地平線を濃く染めた
昨晩の会話は、私たちの記念日をいつにするか決めることだった。ポーランド生まれイギリス育ちの彼は、五歳で渡英したため、もはや英語が母語と言っても過言ではない。「きっと台湾や日本では、単語の意味がわかってなくてもシンプルに見た目がかっこいいからタトゥーにした人がいるように、ヨーロッパでもか、かんじ?がかっこよく見えるから入れ墨にした人がいるわけだよね」と。もし漢字一文字で入れるとしたら何がいいかなと冗談で聞いてくる彼。Deep Lを開き、敢えて日英ではなく日波翻訳にした私。「野菜