ビリギャルからのバトン
こんばんは、家事代行のちょうこです。
今日はこんな本を読みました。
ビリギャルと言えば
ビリギャルといったら、大体の方はこちらの本を想像されるのではないでしょうか。
数年前に大ヒットして、有村架純ちゃん主演で映画化もされた有名なサクセスストーリのお話ですよね。
コチラの本は、ビリギャルの受験勉強を始動された坪田先生の書いたお話。
私が今回読んだ上の本は、このビリギャル本人、小林さやかさんの本です。
実は以前小林さんの講演会にもたまたま出席させて頂いたのですが、今回改めてこちらの本を読むタイミングがあったので改めて読みなおしたところ
ビリギャルって実は受験勉強の話ではなく、家族と子供の成長と、愛の物語だったのだ!と分かりました。
そして何よりも
私が家事代行をする上で、とっても大切なんじゃないかと思っている子育てのスタンスについて、とても共感した内容だったので、内容が読みやすかったこともありサクサク読んでしまいました。
ビリギャルが生まれた要素
小林さんの本を読んでいて、何故ビリギャルが1年で偏差値を40も爆上げできたのかというと、
・母ああちゃん の子育て方針
・塾で出会った坪田先生のコーチングノウハウ
この二人の存在がめちゃめちゃ大きかったのだと思います。
ご本人が仰る通り、ビリギャルはもともとの天才と言う訳ではなかったのです。詳しい内容は是非本を読んでいただきたいので割愛させて頂きますが、
ざっくりというと
母ああちゃんの「子どもたちの意志を尊重し、寄り添う」という徹底した子育て方針が、小林さんの自己肯定感の高さを育み
坪田先生の、「子別指導、やる気を引き出す勉強法」があったから、ビリギャル本人も勉強を楽しんで取り組んだ結果、1年間で40もの偏差値を上げる結果に至った、と言う訳です。(勿論決してそれだけではありませんが)
この本のどこに惹かれたのか
というと、それは「ビリギャル」という一人の成功体験記の裏側には、ビリギャルを徹底的に支え続けた絶対的な保護者、教育者の存在があり、そのお二人のスタンスにとても感銘を受けました。
私も家事代行を通じて、保護者の皆さんが家族に対して見つめ合うきっかけつくりを提供出来たら嬉しいな、と考えておりますが
もし、あわよくば、思いが通じたのなら、
「自己肯定感の高い子ども」
「自分で考えて、行動できる子ども」
へと育ち、一緒に逞しく生きていける人たちを増やしていく為には、家庭からは何ができるのか?
という事を考えて頂くきっかけが作れたらいいな、と考えていた訳です。
そしてその事について本質的に大切なことを教えてくれたのが、
母ああちゃん、坪田先生
自身でその子育て方法のを体現してくださったのが、
ビリギャル本人の小林さやかさん
だったと言う訳です。
つまり何が大事なのか
というと、
子どもが持つ意思を尊重し、長い目で見つめて見守ってあげること
子ども自身が、できることから小さな成功体験を積み重ね、挑戦に対して前向きに取り組んでいけるようなアシスト(本ではコーチングと言っていた)をしてあげること
が大事なのではないかな、と思いました。
きっとこれを実現させる事は相当根気が必要で、本当に大変なことなのだと思います。
私はまだ子供を持っていないので、その大変さ、心苦しさ、焦りや不安などマイナス的な感情を得ている訳ではないのですが…
ちなみに、ビリギャルの母ああちゃんも本を出版、今では講演活動をされているようなので是非お話しをお聞きしてみたいと思います。
きっと、ビリギャルのように何かに対してスイッチオンして
死ぬ気で努力することができる経験
をできるかできないかによって、その人の人生って大きく変わっていくのだと思うんですね。
なので、何かに対して
挑戦してみよう!
で会ったり
取りあえず飛び込んでみよう!
っていう、
一歩踏み出す勇気という名の自己肯定
を持てるかどうかって、とっても大切なことなんじゃないかな、と思いました。
この本を通じて、ビリギャル本人の小林さやかさんは、
母ああちゃんと坪田先生の素晴らしい教育をもっと広めていきたい
教育をもっと学んでいきたい
と仰っており、この本がまさにその意思を体現したものだったので
ビリギャル本人から、次の世代の子供たちへ向かって
生きぬくうえでとっても大切な力を教えてくれたメッセージのような、バトンのような、とっても素敵な本でした。
余談
最近本屋さんで見かけて買ってしまった本から一つ学びもあり
私は子供の自己肯定感を高めることばかりにフォーカスを向けていたけど、そもそもお母さん自身の自己肯定感が高い方ばかりとも限らないので、これについてもこれから読んで勉強してみようと思います。
実際に、私の母も自己肯定感について
「嫁いでから今まで、自我は排除して家族へ注ぐべきものなのだと思っていた」
と言っていたのですが、相手を満たすのであれば、まずは自分が満たされるべきなのではないかなと思うし、私自身、母にも自分を満たしてほしいと思うのです。
大好きな親が笑ってくれるのなら、きっと子どもはそれだけで嬉しいのではないかな、と思います。
永遠に書いてしまいそうなので、今日はひとまず、ここまでで。
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