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クラシコは多数決に頼らず、意見をぶつけ合い、正しい方向へ進みます

一人ひとりに自分が望む働き方があり、ライフスタイルも異なる。そういった違いを受け入れる精神がクラシコにはあります。

こんにちは、クラシコ採用広報担当です!

私たちは白衣を中心に、スクラブ、ナースウェアや聴診器など、メディカル領域で事業をおこなっています。

本日は、子育てを大切にしながら在宅でのリモートワークを取り入れているD2C事業部の執行役員、江村(えむら)をインタビューします。

クラシコの文化として根付くバリュー「意見が違う、を大切にしよう」。

人と違うことは会社の資産。
多数決に頼らず、意見をぶつけ合い、正しい方向へ進みます。
https://classico.co.jp/

中途採用で「管理職」のポジションに就いたからこそ見えた、クラシコならではの柔軟さについて伺っていきます。

ライフスタイルや価値観の違いも受け入れる

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──本日はよろしくお願いします。
まず最初に、入社時のことを教えていただけますか?

当時クラシコで不在だったマーケティングの担当者として、中途採用の形で入社したのが始まりです。

管理職という立場にも就かせてもらった当初、社内での抵抗があったりするのではと多少の懸念がありました。しかしまったくそういうこともなく、代表の大和を中心に、皆さんが協力的だったのが印象的でした。

どうしても中途で管理職が入ると「会社のやり方を変えられてしまうのでは?」という意識が働くと思うのですが、そういうことは一切感じませんでした。

──具体的なエピソードなどはありますか?

マーケティングの話ではないのですが、社内の情報共有のためにグループウェアを導入してはどうか?と提案したところ、すぐに導入されたことが入社して間もない頃にありました。

会社がより良くなる提案であれば、どんどん新しいことも取り入れる風土ができあがっているように感じましたね。

ですので私も、クラシコとして今後どういった方向で進めていきたいのかを意識して周りの意見を聞くように心がけていました。

──意見が違うを大切にする、というバリューが当時から根付いている印象を受けました。

クラシコの場合は、仕事だけでなくライフスタイルの面においてもバリューが反映されています。それが私自身の入社の決め手でもありました。

私がそもそも転職を考えたのは、生まれたばかりの子どもとの時間を大切にしたいという想いからでした。仕事であれば後から取り返せることも多いですが、子育ての体験はそうもいきません。

当時のクラシコで在宅ワークをしている人はいなかったのですが、やってもOKという環境があることが大きかったです。

現在は千葉から都内へ、片道1時間半の通勤をしていますが、週2回程度はリモートワークで対応しています。保育園へのお迎えなど、子育ても気持ちよく楽しめています。

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関連:働きやすさを大切にするクラシコでは、フレックスタイム制やリモートワークを社員が積極的に活用しています!

フラットで上下関係なく、意見をぶつけ合う

──多数決に頼らず、意見をぶつけ合うというフレーズが印象的なバリューですが、実際の現場ではどうなのでしょうか?

多数決に頼らないというのは確かにあります。意見をただ寄せ合うだけでは提案の質が下がってしまうからです。

そうではなく、ものごとの前後関係からしっかり考えていて、責任を取ろうとしている人に任せるのがクラシコ流です。想いの強さや提案の質の部分を評価します。

会議や多数決だと「寄せ集めの中途半端な意見」が通ってしまうことがあり、それが一番よくないパターンだと考えています。

──実際に意見がぶつかり合うことはありますか?

上下関係がなくフラットな組織なので、みんな躊躇なく意見をぶつけ合っていると思います。

部門ごとの課題であったり、お互いに直してほしいところなどは伝えるようにしていて、言われた側も応じる必要があればきちんと応えます。

意見をぶつけ合うといっても、議論でやり合うとかはないですよ(笑)

お互いに信頼感を持ってコミュニケーションをしているので、会社にとって正しい方向へ進むための健全なやりとりです。

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──部門格差を感じさせない、具体的なエピソードはありますか?

クラシコの日常的な風景ですが、CS(カスタマーサポート)がオフィスに併設している店舗のデザインリニューアルを考えたり、紙媒体を担当しているグラフィックデザイナーが電子版のe-bookを提案することもあります。

最近あった印象的なエピソードですと、エンジニア側からサイズレコメンドツール(※)の提案があり、採用されたことがあります。

※サイズレコメンドツール
ユーザーが入力した身長や体型などに合わせて、ECサイト内で服のサイズを提案する機能

クラシコはECサイトでの販売が中心なので、服のサイズ問題で返品をされることがどうしても起こりがちです。

本来はマーケティング部が解決すべき問題ですが、エンジニア側でそういった課題整理やツール導入までの工数をまとめてくれたので、スムーズな導入をすることができました。

結果、新規購入者の返品が15%減、数百万円規模のロスを防ぐに至りました。

──正しい形で意見をすれば、お互いの意見を取り合える社内文化があるということですね。

反対のケースでは、誰かの声が大きすぎたり、上の人間に気に入られようとする心理が働くことが想定できます。

そういった不自然なコミュニケーションがクラシコのなかで発生しないのは、医師のための白衣やナースウエアという、目に見える商品がしっかりしているからだと思います。

安心できるものがひとつあると、会社全体の成長を考えた意見が自然に出るのではと感じています。だからこそ「意見が違う」ことに対してみんな前向きでいられるのだと思います。

考える内容の質は、社員としての質に比例する

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──江村さんが管理職として「意見が違う、を大切にしよう」のバリューで意識していることはありますか?

社員には「考える仕事」をしてほしいという願いがあります。作業だけであれば外注でいいはずなので。

そのためには常に、「何のためにやるのか?」「どんな効果があるのか?」を具体的に示す意識を持つことが重要です。

クラシコには今回ご紹介した「意見が違う、を大切にしよう」の指針がありますが、それと同時に「手をあげよう」というバリューもあります。

入社後すぐは提案の質が低かったとしても、それを繰り返すことで経験値を高めてもらえればと思います。

──最後になりますが、今後クラシコの社員数が増えるなかでフラットな環境を崩さないためにどんな考え方が必要だと思いますか?

私自身は経営層の人間として、立場に固執しないことを心がけています。

例えば同じマーケターの社員が新たに入った場合、その人に追い越されることが自分にとって悪いことだという目線は持たないようしたいですね。

管理職の立場としては、採用した人が成果を上げることが大切です。会社の成長のためにも、対その人という個人的な感情と、会社のことを分けて考えられるように努めたいと思っています。

会社として組織を成長させるためにも、「意見が違う、を大切にしよう」のバリューは、これからのクラシコにとって欠かすことのできないものだと考えています。

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