見出し画像

必修ビジネススキル①:ロジカルシンキング

こんにちは、にゃごんです。

今日から、こちらの記事で紹介したビジネススキルの詳細について、堀公俊さんが書かれた「ビジネススキル図鑑」を参考に紹介していきたいと思います。

今日紹介するのは、ロジカルシンキングです。
ロジカルシンキングは思考系のスキルに分類されます。こちらは全職種において重要なスキルにですので、全ビジネスパーソンに読んでいただきたい記事になっています。


ロジカルシンキングを習得しているか簡単に確認

ところで、みなさん一度は聴いたことはあると思いますが、実際にどれほど習得できているのかについてチェックする質問があります。

  • まったく知らない(×)

  • やり方を知っている(△)

  • 定型的な課題であれば1人前にこなせる(□)

  • 新しい状況においても適切に対処することができる(○)

  • 困難な課題にも対応でき、新たな技が創造できる(◎)

上記の評価基準のもと

  1. 「タテの論理」を用いて、論拠・根拠・主張を適切につなげる

  2. 「ヨコの論理」を用いて、多面的な視点から筋道を検討する

  3. ロジックツリー等を使って、タテとヨコをつなげて考える

  4. 多彩なフレームワークを活用してミッシ-に物事を考える

この質問に答えてみてください。
ちなみに私は知らない用語ばかりで、すべて×でした。笑

まず各スキルが身についているのかについてチェックする質問を用意するので、皆さん個人で自分がどんなスキルを身につけているのかについて確認してみてください。


基本の考え方

ロジカルシンキングとは、論理学の考え方をベースにビジネスに役立つ思考のスキルとして体系化されたものです。

ロジカルシンキングを習得すれば、物事の本質をとらえ、複雑な問題に対処することや、説得力のあるコミュニケーションができるようになります。


スキルの内容

タテの論理

はじめに考えるテーマを設定します。【イシュー(論点)】
(例:残業をもっと減らすべきか?)

イシューに対して、意見や結論があります。【メッセ-ジ(主張)】
(例:yes!減らすべきだ!)


しかしこのままだと、「なぜ残業をへらすべきなのか」が分かりません。
そのため、イシューとメッセージをつなげる必要があります。
その際は、根拠、理由、原因、基準などを用います。

その際に大半の人が納得がいくワケでないと、確かな筋道はできません。
事実データ原理原則を根拠にすると信頼度がぐっと高まります。

このような、

イシュー

根拠

メッセージ

を適切につなげることで、しっかりとした考え方の筋道ができあがります。
これが、タテの論理です。


ヨコの論理

一本筋道がつながっても、他にもっとよい筋道があるかもしれません。反対に、今のメッセージを否定する筋道が見つかる恐れもあります。
多面的に筋道をチェックした上で、総合的にメッセージの妥当性を考える必要があります。

例えば、新しい事業を立ち上げようと思ったら、ヒト、モノ、カネ、情報の視点で筋道を考えるのがセオリーです。何か重要な視点を見落としてしまうと、大けがをしてしまいかねないのです。

このように、必要な視点をヌケモレなくそろえて考えるのがヨコの論理です。


ロジックツリー

タテの論理とヨコの論理を一緒に考えるのに重宝するのが、ロジックツリーです。

まず、主張したいメッセージをツリーの頂点に掲げます。

その下に、そう考えるにいたった理由や根拠をすべて並べます。

このときに大切なのは、もれなくダブりなく根拠を挙げることです。このことをミッシ-とよびます。

また必要であれば、さらに根拠を支える根拠を挙げていきます。上からみれば、「なぜ?」という問に対する答えが、下から上を見れば「だから?」に対する答えが書かれていることになります。タテが正しくつながっているか、ヨコがそろっているかが同時にチェックできるのです。


フレームワーク

ロジックツリーを作る上で難しいのが、ミッシ-に根拠を並べることです。そのため、一から考えるより、既存の切り口を使うほうが早いのです。
このような、物事を考える上での枠組みをフレームワークといいます。ビジネスの世界では、経営者や経営コンサルタントが提唱してきたフレームワークがたくさんあるので、覚えておくと論理思考を加速させることが出来ます。


トレーニング方法

「なぜ?」「だから?」と筋道立てて考えることがロジカルシンキングです。そのため、この2つのフレーズを常に自分や相手に問いかけるところから始めて見ましょう。ただし、友人との会話で常にこれをやっていると嫌われてしまうと思いますので、議論をしているときなど時と場合を考えたほうがよいでしょう。

また、みなさんはフェルミ推定をしっていますか。「日本に自動販売機は何台あるか?」といった問題で、誰もが持っている一般的な知識や前提をつなげて答えを出す、というものです。これによりロジックを構築する力が鍛えられます。問題はいくらでもネットにあるので、是非挑戦してみてください。


最後に

ここまで紹介した話はロジカルシンキングの入門編です。本書の堀公俊さんが、より深くロジカルシンキングについて学ぶことが出来る本として、

こちらの本をおすすめしています。
私もロジカルシンキングが身についていないので、こちらの本を購入してよりロジカルシンキングについての理解を深めてみたいと思っています。
(マーケティングではないです。笑)

最後まで読んでいただいてありがとうございました!
いいなと思ってくれた方や、ためになったと思ってくれた方は、スキやコメント、フォローでフィードバックをいただけると大変ありがたいです!

それでは!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?