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オセアニア通貨、強気継続か?経済指標はまちまちだが、米国の貿易赤字拡大が豪ドルを後押し? 24/8/30

Yan氏で~す。
インパクト!!!

では最初にダイジェストです
ここだけ読んでいれば大丈夫です

今日の内容

  • ニュージーランドの住宅着工許可件数は年間で減少傾向にあるが、7月単月では増加に転じた。

  • 企業景況感は改善しているものの、実体経済との乖離やインフレ懸念が残る。

  • 消費者信頼感は依然として低調で、消費者の購買意欲は弱い。

  • 米国の農産物貿易赤字拡大は、豪ドルにとってポジティブな材料となる可能性がある。

  • オーストラリアの小売売上高は伸び悩んでおり、消費の弱さを示唆している。

  • 豪ドルとNZドルは月間で大きく上昇する見通しだが、今後の動向は不透明。

記事を書いての感想

  • ニュージーランド経済は依然として厳しい状況にあり、住宅市場の回復には時間がかかりそうだ。

  • 企業景況感の改善は明るい材料だが、実体経済の改善にはまだ時間がかかるだろう。

  • 米国の農産物貿易赤字拡大は、豪ドルにとってポジティブな材料となる可能性があるが、影響は限定的かもしれない。

  • オーストラリアの小売売上高の伸び悩みは、今後の利下げの可能性を高めるかもしれない。

  • オセアニア通貨は短期的に上昇しているが、中長期的な見通しは不透明であり、注意が必要です

意外なところにドル売りの内容があったのでびっくりですが、影響はないでしょうね。


ダイジェストは以上です


ここから本文です。お暇な方はどうぞ(笑)

昨日はYEN蔵さんのサロン限定ライブで多くの方に絡んで頂きありがとうございました。今日は月末で、週末で、月曜日がレイバーデイ明けでお休みということですので、あまり相場を注視しないのではないかと思いますので、時間があれば、この記事の後にちょうどCPIもあるユーロのことでも書けたら書きます。書けなければ明日にでも書きます

では、早速本題へ

ニュージーランドからです

今日は指標が2つ。
7:45に住宅許可件数

ニュージーランドの新築住宅着工許可件数、年間22%減少

主要ポイント

  • 2024年7月までの1年間で、ニュージーランドの新築住宅着工許可件数は33,921件となり、前年同期比で22%減少しました。

  • これは、2023年7月までの1年間と比較して9,594件少ない数字です。

  • 7月単月では、前年同月比で10%増加しましたが、年間ベースでは減少傾向が続いています。

  • 2022年5月までの1年間には51,015件という過去最高の着工許可件数を記録しましたが、それ以降は減少傾向が続いています。

減少の背景

  • 高金利: 住宅ローン金利の上昇により、住宅購入や建設への需要が減退していることが主な要因と考えられます。

  • 建築資材の高騰: 建築資材の価格上昇も、住宅建設コストを押し上げ、着工許可件数の減少に影響を与えている可能性があります。

  • 経済状況の悪化: 景気減速や雇用不安なども、住宅建設への投資意欲を低下させている可能性があります。

今後の見通し

  • 減少傾向は継続か?: 高金利や経済状況の不透明感が続く限り、新築住宅着工許可件数の減少傾向はしばらく続く可能性があります。

  • 住宅供給不足への懸念: 着工許可件数の減少は、住宅供給不足をさらに深刻化させる可能性があり、住宅価格の高騰や賃貸市場の逼迫につながる可能性も懸念されます。

  • 政府の対応: 政府は、住宅供給を増やすための様々な政策を打ち出していますが、その効果が表れるには時間がかかる可能性があります。


ニュージーランドの新築住宅着工許可件数は、高金利や経済状況の悪化などを背景に、大幅に減少しています。この減少傾向は、住宅供給不足をさらに深刻化させる可能性があり、今後の住宅市場や経済全体への影響が懸念されます。 だから利下げしたのですが、バランスが崩れているのではないかと思うのですが大丈夫ですかね

この記事は年間、つまり前年比の記事なのですね
大変に悪い内容なのですが、NZDは買われるというのはこちらの要因ではないかと

世界中のトレーダーはインベストドットコムの指標を頼りにしている人が多いはずです。これは改善したと思う人が多いのではないでしょうか?


