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死とともに生きることを学ぶ 死すべきものたちの哲学

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リアルたもとの会で読んでいる本。 https://www.polano-shuppan.com/introduction 振り返りなど、この本にまつわる記事をまとめています。
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記事一覧

「不知」の自覚こそ「知を愛し求める」という探求的活動の出発点となるのだ。

遠い記憶に出会う一週間前の9月26日 たもとの会で1冊の本を読み終えた。 今年1月から毎月細々…

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世界のうちに拠り所を得ることーbeing at home in the worl…

あちこちで見かける小さな雑な石仏たち。気に留めることもなく通り過ぎて…。 私の曾祖母は夫…

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生(死)の諸課題はその人のもの。親(子)といえどもそれを奪ってはならない。

7月24日から25日にかけての未明の時間、神戸は激しい雨と雷が鳴っていました。夜中に聞く激し…

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かんたんにネ、「共に生きる」なんてネ、言いますけどそれ、むずかしくないですか?

あらたまって言うのもアレなんですが・・・。 「たもとの会」って、コミュニティでも何かの会…

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ほぼごきげんにいてますが、沈むときもありまして

このところ、自分の暗部の店開き的なことがちょこちょこあり、常にはそこまで向き合わずに済ま…

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わたしたちは日常的に、自らの自然観と死生観を表明してしまっている。どのようにして…

5月24日日曜日、摩耶山を起点に山を楽しむ「大人の下山部」(ネーミングセンスいいですよね…

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動物を食べること

生活ができないとは、お金に困っていることです。 わたしもお金に困って不安な生活をしていた時期がありました。 ですが、本当に困ったことはないかもしれません。 今に限ったことではないと思いますが、ご時世ですね、、路上生活を余儀なくされている方のインタビュー、お財布に小銭だけしかない様子がテレビニュースで映し出されていました。わたしはお財布がもう空になってその後そのお財布にお金を入れる当てがないという経験はありません。 胸が少し詰まりますが、横目でニュースを見ながら自分はのうのうと

半分しか死なないこと そして「よく生きる」とは?

**5月9日土曜日たもとの会で本を読みました。** 読んだのは 竹之内裕文著 「死とともに生き…

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遅いって。たもとの会第3回レポートと第4回のお知らせ

たもとの会レギュラーメンバーのAZさんの第3回終わってのレポート、受け取っておりましたが、…

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死すべきものの責任とは

3月28日土曜日の朝、2年くらい音沙汰のなかったIさんから着信がありました。 以前、亡き父(診…

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わたしたちはともに主体的な存在として

昨日、2月29日たもとの会第2回を無事開催することができました。 それにしても間違ってないで…

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リアルたもとの会第2回に向けて

第2回で読むところについて少し前フリを・・・。 今、リアルたもとの会では一冊の本を少しず…

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第一回たもとの会の参加者の方からレポート届きました。

1月30日のたもとの会に参加してくださったAZさんからレポート届きました!! あの場で感じたこ…

1月30日が終わりました

先日1月30日に「たもとの会」第1回無事?終えることができました。 14人で一冊の本の序章までを読みました。 読んだ本はこの本 序章 どうして生きてきたのですか?――父との別れと出会い ここまでを読みました。ページ数にして25ページほど。 ゆっくり時間をかけて読みました。 「どうして生きてきたのですか?」どきりとするタイトルです。 以下はわたしの読んで思ったこと。 著者は父との死別をきっかけに、死すべき定めをどのように引き受け、生きたらよいのかという問いに向かい続け