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松永ねる
2022年10月10日 08:00
なるほどね、と思っていくつかの顔を思い出した。ひとりめは、なかなか控えめなひとだった。傷つけることも、傷つくことも恐れていた。でも、作るものに関しては折れずにいた。ふたりめは、「あはは!笑って嫌ですって言ってやりました!」と言っていた。やっぱり、作るものには折れないひとだった。なんでも笑って話してくれる、強いひとだった。そして、みっつめに思い出した顔の話をする。*正直に
ぷるる
2022年10月28日 17:02
そんな気持ちが、心の奥底からやってくる時がある。この気持ちが訪れるシチュエーションは様々。けれど初めて体験した日は今もはっきり覚えている。23歳の春のことだ。当時の私は、毎日がとても辛かった。家庭はトラブルが続き、親子関係は険悪で気が休まらない。証券会社の営業職だったが、ノルマが辛くてキツくて毎日辞めることばかり考えていた。そのくせ踏ん切る勇気がない自分が憎かった。小さな目