NZ 建築許可件数(前月比)

この前月比の記事ですが

2024年7月のニュージーランド建築許可:主なポイント

住宅着工許可

  • 年間減少続くも、7月単月は増加: 2024年7月までの1年間で新築住宅着工許可件数は前年比22%減の33,921件。しかし、7月単月では前年同月比10%増加

  • 住宅の種類別: 戸建住宅が最も多く、アパートは少数。

  • 地域別: オークランド、ワイカト、ウェリントンで大幅減少

  • 人口あたり着工許可数: 2024年7月までの年度は1,000人あたり6.4戸と、前年度の8.4戸から減少。

非住宅建築許可

  • 年間価値は減少: 2024年7月までの年度の非住宅建築許可の合計価値は89億ドルで、前年同期比で12%減少。

  • 価値別: オフィス、行政、公共交通機関の建物が最も高く、病院、老人ホーム、医療施設は大幅減。

結論

住宅着工許可件数は減少傾向が続いていますが、7月単月では増加に転じました。しかし、高金利や建築資材の高騰など、住宅建設を取り巻く状況は依然として厳しいと言えます。非住宅建築許可も減少傾向にあり、経済全体の減速を反映している可能性があります。

どうもなんとくできないですね。

市場はこれで買いに走ったのはなぜですかって感じです

次に 12:00 M3マネーサプライです

24/8/30 NZ M3マネーサプライ

3つの線が描かれています:

  • 赤線(Broad money): 広義のマネーサプライを表します。現金通貨に加えて、要求払預金、定期預金、譲渡性預金など、より広範囲の金融資産を含みます。

  • 紫線(Domestic credit): 国内信用を表します。これは、銀行や中央銀行が国内の経済主体(家計、企業、政府など)に提供した信用(貸出金など)の総額です。

  • 緑線(Private sector credit): 民間部門への信用を表します。これは、国内信用から政府への信用を除いたもので、家計や企業への貸出金が中心となります。

グラフから読み取れる主なポイント:

  • 1990年代: マネーサプライと国内信用の伸び率は非常に高く、変動も大きかった。これは、金融自由化や経済の構造改革の影響などが考えられます。

  • 2000年代: 成長率は低下し、比較的安定した動きになりました。

  • 2008年金融危機: 世界金融危機の影響で、マネーサプライと国内信用の伸び率が一時的に大きく落ち込みました。

  • 2010年代以降: 成長率はさらに低下し、特に民間部門への信用は低迷しています。これは、経済の成熟化や人口動態の変化、規制強化などが影響している可能性があります。

  • 2020年以降: 新型コロナウイルス感染症の影響で、政府の財政支出や中央銀行の金融緩和策により、マネーサプライと国内信用の伸び率が再び上昇しました。しかし、民間部門への信用は伸び悩んでいます。


最新ではやや増です。これは
一般的に、マネーサプライの増加は、経済における資金供給量が増加していることを示します。これは、以下のような影響を与える可能性があります。

  • プラスの影響:

    • 経済成長の促進: 企業や個人がより多くの資金を借りることができるようになり、投資や消費が活発化し、経済成長を促進する可能性があります。

    • 雇用の増加: 経済活動の活発化に伴い、雇用が増加する可能性があります。

    • 資産価格の上昇: 株式や不動産などの資産価格が上昇する可能性があります。

  • マイナスの影響:

    • インフレの加速: マネーサプライの増加が過度になると、物価上昇圧力が高まり、インフレが加速する可能性があります。

    • 金融システムの不安定化: 過剰な信用供与は、金融システムの不安定化につながる可能性があります。

マネーサプライが増加していることは、RBNZの金融政策の効果が薄れてきている可能性を示唆しています。つまり利下げをする前に少しだけ市場流通が増えていたことではないかと、

これって、銀行系は解っていたのではないですかね。
 このデーターは7月分。ということは、上がっているので利下げはないと思ったのか?。だとしたら、コミュニケーション不足とかで経済学者たちが怒るのも解ります。

指標は以上です
国内ニュースへ行きます

NZヘラルド社で無料記事が出来ていますって開けてみたらRNZの転用記事でした)

