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調布国際音楽祭2022終幕!9日間全37公演の記録

10年目の節目を迎えた調布国際音楽祭、多くのお客さまにご来場いただき無事に閉幕しました。

音楽祭エグゼクティブ・プロデューサーの鈴木優人さん、アソシエイト・プロデューサーの森下唯さんをはじめ、豪華なメンバーが多彩なプログラムをお届けしました!

2022年6月18日より9日間にわたり、
“BACH” TO THE FUTURE~未来へつなぐ音楽祭~をテーマに開催した全37公演の様子を、未公開画像も交えながらご紹介します。

1.ワークショップ「新しい音楽をつくる」

調布国際音楽祭開幕前日の6月18日(土)、せんがわ劇場でワークショップ「新しい音楽をつくる」を開催しました。

©️K.Miura

▼公演の様子

2.音楽祭第10回記念 オープニング・コンサート「かてぃんplaysラプソディ・イン・ブルー」

調布国際音楽祭は、6月19日(日)に音楽祭第10回記念 オープニング・コンサート「かてぃんplaysラプソディ・イン・ブルー」から華々しくスタートしました!

©️K.Miura

▼公演の様子

1曲目が終わった後は、開会式典が行われ、華やかに調布国際音楽祭が開幕しました。

左から、鈴木正人(明治大学付属明治高等学校・中学校吹奏楽班 顧問)、
鈴木雅明(調布国際音楽祭 監修/バッハ・コレギウム・ジャパン音楽監督)、
鈴木優人(調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー)、
荻本貞臣(公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団 理事長)、長友貴樹(調布市長)、
福川伸陽(ホルン奏者、明大明治OB)、森下唯(アソシエイト・プロデューサー)

3.ウェルカムコンサート

6月19日(日)、25日(土)、26日(日)は、調布駅前広場で「ウェルカムコンサート」を開催しました。

Trio Corazon / ピアノ:高橋奏楽 フルート:伊藤向莉 ヴァイオリン:佐藤百花

▼全7公演の様子

4.ベヒシュタイン・ジャパンpresents 布多天神社できくグランドピアノ

6月20日(月)、布多天神社で開催したのは「ベヒシュタイン・ジャパンpresents 布多天神社できくグランドピアノ」

ピアノの森下唯さん、鈴木優人さん、ヴァイオリンの田中里奈さん、ピアノの望月晶さんが出演しました。

▼公演の様子

5.小林愛実ピアノ・リサイタル

6月21日(火)は、調布市グリーンホールで「小林愛実ピアノ・リサイタル」を開催しました。

©️K.Miura

▼公演の様子

6.鈴木雅明×岡本誠司〜深大寺本堂に響くバッハ〜

6月22日(水)は、深大寺本堂で「鈴木雅明×岡本誠司〜深大寺本堂に響くバッハ〜」を開催しました。

©️K.Miura

▼公演の様子

7.フェスティバル・ガラ「名手たちの室内楽」
〜ブラームス:ホルン・トリオと管楽器のための名曲たち〜

6月23日(木)は、調布市グリーンホールでフェスティバル・ガラ「名手たちの室内楽」〜ブラームス:ホルン・トリオと管楽器のための名曲たち〜を開催しました。

ピアノ:森下唯、オーボエ:荒木奏美  
©️K.Miura
フルート:上野星矢、ピアノ:森下 唯 
©️K.Miura
ヴァイオリン:白井 圭、ピアノ:河村尚子、ホルン:福川伸陽 
©️K.Miura

▼公演の様子

8.お昼のクラシック〜ツィゴイネルワイゼンからボヘミアン・ラプソディまで〜 

6月24日(金)は、調布市グリーンホールで「お昼のクラシック〜ツィゴイネルワイゼンからボヘミアン・ラプソディまで〜」を開催しました。

ヴァイオリン:廣津留すみれ、ピアノ:森下唯、鈴木優人、ギター:村治佳織、
ホルン:福川伸陽、サックス:上野耕平 
©️K.Miura

▼公演の様子

9.調布国際音楽祭 こどもスペシャル!

