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社会不安症の娘について④
わたしが子供たちの為にできることはなんだろう。
子供たちが不登校になってからの間、
そればかりいつも考えていた。
どうにかしてあげたい、そう単純な親心からだった。
役所の福祉課に相談に行ったり、不登校親の会に参加したり、自立支援センターなどにもわたしひとりで足を運んだ。
ただ、どこでも状況説明と話をするだけ。
セミナーに関しては、境遇の同じような悩みをもった人の話を聞いて共感するだけで、
社会不安症の娘について③
私立の入試を受けられなかったことは、
その後も親子3人の尾をひいた。
でも、わたしは希望を捨てなかった。
悔やんでも仕方ない。
定時制の高校にかけよう。
子供たちを励まし、勇気づけ、
失敗したっていいじゃないか。
そう前回の経験で思えたことが、わたしの盾になった。
結果的に、思いが通じたのか定時制の高校に入学するまで至った。
とりあえず、入学できてよかった。
でもこれからは子供達次第。
仕
社会不安症の娘について②
学校とのやりとりは電話と書類等のやりとりだけになった。
わたしも子供も正直ホッとした。
こうあるべきこうしなきゃの圧迫された威圧感から解放されて徐々に親子関係もよくなっていった。
間にクラスの子から手紙を貰ったりしていたが、返事を書いたりすることはなかった。
先生に書かされたその手紙は子供達には意味のないただの紙だった。
小学校からの仲のいい友達は気にかけて何度かうちにきてくれた。
気分がい
社会不安症の娘について➀
わたしの子供は双子の19歳女の子。
2人とも社会不安障害を持っています。
中学1年生の夏休み明けから不登校になり、
初めの頃は先生が送迎の迎えにきたりしていた。
強引に家の中に入ってきて学校にくるよう説得する。
支度ができないのに行けるわけがない。
余計に部屋から出てこず布団にくるまり、
インターホンが鳴る音にもビクつくようになった。
初めのうちは、わたしが頼りないが故に子供の為に懸命に接して