見出し画像

社員の要望を実現し、チームで連携しながら売上に貢献!クラシコのエンジニアは成果にコミットする


クラシコは現在、これまでの主力だったD2C事業に加え、国内の法人営業や海外事業にも力を入れています。事業拡大に合わせ、2020年からは社員数も増え、新オフィスへの移転も実施されました。

今回インタビューするのは、少人数体制ながら、クラシコを縁の下で支えてきたエンジニアのお二人です。

業務基盤となるシステムを安定稼働させるだけでなく、スピーディーな対応と企画の上流工程からのアプローチにより、これまで数々の売上に貢献してきました。

クラシコのエンジニアに求められる役割のほか、現在抱える環境面の課題も含め、率直な現状と今後の展開について聞きました。

エンジニアの働きが売上に大きく貢献する

画像1

劉飛/システムエンジニア。2012年入社。業務まわりのシステム開発担当。ECサイトの業務効率化や、在庫・生産・配送管理の開発など、社内の業務フロー実現がミッション。

──まずはお二人に、クラシコへ入社した経緯を聞きたいと思います。

劉飛:2009年に来日し、IT企業でソフトウェア開発として従事し、銀行の管理システムや社内ソフト設計を主に担当していました。そんなある日、友人からクラシコを紹介してもらいました。

それまでの仕事はエンドユーザーと接点がなく「世の中の誰かの役に立っているだろうか?」と悩んでいた時期でもありました。メディカルアパレルという初めて知る業界に興味もありましたし、お客さまの反応を直接肌で感じられる仕事に魅力も感じました。

転職の決め手は、代表の大和との面接でした。当時はまだ社員数も7~8人の小さな会社でしたが、社員の意見を尊重し、大きなビジョンに向けて挑戦する姿勢は私にとって刺激あるものだったのです。

画像2

中村/システムエンジニア。2016年入社。ウェブサイト上で企画を実現することが役割。デザイナーやマーケターとの連携も多く、SEOやUI/UXの検証・改善業務を主に担当している。

中村:私はWeb制作会社に勤めたあと、フリーランスとして8年ほど活動していました。あるとき、3ヶ月ほどクラシコのプロジェクトにかかわる機会をいただき、その際に大和からオファーをもらってクラシコへの就職を決めました。2016年のことでしたね。

フリーランスの私がクラシコに腰を据えようと思えたのは、価値観が近く、ビジョンに共感できたからです。当時は『U scope』という聴診器の開発が完成に差し掛かる頃で、それを見て製品の魅力に惹かれたのもあります。

──入社時の印象的なエピソードはありますか?

劉飛:私が入社した2012年頃のクラシコは、オンプレミスで障害対応や基盤リプレース、構成管理/運用が非常に弱く、突発的な大量アクセスに耐えられない課題がありました。ニュースメディアやテレビ番組などで紹介されるとすぐにサイトが落ちてしまうことも一度や二度ではなく。

当時はECサイトを中心に、ドクター向けの白衣販売が事業の主軸でしたので、サイトの機能が売上に直結する状況でした。そこで2回のリニューアルを経てクラウドへ移行し負荷分散を導入。UI/UX環境の向上で、顧客満足度を高めることにも貢献できました。

中村:私の入社前と後で大きく変わった点といえば、ECサイトのデータ分析や検証活動の体制が整ったことが挙げられます。

ECサイトの販売導線の改善に対して、ページレイアウトを変えるなどの手段が考えられますが、当時は社員が「こうすると買いやすいんじゃないか?」と、個人の感覚や勘に頼りきった施策で対応することが多かったんです。

現在はマーケティングデータを軸に仮説を立て、A/Bテストなどの検証活動を繰り返して、数値改善をするサイクルが整っています。

自分の裁量で「いいモノづくり」ができる環境

画像4

──お二人からみて、クラシコのエンジニアにはどんな役割が求められていると感じますか?

劉飛:社内SEは、直接的な売上創出には関与できません。しかしマーケ分析や効率化ツールの導入など、ITの力で支えることはできます。特にクラシコは複数のエンジニアではなく、一人でも可能な、スピード重視の開発をすることが多い現状があります。

つまり、自分が少しでも早く機能を実装できれば、その分だけ大きな利益につなげることができるんです。これまでも社内で持ち上がった課題に対し、スピーディーに対応することで売上に貢献できた事例があります。

お客さまが使い慣れたSNSアカウントでログインできるようにしたり、決済をコンビニ払いやAmazon Payに対応させたり。

印象に残っているのは、経理担当から、病院のチームユニフォームの刺繍入れを外部ではなく社内で実装できるようにしたいという依頼です。従来は2ヶ月半かかっていた刺繍入れを、現在では早ければ7営業日ほどに納期を短くすることができました。

中村:クラシコのECサイトは、ユニフォーム業界においてはトップクラスのビジュアルと機能性を備えていると感じています。その理由を考えたとき、社内でエンジニアが、マーケターやデザイナーと連携しやすい環境が大きな影響を与えているのではと思ったんです。

クラシコの掲げるバリューに「手をあげよう」があり、職種や立場すら関係なく、意見を出し合える環境が当たり前にあります。ウェブサイトの制作もマーケター主導のこともあれば、デザイナーやエンジニアの主導で取り組むこともあります。

意見を出し合えるからこそ、ただ企画を形にするのではなく、付加価値をつけて実現することが求められると考えています。企画時点で見落としている問題もあれば、実際に手をつけてみなければわからないこともあります。

幸いクラシコは、開発の上流から下流までのすべてをエンジニアが担うことができるため、自分の裁量次第で、どうとでも変えられる環境があります。だからこそ「本当にいいもの」を作ることにコミットすることが求められると考えています。

急成長するクラシコの課題はITで解決する

画像4

──今後、クラシコではどんなことに挑戦していきたいですか?

劉飛:ここ数年クラシコは急成長をしていて、2020年からは採用にも力を入れ始めました。その結果、売上や社員数の規模も大きくなり、エンジニアのリソース確保が難しくなっています。

そこで現在は、ERP導入をキッカケに業務フローのカスタマイズなど、社内体制の見直しを図っています。これまでは小規模でスピーディーな解決策の実現が売上に貢献してきましたが、今後は中規模のIT環境を整え、クラシコの成長に負けないITソリューションが益々必要になると考えています。そこに期待感がありますし、効果も楽しみなので頑張っていきたいですね。

中村:現在、Webサイトのリニューアルという、大きなプロジェクトの音頭を私が取っているので、そこでの成功が当面の目標です。マーケティングやデザインのプロフェッショナルが関わるため、その人たちの力をすべて引き出せるよう取り組んでいきたいと思っています。

あとは劉飛の言うように、クラシコの成長に合わせエンジニアの開発環境も大きく見直すフェーズに入っています。正直なところ、ルールや体制など、まだまだこれからの段階です。だからこそ、開発手法を含め、新たに作っていくことを楽しめる人と一緒に、これからのクラシコを盛り上げていけたらと思っています。

===
今後も定期的に更新します。ぜひこちらのアカウントをフォローお願いします。この記事へのスキもお待ちしています!

またクラシコでは一緒に働く、新しい仲間を募集しています。少しでも興味を持ってくださった方は、下記よりエントリーくださると嬉しいです!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?