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まるで同居人…語りかけてくるパキラ

リビングにステキな観葉植物がある。
南の窓ぎわ、特等席にいるパキラ。

次々と新しい芽をだし、
イキイキと暮らしている。
背丈も1mを超え、まるで同居人。

今でこそイキイキと暮らしているパキラ。


でも彼にはちょっと切ない過去が。
ほんの数ヶ月前までの居場所は、
カウンターキッチンのカウンターの上。
小さな鉢に押し込められ息も絶え絶え。

枯れる寸前でした。


場所が悪いのかな?
と慌てて窓際へ…

カウンターの上にあった時のパキラと、
南の大きな窓際に移されたパキラ…
比べるとまるで別人のよう。

私にはこのパキラが人の姿に見える。
部署が変わったら活躍し始めた人…
離婚をきっかけに才能に目覚めた人…
学校が変わったらイキイキした人…

洗い物をしていても、
コーヒーを飲んでいても、
目に入ってくるこのパキラ。
人間味を感じさせるパキラ。

人間も同じ場所での地道な努力より、
フッと場所を変えることの方が、
効果的な時あるんだろうな…

ずっと同じ場所にいると…
同じ鉢の中にいることを、
当たり前のように受け入れてしまう。
なんとかそこで枯れないように頑張って、
成長すべきだと思い込んでしまう…

これは、渦中にいる本人には気づきにくい

だから…
他の人からの、
「アレやってみたら?」
「コレやったらどう?」
を素直に試してみたい。
そして自分からも、
「アレやってみたらどう?」
「ちょっと変えてみたら?」
を他の人に軽く提案したい。

今日もコーヒーを飲みながら、
目に入ってくるパキラを眺めつつ、
そんなことを考えた。

もしサポートいただけたら何か体験に使います。そして、それをまた文章にします。