階層ごとに習得すべきビジネススキル
*今回の記事は1400字程度です。
こんにちは、にゃごんです。
今日は、階層ごとに習得すべきビジネススキルについて書いていきたいと思います。
また、個別のビジネススキルについても解説しているので、ぜひこちらもご覧ください。
また、この記事は堀公俊さんのビジネススキル図鑑をもとに書いています。
階層ごとに学ぶべきビジネススキルが違う?
皆さんは会社でどのような位置に属していますか?
若手であったり、チームリーダーであったり、さらにその上のまとめるリーダーであったり、いろんな階層の人がいます。
実は、階層ごとに学ぶべきビジネススキルというものが違っているのです。
まずは、そもそもビジネススキルがどのように分類されるのかについて、カッツモデルをもとに見ていきましょう。
どのようにビジネススキルが分類されるのか?
①コンセプチュアルスキル(概念化能力)
幅広い知識や経験をもとに物事の本質を見つけ出し、合理的な判断をしたり、新たな概念を作りだしたりする力を意味します。筆者の堀公俊さんは、思考系、知的生産系のビジネススキルをこれに割り当てています。
②ヒューマンスキル(対人関係力)
適切なコミュニケーションを通して、仕事を進める上で必要な人間関係を周囲と築き、維持していく力です。堀公俊さんは組織系、対人系のビジネススキルをこれに割り当てています。
③テクニカルスキル(専門技能)
担当する業務を円滑に進めるために必要な能力です。どんな技能が必要かは職務によって変わり、一概には言えません。堀公俊さんは業務系、知的生産系のスキルをこれにあてはめています。
以上の3つの能力が挙げられます。しかし、カッツモデルは今からおよそ60年前に提唱された説であり修正がされる必要があるため、筆者の堀公俊さんが新たな分類を行っています。分類されたスキルについては、以前に解説しているためこちらをご覧ください。
どのような階層があり、習得すべきスキルは何か?
どのような階層があるのか、またそれぞれが習得すべきなスキルについて、カッツモデルというフレームワークがありますので、そちらで解説します。
①ロワーマネジメント
主任やチームリーダーなど、現場スタッフをマネジメントする階層です。現場のタスクを滞りなく進めるためにはテクニカルスキルが最も重要です。併せてヒューマンスキルを駆使して、チームを円滑に進めていきます。
②ミドルマネジメント
ひとつの単位の組織を任されて指揮監督する、いわゆる部課長クラスです。このクラスになると、組織を動かすためのヒューマンスキルに重きが置かれます。また、高い成果をだすためにはコンセプチュアルスキルも必要になってきます。
③トップマネジメント
社長や役員といったか会社全体のマネジメントをする経営層です。会社を正しい方向に向かわせるためにはコンセプチュアルスキルが大切になってきます。ヒューマンスキルも発揮しないと会社をひとつにまとめることはできません。
まとめると、若手から管理職になっていくにつれて、テクニカルスキル、ヒューマンスキル、コンセプチュアルスキルの順に重要になっていくということです。
とはいえ、自分の階層で重要とされているスキル以外のスキルを学んではいけないということはありません。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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それでは、ありがとうございました!
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