利下げ スタンスをとっているのに対し、FRBの利下げペースは鈍化する可能性があるため、USD/CADは上昇する可能性があります。
EUR/USDのショート: ユーロ圏経済の低迷やECBの利下げ観測の後退により、EUR/USDは下落する可能性があります。
面白いですね。自分が狙っているポジションに偏りがあると思うのですが、
カナダドルを売るという選択が出てきましたね。
あとはユーロが弱いという結論にもなります
中国は微妙にドイツへ影響がまだあるのであれば、中国のテコ入れが失敗に終われば、更なるドイツ経済へ影響がでるのか?
どちらに出ても、雇用統計が季節要因で上がる可能性があると予測が出るくらいドル買い期待が出ているのですね。となると、ISMが重要になってきましたが、このISMだけは分析が難しいです。素直に待ちます。
ユーロとカナダを売るという結論ですね。
これが合っているかがどうかでこの1週間が決まります
一応、石破さんの記事を
ロイターのworld版から 9/29
日本の次期連携方針となる石破茂氏は、経済回復を支えるため、金融政策の緩和を継続する考えとしました。また、生活費上昇による影響を考慮して、低収益を支援する新たな支出計画を立てると表明しています。石破氏は、マイナス覚悟終了後の政策金融政策の正常化を支持しつつ、デフレ解除を優先すべきとの立場です。
流石に、石破ショックに、ショックを受けてのでハト発言ってことはないと思うのですが、金融職課税論者である首相ですので、警戒はしていますね
適度な円安は受け入れは致し方ないとしても、極度な円高は国が保てる体力があるのでしょうかね?
円はやはり強くなりきれないのか?。複雑な心境です
で今週の通貨ペアはいいとしても下記の4つは気にしていないと反転したときに痛い目を見そうなので注意してみます
タイトルにもある警戒要因です
日本の輸出企業の想定為替レートと実際のレートの乖離が、企業業績に与える影響
ユーロ圏の政治リスク(政局不安など)がユーロに与える影響
中国の金融政策が豪ドルだけでなく、他の資源国通貨に与える影響
石破新総裁の金融政策に対するスタンスの詳細(過去の言動や政策提言など)
あれ、自分でも随分警戒しているのが解ります。となると、今週は短期トレードを主軸ですかね?
そんな感じです
あとがき
実際に今週のマーケットが始まるとオセアニア経済ばかりになってしまうのでしょうね。カナダの雇用統計は、どうなるのでしょうかね。アメリカ雇用統計と被るので注目は低いと思いますが、やや悪いのではないかと、仮に良い結果でも戻りは売られてしまうような気もします。普通はアメリカ利下げ局面では買われてもおかしくないのですが、それ以上にBOCも利下げを含んでいるので金利がないと厳しいのか?。それとも以前ほど投資先としてのカナダドルの買い上げがないか。この辺りが金融業界出身者でないとロジック判断が難しいのではないでしょうかね。オセアニア経済は毎日見ているのでなんとなくですが、経済指標が悪くても売られない理由を見つけていましたが、カナダはアメリカの影響を受けつつも、違う動きをする。これが違和感のもとでもあり、面白さでもある。でもトレードは別なのですね。
相場の流れを読み間違えないようにするだけでも大変なのに、まったく面倒です。
以上です
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