企業景況感は過去10年間で最高水準に急上昇しましたが、これは経済が「最悪のピーク」に達したためである可能性があります。
 企業は金利の低下と景気回復への期待から楽観的な見通しを示していますが、実際の経済指標は依然として弱く、企業の期待と実体経済との間に乖離があります。
 専門家は、信頼感は回復の重要な要素ですが、それだけでは十分ではなく、賃金の上昇と生活費の上昇の抑制が必要だと指摘しています。クリスマス以降、準備銀行が金利を引き下げ、人々が賃金上昇と生活費上昇の緩和の恩恵を受けることができれば、物事が「再びまとまり始める」強力な原動力となる可能性があります。

民間銀行のエコノミストはもっと利下げしろって言っている内容です

次にいつもの
RNZです
ロイモーガンの消費者信頼感が記事になっていました

ニュージーランドの消費者信頼感は2か月連続で上昇しましたが、全体的な感情は依然として低調です。世帯は、主要な家庭用品を購入するにはまだ時期が悪いと感じています。

ANZロイ・モーガン調査によると、8月の景況感は92.2と10年平均を大きく下回っています。これは、悲観論者が楽観論者を上回っていることを示しています。
小売業者にとって悪いニュースが続いており、実質23%が家庭用品を購入するには悪い時期だと感じています。
 ANZチーフエコノミストのシャロン・ゾルナー氏は、消費者は金利低下により少し気分が良くなっているが、状況が良くなる前に悪化する可能性が高いと述べています。
 家計のインフレ期待は3.8%とわずかに上昇しましたが、ゾルナー氏は家計は一般的にインフレ率を過大評価しており、「下降傾向は依然として続いている」と述べました。

住宅価格の予想は前年比2.4%から2.8%にわずかに上昇しました。

ゾルナー氏は、金利引き下げは比較的早くムードを変える可能性があるが、固定金利住宅ローンが大部分を占めているため、それが意味のある形で可処分所得に反映されるまでには時間がかかるだろうと述べました。


日本とは違う住宅事情。固定金利が多いようです。もっと利下げをして借り換えをすませないと、大変なことになるのではないでしょうか。この辺りも悩ましいところです

では全脂粉乳情報へですね
 Dairv Herd 24/8/29

2025年度の米国農産物貿易赤字は過去最高の425億ドルに達する見込み

  • 農務省は2025年度の農産物貿易赤字が425億ドルに達すると予測。これは主に、大豆、トウモロコシ、綿花などの主要商品の単価低下と牛肉輸出量の減少によるもの。

  • 中国への輸出は特に大きく減少する見込みで、輸入需要の減少、国際競争の激化、米国の輸出単価の低下が主な要因。

  • 輸入面では、農産物輸入は過去最高の2,120億ドルに達すると予想されており、主に園芸製品、砂糖、熱帯産品の輸入増加によるもの。

  • 米ドル高や港湾における労働交渉も輸出に悪影響を与える可能性がある。

  • カナダは依然として最大の輸出先となる見込みだが、中国への輸出は減少する見通し。

  • バイデン/ハリス政権は新たな自由貿易協定を結んでおらず、批判が高まる可能性がある。

  • 農務省は輸出市場の拡大を目指し、地域農業振興プログラム(RAPP)を導入したが、輸出低迷を反転させる効果は不透明。

結論として、2025年度の米国農産物貿易赤字は大幅に拡大する見込みで、農業セクターにとって厳しい状況が予想されます。

おお、牛乳を追いかけていたら、こんなところにドル安要因がありました
牛乳って文字がないのが気になりますが 
赤字が425億ドル

円換算だと145円で計算すると、6兆1625億円

今年の4月29日の介入額が約5兆円

約4円落としたのですから、まぁまぁの額の赤字です。これが複数の国に分散されるので、さほど為替には影響ないのかもしれないです。
円には恩恵はないですね。アメリカへ食料を輸出している国は恩恵があるという内容です。それを円で考えただけですので、勘違いしないでください

もう一つ記事が出ていました

CMEスポット市場では、バレルが上昇し、ブロックとNDMも小幅上昇しました。一方、バターは下落しました。 乳牛の屠殺頭数は前年比では減少しましたが、前週比では増加しました。 クラスIII先物は上昇し、クラスIV先物は横ばいとなりました。

残念ならがら、牛乳も粉乳にも影響はない記事でした


全脂粉乳 先物

先のは上昇しています。ということは、まだ買うってことですので、NZDは強い可能性が大きいです。今日は月末ですが、レイバーデイを考えてもここで買うのですかね?。市場が薄いのでしょうか?
難しいです