6月25日(土)は、調布市グリーンホールで「調布国際音楽祭 こどもスペシャル!」を開催しました。

ピアノ:森下 唯、栗コーダーカルテット、うた:小池光子 
©️K.Miura

▼公演の様子

10.フェスティバル・オーケストラ ドイツ・ロマン派の輝き~河村尚子を迎えて~

6月25日(土)の夜は、調布市グリーンホールで「フェスティバル・オーケストラ ドイツ・ロマン派の輝き~河村尚子を迎えて~」を開催しました。

©️K.Miura

▼公演の様子

11.ミュージックサロン

6月25日(土)、26日(日)は、調布市グリーンホール小ホールで「ミュージックサロン」を開催しました。

▼全18公演の様子

12.駅前広場 DE ピアニスト体験

6月25日(土)、26日(日)10:00~16:00(ウェルカムコンサート開催時除く)には、どなたでも電子ピアノを弾ける体験コーナーを設けました。

小さなお子さまから大人まで、75名が体験!調布駅前広場はコンサート会場さながらに盛り上がりました。

13.たたいてあそぼう 第10回スペシャル

6月26日(日)の午前中は、調布市グリーンホール小ホールで「たたいてあそぼう 第10回スペシャル」を開催しました。

アンサンブルYTE(桐朋学園大学打楽器科)
©️K.Miura

▼公演の様子

14.N響×鈴木優人

最終日の6月26日(日)は、調布市グリーンホール大ホールで「N響×鈴木優人」を開催しました。

©️K.Miura

▼公演の様子

15.バッハ・コレギウム・ジャパン バッハ超名曲選!

フィナーレとして、バッハ・コレギウム・ジャパンによる「バッハ・コレギウム・ジャパン バッハ超名曲選!」を開催しました。

©️K.Miura

音楽祭期間中、エグゼクティブ・プロデューサーとしてだけでなく、指揮者・ピアニスト・司会者として大活躍した鈴木優人さんが、フィナーレではオルガニストとして見事なソロ演奏を聴かせました。

▼公演の様子

16.音楽祭を支えたボランティアスタッフ「チームCIMF」

公演当日の会場スタッフや事前の宣伝活動など、調布国際音楽祭を支えてくださるボランティアスタッフ「チームCIMF」を募集したところ、今回は初めて参加される方から今年で5回目というベテランさんまで、58名の方々がご応募くださいました。

開催前のミーティングでは、出演者・チームCIMF・スタッフの全員が一丸となって盛り上げていけるよう、鈴木優人さん、森下 唯さんから音楽祭への想いをお話いただきました。

ファイナルコンサート終演後には、メイン会場となった調布市グリーンホール大ホールの舞台で記念撮影!!

©️K.Miura

今年お客さまとしていらした方も、ぜひ来年はボランティアスタッフという立場で調布国際音楽祭に関わってみませんか?

ぜひご検討くださいね!

▼活動の様子はこちら

17.ツイッターで盛り上がった「CIMF似顔絵コンテスト」

今回初の試みとして、ツイッターで「#CIMF似顔絵コンテスト」を行いました。ご参加いただいたたくさんの皆さま、ありがとうございました!

ご応募いただいた力作の数々は下記からご覧ください!
#CIMF似顔絵コンテスト

18.ジュニア招待

未来にどのような文化・芸術を残していくのか。

その使命を果たすため、寄附金で調布市内の小中学生をオーケストラの3公演に招待しました。

多くの方々の御協力により、あわせて約70人の子どもたちが自らの意思で初めて本物の芸術を体感しました。

子どもたちより

・最初からあっという間に演奏にひきこまれました。音の統一感がすごくて驚きました。盛り上がるところと、心地良いところの雰囲気の違いに感動しました。これ程の演奏がこの一瞬で生み出されているとは信じられない位に素敵な演奏でした。(「フェスティバル・オーケストラ」来場)

・特にヴァイオリンの演奏に感動しました。なめらかな音程で、すごく綺麗でした。ソロの時、高い音のメロディーがとても心に響き、感動しました。今後、N響のコンサートがあったら、聴きに行きます!^_^(「N響×鈴木優人」来場)

・初めて見る楽器がたくさん見られて聞けてとても感動しました。(ぼくは中学校で吹奏楽部に楽譜が読めないけど今年4月に入部しました。) 生でパイプオルガンの演奏が見られて良かったです。音もとてもカッコイイと思いました。歌もとてもきれいでした。(「バッハ・コレギウム・ジャパン」来場

19.協賛、助成、協力、後援企業・団体・個人の皆さま

今年も多くの皆さまからのご支援、ご協力をいただきました。
あらためまして、心より感謝申し上げます。

特別協賛:アフラック生命保険株式会社
協賛:株式会社伊藤楽器、株式会社Ocean Blue Bird、ピアノサロン&ピアノ教室【奏音の小箱】、越野建設株式会社
寄附(敬称略):株式会社荻本興業、調布エフエム放送株式会社、株式会社調布清掃、せしもクリニック、原島秀一、有賀正樹、内野長治、乙黒歯科クリニック、玉木国隆、一般社団法人調布市歯科医師会、水戸ともこ、村上浩輝、株式会社やまぐち ほか
助成:一般社団法人東京倶楽部、公益財団法人花王芸術・科学財団、公益財団法人野村財団、公益財団法人三菱UFJ信託芸術文化財団、公益財団法人朝日新聞文化財団
CIMFスポンサーシートご購入者(敬称略):山下守、小林賢治、重松路威、一般財団渡辺記念育成財団法人 渡邊万由美 ほか
協力:桐朋学園大学
制作協力:公益財団法人ジェスク音楽文化振興会
後援:調布市教育委員会、調布市国際交流協会、京王電鉄株式会社

