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映画「グッドナース」信頼している人が連続殺人をしていたら?


 何人も人を殺した看護師、
チャールズ・カレンを概説した
ノンフィクションの本を元に作った映画です。


 この本は、10年もかけて制作されたそうで、
かなり詳細にまとめられているそうです。
一度読んでみたいですが、
日本では出版されてないようです。


 この映画のスリラーな部分を
3つのポイントでまとめますと、



1 実話


 実話を元にした映画ほど、
想像がつかない展開が多いです。
16年間の看護師生活の中で何回も殺人を犯し、
今は刑に服している、
チャールズ・カレンの記録を
映画化しています。


 チャールズ役にはファンタスティックビーストの
エディ・レッドメインさんです。
チャールズと親しくなったエイミーが
大きく関わってくるのですが、
これも実話だそうです。
このエイミーの勇気で、
チャールズの犯行の真相が明るみになりました。
彼女が本当に人のことを思いやる、
素晴らしい看護師だからなのではないでしょうか?



2 信頼してしまう職種


 連続殺人はもちろん怖いですが、
さらに怖いのは、助けてくれるはずの人が・・・?
ということではないでしょうか?


 看護師や医師に殺意があれば、殺人の機会がありすぎます。
まさかそんな事を考えている人がいるとは思わない所に、
殺人鬼が潜んでいるのは、より怖いです。


 他には、教師、神父、警察、児童養護施設長などなど、
実は悪人だと分かって恐怖が増すストーリーは
多いですよね。




3 抜け穴


 チャールズが、
何年も罪を逃れてきたのはなぜなのでしょうか?
何ヶ所もの病院を転々とし、
ただ怪しまれるだけで終わってきました。


 病院で不審死などあれば経営に影響が出ます。
その利益至上主義がチャールズを野放しにしていました。
からくりが、確かに現実的で、
隠れ蓑になりやすいのだなと思いました。



 映画を観て考えたのですが、
これは病院だけではなく、
学校にも言えるのではないでしょうか?
同じように抜け道になってるというような、
新聞の記事を読んだことがあります。



 目が離せないスリラー・サスペンスです。
エイミーの勇気にドキドキしました。



 気になった方は是非観てみてくださいね。

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