吉沢祐司 ~将来設計事務所~

某製薬会社で営業一筋仕事しきました、退職後セカンドキャリアとして、新たにFP2級、相続…

吉沢祐司 ~将来設計事務所~

某製薬会社で営業一筋仕事しきました、退職後セカンドキャリアとして、新たにFP2級、相続終活専門士を取得し一般社団法人相続なんでも相談センターに所属し活動中です。趣味は、サーフィン、ランニング、水泳、犬との戯れ、英会話 いろいろな情報を発信していきます。

最近の記事

相続                ~暦年課税・相続時精算課税制度~

こんにちは、今回は、相続税対策としての生前贈与として暦年課税と相続時精算課税制度について、紹介していきたいと思います。 この制度は、令和5年度の税制改正で改正されて令和6年より、適応されます、その違いなども含めて紹介していきたいと思います。 暦年課税 暦年課税は、相続税対策のひとつの方法ですが、贈与税の仕組みを利用しています。1年間に110万円までは、贈与税を課税されることなく贈与することができます。  年間110万円を超した場合には、その超した金額にたいして課税されます

    • 不動産の登記

       こんにちは、今回は不動産の登記について紹介したいと思います、 来年から、相続登記に関して義務化されます、不動産の相続があったときは、不動産を相続した相続人は、「相続の開始及び所有権を取得したことを知った日から3年以内」に不動産の名義変更登記をしなければならなくなりました、 このことから、そもそも登記とは、何かを紹介していきたいと思います。 不動産の登記とは、不動産の登記とは、土地や建物の所在、面積、構造や所有者の住所・氏名などを法務局の登記簿に記載し、一般に公開することで

      • 立山黒部アルペンルート旅行記③

        こんにちは、立山黒部アルペンルート旅行記②に引き続き報告いたします。 大迫力の黒部ダムを背に、立山アルペンルートの観光の要、室堂に向かいます。 室堂とは、 まず黒部ダムから、黒部湖駅より、ケーブルに乗って、黒部平まで、 黒部平から、さらにロープウェイに乗って、大観峰(だいかんぼう)へ、 すばらしい景色でした。 黒部湖や後立山の大パノラマは、すばらしい景色でした、実は翌朝この大観峰から、後立山からの上る日の出をみることにしています。 この大観峰より、トロリーバスで、い

        • 立山黒部アルペンルート旅行記 ②

          黒部ダムにてこんにちは、立山黒部アルペンルート旅行記①に引き続き報告いたします。 黒部ダムは、ものすごい水量で、迫力満点です。 自分の見学コースは、下記 黒部ダム周辺マップの①から⑤の順で回りました。 まず、黒部ダム駅を降りて、200段の階段を上り、①の展望台で、最初にダムを見学です。雄大なダムをバックに記念写真です。 次に②に降りていきます、レインボーブリッジです、 ②のレインボーブリッジに黒部の物語が展示されています、映画「黒部の太陽」に描かれていた関電トンネル建設の

        相続                ~暦年課税・相続時精算課税制度~

          立山黒部アルペンルート旅行記 ①

          こんにちは先日、立山黒部アルペンルートへ旅行しました、素晴らしい雄大な景色で癒やされましたので報告いたします。 あずさ号で信濃大町駅まで。 東京に在住しておりますので、出発の朝 新宿発のあずさ号 朝7時代の便で出発して、信濃大町まで、約3時間半の道のりです。 3時間半と非常に長い時間ですが、 実は、この間にアマゾンプライムでダウンロードした「黒部の太陽」という映画を最後まで見ました。 「黒部の太陽」 *黒部の太陽 1968年制作 石原裕次郎 三船敏郎と当時の2大スターが

          立山黒部アルペンルート旅行記 ①

          相続 ~認知症③~

          こんにちは、今回は認知症③として認知症に関わる相続について紹介したいと思います。 両親が認知症になると相続対策ができなくなる認知症と診断された場合、「意思能力がない者」とみなされ、民法の規定上、意思能力を欠く者が行った法律行為は無効とされます。 具体的には、 ・不動産の購入、売却、賃貸契約 ・預貯金口座の解約、引き出し ・生命保険の加入、解約 ・子、孫などへの生前贈与 ・遺言書の作成 ・養子縁組 ・遺産分割協議への参加 等々 どれも相続対策をする上で重要な内容です、したがっ

          相続 ~認知症②~

          今日は、今回は前回紹介した認知症①につづき、認知症の診断について、製薬会社勤務していた時の知識や、区の生活援助員として受けた研修での知識、ならびに自分自身の身近な事例を踏まえて紹介します。 早期発見、早期治療認知症は、早期発見、早期治療が重要です。 認知症を患った方々の心情も様々です。また、「認知症の本人は自覚がない」と言われていますが、はやり最初に気づくには、自分自身だと思います、自分は認知症になってしまうのでは、という不安と、それを認めたくないという気持ちが葛藤するので

          相続 ~認知証①~

          こんには、今回は、相続と認知証について紹介し認知症が相続にどのように係わるのかを少しまとめてみます。 6月11日付け日本経済新聞に「エーザイの認知症薬レカネマブ 米で承認勧告」という記事がでていました、アルツハイマー型認知症の患者さん、ご家族の方々へ朗報となります。認知症の悪化スピードを27%抑える効果が認められているとのことです、日本においても10月くらには、承認の可否が判断されるのではないかと予想されています。 認知症とは? 「認知症」とは、「いったん正常に発達した知能