ニュージーランドは以上です


次ですね

オーストラリアです

まずは指標からです

金融集計からの抜粋で
住宅信用と民間部門信用です
10:30でした

数字通りの内容で、特別にどうこうはないです

次が本命です
同じく10時半の小売りです
小売売上高7月

2024年7月のオーストラリアの小売売上高は、季節調整済みベースで前月比ほぼ横ばい、前年同月比では2.3%増加しました。

  • 全体: 季節調整済みで前月比0.0%、前年同月比2.3%増加。

  • 業界別:

    • 食品小売業: 0.2%増加

    • 家庭用品小売業: ほぼ横ばい

    • 衣料品、履物、アクセサリーの小売: 0.5%減少

    • 百貨店: 0.4%減少

    • その他小売業: ほぼ横ばい

    • カフェ、レストラン、テイクアウト食品サービス: 0.2%減少

  • 州・地域別:

    • タスマニア: 0.5%増加

    • その他の州・地域: 減少またはほぼ横ばい

  • オンライン小売:

    • 季節調整済みで前月比0.3%増加、前年同月比15.9%増加。

    • 食品は減少、非食品は増加。

    • 小売業全体に占めるオンライン販売の割合は11.7%に上昇。

結論: 全体としては、小売売上高は緩やかながらも成長を続けています。オンライン販売の割合が増加している一方で、一部の業界や地域では減少も見られます。

この状況下で、この伸び予想は0.3%で、結果は0.0%ですが
十分な内容です。まぁ地方が落ちるのはしょうがいないにしても凄いですね

アクセサリー、百貨店、外食に陰りっていいそうですが、踏ん張っている感は捨てきれないです。ニュージーランドの7月に似ていると昨日の記事でも書きましたが、ブロック総裁は年内利下げしない発言は撤回する可能性も捨ててはいけない。

ロイターでも記事が出ていました
ロイター 8/30

オーストラリアの7月の小売売上高は、前月比横ばいで、アナリスト予想を下回った。大規模な減税にもかかわらず、消費喚起には繋がっていない。6月まではセールで好調だったものの、7月は消費者が節約志向に転じ、衣料品や百貨店の売り上げが伸び悩んだ。前年比では2.3%増だが、人口増加率を考慮すると低い伸びにとどまった。インフレ率や住宅ローン金利の高さが影響したとみられる。専門家は、消費低迷を受けて来年第2・四半期よりも前に利下げするリスクが高まっていると指摘している。

そうか減税しているのに、この結果なのですね。それでも今日はオセアニア通貨は揃って強いです

では国内ニュースへ
 小売り一色の国内ニュースなようです、廃棄物処理とか航空関連とかがあったのですが、今日は割愛します
で、ABCニュースのタイムラインへ行きます


オーストラリア株式市場は金曜日に上昇して取引を終えたが、一方でディオン・リー・エンタープライズは破産した。
個別株では、ダウナーEDI、ベガチーズ、カンタスが上昇し、ラムゼイ・ヘルスケア、タブコープ・ホールディングス、ウェスファーマーズ、フォーテスキューが下落した。
 ANZ銀行トップは、詐欺対策に多額の投資を行っている一方で、他の金融機関の取り組みが不十分であることを指摘した。
 企業監視機関は、投資家の資金が不動産開発業者の妻のために高級マンションを購入するために使われた可能性があると主張している。
 ウールワースはニュージーランドの食品事業で総額15億ドルの減損損失を計上し、税引き後のグループ重要項目総額は16億ドルに達した。
 オーストラリア・ニュージーランド銀行グループ(ANZ)の最高経営責任者、シェイン・エリオット氏は、ASICがANZの国債売却に関する法律違反の疑いを調査していることに対し、不正行為の証拠はないと主張した。 オーストラリアの住宅購入のしやすさを改善するためには、供給側の問題に対処する必要がある。開発業者への資金調達ではなく、都市計画、ゾーニング、課税、熟練労働者の不足、建設方法の革新、土地利用などが課題となっている。 アーバイン氏は、オーストラリアが詐欺師にとっての標的になりにくい国となるよう、引き続き懸命に努力する必要があると述べた。 NABは、仮想通貨分野を顧客にとって「非常に高いリスク」と見ており、規制が強化されるまでは顧客が安心して取引できるようにならないと考えている。
 全体として、市場は上昇傾向にあり、投資家は楽観的な姿勢を見せている。ただし、一部企業の破産や金融機関の不正疑惑など、注意すべき点も存在する。

