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神経発達症

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ASD、ADHD、その他発達障害について書いています。
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#感覚過敏

学歴に潜む生きづらさ

学歴に潜む生きづらさ

今日は神経発達症(ASD/ADHD)の方のWAIS(ウェイス:知能検査)に関して、最近続けて見かけたとある共通点についてお伝えしていこうと思います。

※WAISは発達障害かどうかが分かる検査ではありません。検査の詳しい内容については過去の記事にも書かせていただきましたので、ご存知ない方はそちらも良ければご覧ください。
※事例紹介は個人が特定されないよう、主旨がずれない範囲で情報を変更、限定させて

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発達障害の方がアドリブが効かないワケ

発達障害の方がアドリブが効かないワケ

咄嗟に気の利いた返しができない

「あの時こう言っておけば良かった」

上司や友人、あるいは職場の会議などで、その場では咄嗟に良い考えや気の利いた言葉が浮かばず、

後になってから徐々に理解が追い付き、良いアイデアや言葉を思いつき後悔する、、

パッと言葉が出てこない、いわゆる
「アドリブが効かない」「会話の瞬発力がない」、

誰しもがそういった経験があるかとは思いますが、こと発達障害の方は往々に

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神経発達症やHSPの方にもオススメのヨガ

神経発達症やHSPの方にもオススメのヨガ

先日数週間ぶりにヨガに行ってきました。
最近は忙しくて中々行けていなかったのですが、

『やっぱりヨガ🧘はイイ』

改めてそう思わされました。ヨガについては過去の記事にも何度か書かせていただきましたが、今回はまた違った気づきがあったのでご紹介しようと思います。

某大手ホットヨガのスタジオ、部屋は薄暗く、会話も禁止、久しぶりに入ると外界の喧騒から離れた異空間のよう。スマホをロッカーに置いてあるの

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ASDの特徴を的確に捉えた概念〜ウィングの三つ組とは

ASDの特徴を的確に捉えた概念〜ウィングの三つ組とは

こんにちは、精神科医のはぐりんです。 
※この投稿は3分で読めます。最後までお読みいただけたら嬉しいです。

「発達障害かどうか診てほしい」との理由で来院される患者さんが増えている、というお話は以前もさせていただきました。

発達障害かどうかを診断することは、患者さんのその後の人生を左右すると言っても過言ではなく、そのため様々な角度から、出来るだけ多くの情報をもとに診断していきます。

過去の様子

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