          ストレス検査・ホルモン量について

          今日は、今回は日本経済新聞(5月28日)に掲載されていた「あすか製薬系、毛髪や爪でストレス検査 ホルモン量測定」という記事を読んで、自分なりにまとめてみました。 自分は、以前製薬会社で、MRを中心として仕事をしてきましたので、 ステロイドについても学んできました。 まず、記事の内容ですが、あすか製薬系が毛髪や爪に蓄積したホルモン量からストレスを検査できるキットを7月に発売するという内容です、もともとは血液や唾液から、ホルモンをチェックしてストレスの度合いを測っていたのです

          ストレス検査・ホルモン量について

          年金 ~配偶者に先立たれた時は、どうなるの?~

          今日は、今回は配偶者に先立たれた時に支給される遺族年金について 紹介します。 遺族年金とは、 年金と言うと、年を取った時に支給される老齢年金を想像されると思いますが、配偶者に先立たれた時に、残された遺族の生活を保障する為に支給される年金があります、それが遺族年金です。もしもの為の保険のようなものですね。 どのような年金があるかと言うと、 国民全員が加入している国民年金から、遺族基礎年金が支給されます。さらに上乗せで、会社員、公務員の方は加入している厚生年金から、遺族厚生年

          年金 ~配偶者に先立たれた時は、どうなるの?~

          定年退職 ~退職金受け取り~

          こんにちは、今回は、定年退職時に勤務先より受け取る退職金について 紹介したいと思います、定年退職時にまず、退職金を一括で受け取るのか、分割して年金形式で受け取るのか選択することになります、みなさんどちらを選択しますか。 自分は既に退職金を受け取りましたが、当時は、知識も無かったので考えることも無く一括受け取りを選びました。 今回は、退職金にかかる税金について紹介して、みなさんがどちらを選択することがいいのか検討する、参考に少しでもなれば幸いです。 一括受け取りの場合税金 所

          定年退職 ~退職金受け取り~

          年金 ~年金の家族手当とは?~

          こんにちは、今回は、年金の家族手当と言われている加給年金について紹介したいと思います。 日本経済新聞4月30日付けの記事に「加給年金の仕組み 配偶者が年下、給付上乗せ」という記事が掲載されていました。 日本の年金制度は、ご存じのとおり、 国民は、全員日本の年金制度に加入しています。 第1号被保険者は、自営業等の方:国民年金に加入 第2号被保険者は、会社員、公務員の方:国民年金+厚生年金に加入 第3号被保険者は、第2号被保険者の配偶者 専業主婦等:国民年金に加入 年金の支給

          年金 ~年金の家族手当とは?~

          骨電動ヘッドフォン

          こんにちは、今回は、骨電動ヘッドフォンについて報告したいと思います。 みなさんは、骨電動ヘッドフォンご存知でしたか、 自分は、今までAirpodsを使用していて、ノイズキャンセリングを設定して 外の音をできるだけ遮断して音楽とかYou tube、ポッドキャストやラジオに没頭していました。 ジョギング中でもAirpodsを利用してましたが、ある時に後ろから来る車に気がつかず、びっくりしたことから、はやり外の音が聞こえないことに関して考えるようになりました。また、耳を遮断して音を

          相続 ~空き家対策~

          こんにちは、今回は、相続 空き家対策について紹介したいと思います、 2023年4月20日 日本経済新聞 「相続空き家、管理欠かせず 特例対象縮小で税負担増も」が掲載されてました。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB13AVS0T10C23A4000000/記事が 空き家は全国で増えている。総務省が5年ごとに実施する「住宅・土地統計調査」によると2018年に約849万戸と1998年の約1.5倍に増え、住宅総数に占める割合は13.6%

          相続 ~空き家対策~

          相続 ~遺産分割協議:遺産の分け方~

          こんにちは、今回は遺産分割協議の紹介より、相続財産の基本的な流れについて紹介したいと思います。 遺産分割の種類 被相続人(亡くなった方)の方が遺言を残していたら、「指定分割」となり、遺言書のとおりに遺産を分けることになります、遺言書が無かった場合は、「協議分割」となり相続人全員が協議して全員の同意を持って分割します。遺産分割協議とは、この協議分割のことを指します。 参考 指定分割:「民法で定めた法定分割」より故人の思いが優先されますが、誰か特定の人に全財産を渡すなど、極端

          相続 ~遺産分割協議:遺産の分け方~

          相続 ~遺留分~

          こんにちは、今回は、相続 遺留分について紹介します。 相続で、故人の遺言が見つかり、その遺言書には、特定の人に大部分の遺産を与えると記載されていたら、家族の方は困りますよね。 しかしながら家族の方は、遺留分を請求する権利があります。 遺留分遺留分とは、 相続で最低限もらえる遺産のことを言います。遺言によって多く財産を受け取った人に対し「自分自身の遺留分/自分自身の最低限もらえる遺産」を請求できる可能性があります。 遺留分権利者 遺留分権利者とは、自身の遺留分を請求できる