調布駅改札付近大型広告掲出
(協力:京王電鉄株式会社様)
調布駅構内デジタルサイネージ掲出
出演者へのコーヒー提供
(協力:スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社様)
トリエ京王調布A館ポスター掲示
(協力:トリエ京王調布様)

10回目の調布国際音楽祭を終えて

調布国際音楽祭が多くの関係者の皆様のご尽力により、記念すべき10回目の節目を迎え、盛大に開催できましたことに心から感謝申し上げます。本音楽祭は、調布から音楽を発信するシンボル的な事業の一つであり、本年も調布市民をはじめ、ご参加いただいた大勢の皆様に改めて音楽の素晴らしさを
お届けする最良の機会になったと実感しております。
長友貴樹|調布市長

調布国際音楽祭は、梅雨の季節での開催ですが、今年も天候に恵まれ猛暑の中での開催となりました。節目の10年目を迎えて、今までにない程に熱気あふれる9日間になりました。音楽を通して、人と人がつながる音楽祭にご来場いただいた皆様をはじめ、出演者、スタッフ及び関係者、サポーターの皆様など多くの方々と言葉を交わし、同じ時を共有することができたことに心から感謝いたします。来年の音楽祭でまたお会いできることを楽しみに、皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
荻本貞臣|公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団 理事長

地元調布での音楽祭が、ついに10年を迎え、こんなにうれしいことはありません。今年は、特に今までにも増して充実したフェスティバルとなったと思います。この2年間パンデミックにも負けず、音楽を伝え続けることができたことに、本当に感謝しています。これからも、今の大人だけでなく、ここに写っている多くの未来の大人達にも、より豊かな思い出を繋ぐため、ますます力をあわせようではありませんか!
鈴木雅明|調布国際音楽祭 監修/バッハ・コレギウム・ジャパン音楽監督

記念すべき10回目となる「調布国際音楽祭2022」を大盛況のうちに終えることができ、感謝の気持ちに満たされています。街の音楽祭として、多くの方々に支えられ、励まされてここまで続けてくることができました。「音」は一瞬で消えてしまいます。しかし、優れた音楽家がその「音」を紡いだ「音楽」の記憶は、時に一生残る人生の価値を作ってくれます。聴いている方の誰か一人でも、そういう記憶を作って会場を後にしてもらえたら、という思いで作っている音楽祭は、これまた調布の名物である花火大会と似ているかもしれません。来年もまたきっと色とりどりの音楽の花火が打ち上がることと思います。皆さまの引き続いてのご支援を心よりお願い申し上げます。
鈴木優人|調布国際音楽祭 エグゼクティブ・プロデューサー

大きな盛り上がりの中、節目の年を祝うことが叶いました。この素晴らしい地元の音楽祭に、微力ながらも携わってこられたことに改めて喜びを感じています。「今年も楽しみにしている」「協力できることがあったらぜひ協力させてほしい」といったお声をいただくこともずいぶん増えました。手探りで立ち上げた10年前から、スタッフ一同数多の苦労を乗り越え、しかし惰性に陥ることなく、当初は遠い目標とも思われた音楽祭の理念が少しずつ実現してゆく様子を目の当たりにし、手応えを感じてもいます。多くの人の記憶に残る幸せな音楽の場が、今後も毎年、ますます力強く続いていくことを願っています。
森下 唯|調布国際音楽祭 アソシエイト・プロデューサー

さいごに

今回のテーマである “BACH” TO THE FUTURE~未来へつなぐ音楽祭~について、鈴木優人さんは「音楽祭の中心となる作曲家バッハと、若い人たちと一緒に音楽を未来へ繋いでいくことを願った」と語っていました。

全ての公演を終え、10年前は2日間という会期から始まった調布国際音楽祭が10年の時を経て、多くの皆さまのご協力のもと少しずつ成長し、こうして9日間にわたる公演を繰り広げることが出来たことは、正に未来へと繋がっていく音楽祭の形であったように思います。

最後に、ご来場いただいたお客さま、出演いただいた演奏者の皆さま、
そして音楽祭の開催を支えてくださった全ての方々に、心から御礼申しあげます。

また来年も調布国際音楽祭でお会いしましょう!

調布国際音楽祭2022
 “BACH” TO THE FUTURE~未来へつなぐ音楽祭~
公演数:有料11公演、無料26公演
券売数・率:6,852枚、券売率81%
来場者数:9,508人
出演者数:482人
顧客満足度:99.2%(アンケート回収率41%)

主催:公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団、調布市
エグゼクティブ・プロデューサー:鈴木優人
アソシエイト・プロデューサー:森下 唯
監修:鈴木雅明
コミュニケーション・アドバイザー:平野敬子
マネジメント:有限会社バッハ・コレギウム・ジャパン