見出し画像

リアルたもとの会第2回に向けて

第2回で読むところについて少し前フリを・・・。
今、リアルたもとの会では一冊の本を少しずつみんなで読み、その時間を通してお互いに生まれてきたものを交換しあっています。ただそれだけなんですが、前回やってみてまたこの次も楽しみになっています。
読むのは 竹之内裕文さんの本
「死とともに生きることを学ぶ――死すべきものたちの哲学」
1章 介助することと哲学すること――「自立ホーム」で学んだこと

読んで来てもらっても読まずに来てもらってもどちらでも大丈夫です。
「介助」というと限定的な意味合いを感じてしまうのではないかと思います。親の介護とか、障害のある家族の介護とか、そういうことにあまり関係のない環境にいる人はあまり関心を持てないタイトルかもしれません。
「介助」ってなんでしょう。また近い言葉として「ケア」という言葉もありますが「ケア」ということになるとすこし意味が拡がる感じもありますね。
使うシチュエーションによっても違うのかもしれませんが、誰しもがケアを受けているし、誰かを何かをケアして関係し合いながら生きていると言えると思います。
わたしのなりわいは介護事業所の運営です。「ケア」という誰しもが日々交換しあっている行為をことさらに取り上げて仕事にしています。という言い方もできるのかなと思っています。
わたしはこの章を読んでとても痛みを感じ、またこの仕事をしていく上での覚悟をしないといけないことを確認したような気がします。

介助すること・・・自分とはあまり関係のない世界のお話と敬遠されるのではなく、読んでみてほしいと思います。自分の中にあるなにかと重なることがきっとあります。
必ず経験する死、死すべきものであるわたしとして生きることを模索されてきた著者の経験をたどることで見えてくることがあります。
ゆったりとお茶を飲みながら、ご一緒しませんか?
お部屋を暖かくしてお待ちしています。

★日時:2020年2月29日(土)19:00~21:00
★場所:デイサービスぐらんど1階カフェスペース
  https://goo.gl/maps/wRRmkPgDzcp3viUB6
1章介助することと哲学すること――「自立ホーム」で学んだこと
を読みます。
今後の日程ですが、基本的に第4土曜日の19時からという形にしたいと思っています。何回目からでも参加は大丈夫なので気楽にお申し込みくださいますように。初めて参加の方について、本は開催日の1週間前までに申し込んでくださる場合はご用意できます。それ以降はご自身でご購入の上で参加していただく形になります。1回目の参加の方は2000円(本代のみ)2回目、もしくは本を持って参加の方は500円が参加費となります。
申し込みは以下のリンク先にてお願いいたします。
https://kokucheese.com/event/index/591186/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?