この内容だと、ASXが上昇したのは本当に楽観が先行しているのではないかと思います。
で為替に影響しそうな内容をピックアップしてみます
 直接的な影響

  • ディオン・リー・エンタープライズの破産: これは豪州経済のセンチメントを悪化させる可能性があり、豪ドル売り圧力となる可能性があります。特に、小売セクターの脆弱性を示唆するものとして捉えられるかもしれません。

  • ANZ銀行の債券売却操作疑惑: これが事実であれば、ANZ銀行の信用問題に発展し、豪ドル売り圧力となる可能性があります。また、金融セクター全体の信頼性を揺るがす可能性もあり、豪ドルだけでなく、他の金融機関の株価にも影響を与える可能性があります。

  • 住宅購入のしやすさに関する問題: 住宅供給不足や価格高騰は、消費者の購買意欲を抑制し、経済成長を阻害する可能性があります。これが豪ドル安につながる可能性も考えられます。

間接的な影響

  • 詐欺問題: 詐欺の増加は、消費者心理を悪化させ、消費支出の抑制につながる可能性があります。これが間接的に豪ドル安圧力となる可能性も考えられます。

  • 仮想通貨への厳しい見方: 仮想通貨市場の不安定化や規制強化は、投資家のリスク回避姿勢を高め、安全資産とされる豪ドルへの資金流入を促す可能性があります。

その他

  • 米国の金融政策: 今後発表される米国の経済指標やFRBの金融政策スタンスも、豪ドルの動向に大きな影響を与える可能性があります。

  • 中国経済: 中国経済の減速懸念も、資源国通貨である豪ドルにとってマイナス要因となる可能性があります。

結論

記事で言及されている懸念材料は、豪ドルにとってネガティブな影響を与える可能性があります。しかし、同時にポジティブな材料も存在し、市場は複雑な状況を織り込もうとしている段階です。

で、いつもの通りで申し訳ないですが
 今後の経済指標や国際情勢、そして市場心理によって、豪ドルの動向は大きく左右される可能性があります。って感じな内容です

ではシドニー概況です
ロイター 8/30

オセアニア外国為替市場では、豪ドルとNZドルが月間で大きく上昇する見通し。FRBの利下げ観測で米ドルが軟調に推移する中、主要な抵抗線を突破したことで買いが集まった。豪ドルは月間3.9%上昇、NZドルは5.1%上昇している。週間でも豪ドルは4週連続、NZドルは5週連続のプラスとなる見通し。豪金融政策については、7月の消費者物価指数(CPI)の伸びが予想ほど鈍化しなかったことを受け、目先の利下げ観測が後退している。30日発表された7月の豪小売売上高は前月比横ばいで、伸び率は前月の0.5%から鈍化し、アナリスト予想の0.3%にも届かなかった。

総じて、月の勢いに押されている感があります。
ニュージーランドは全脂粉乳の先物に引っ張られ
オーストラリアはブロック総裁の利下げしない発言の影響から経済指標が極端に悪くない
でオセアニア通貨は買われた感はありますが、毎日見ている私からすると
ニュージーランドは通貨が安すぎるのと牛乳プチバブル
オーストラリアは絶妙なバランスで成り立っているのではないかと思います
何か一つのきっかけで、崩れそうに見えます
両国とも輸出先を中国から他へいろいろと動いているようですが、間に合うのでしょうか。特にニュージーランドはアメリカが買ってくれているからってのもあるように見えます。次回の貿易系の統計は細かくみないといけないですね。

そんな感じです


あとがき
 私のNOTE記事は難しいですかね。長いので、面倒だと思い、最初にいつもダイジェストと入れています。そこだけ見れば済むようにですね。
まぁいいか、毎日オセアニアを見ているけど、なんでこんなに通貨が強いのかと思います。長期足のチャートを見るとNZは売られ過ぎ感は確かにあります。AUDは頑張っているように見えます。それはマネーサプライのコントロールではない通貨自体の価値の問題(国力ですね)なのか、となると人口減の日本は厳しい時代になるのですね

以上です

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よろしくお願いします。

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