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社会不安症の娘について➀


わたしの子供は双子の19歳女の子。
2人とも社会不安障害を持っています。

中学1年生の夏休み明けから不登校になり、
初めの頃は先生が送迎の迎えにきたりしていた。
強引に家の中に入ってきて学校にくるよう説得する。
支度ができないのに行けるわけがない。
余計に部屋から出てこず布団にくるまり、
インターホンが鳴る音にもビクつくようになった。

初めのうちは、わたしが頼りないが故に子供の為に懸命に接してくれる先生に迷惑をかけて申し訳ないと思っていた。

しかし、子供の症状が悪化していく様を見ていたら、これは、ただの大人の偽善だと感じるようになった。

不登校者にどう対応しているか、どうな状況か把握できているか、先生は学校へ報告しているであろう。
先生自身の為の行動なのではないか。

わたしは子供の状態を危惧し、
「もう、うちに来ないでください。」と伝えた。

先生がくることにより、追い込まれ、逃げ場を失い衰弱していく子供を守らなければと思った。

世の中の先生と保護者に伝えたい。

考えを押し付けても、状況が好転するとは限らない。
時に人を追い込む行動に繋がる。

子供が安心できる場を親がきちんと護り、
子供の心のうちを感じ取り共感し、
子供自信から発することができる環境作りが
子供の為にしなければならない最も優先すべきことだと認識すること。

子供の1番の理解者になる。

もっと早く気づいてあげられたらよかったと心底思った。不甲斐ない。

いま、思い出してもあの頃はわたしも子供もツラかった。

なかなか気付けなくてごめんね。

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