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ちゃんぽんビート by あふろざむらい
2023年11月25日 10:39
池に映る風景は現実を映している。ただ写すだけではなくて、そこには不思議な加工がされている。現実の風景と映し出される風景はあわせてひとつの風景になる。
2023年11月24日 10:00
建物が美しい美術館はいいものだ。入る前から気分がよい。美術をぜんぶ堪能できる。
2023年11月22日 10:54
夕闇がせまるころの街路灯はあまり明るくない方が風情がある。暗くなるまでは、空にささやかに色をつけるくらいがいい。
2023年11月21日 19:25
秋の夕日は胸がキュッとなる。子どものころの感覚を思い出す。ただしくは、そうであったらいいな,という子どものころを思い出す。
2023年11月20日 10:06
秋の空は大気が澄んでいる。昔から、空はこんなにきれいだったろうか。覚えていない。比較する必要もない。
2023年11月16日 21:00
使われなくなった建物を植物がつつみこむ。すべてのものは、植物が飲み込んでいく。
2023年11月15日 09:53
車窓から眺める町は平坦で、できるだけ遠くまで見えるのがいい。視力の問題ではなく、広がりという意味で。世界がどこまでも広がっている、という感覚が好きだ。
2023年11月14日 19:00
光が空から降ってくる。光の矢が。崇高なイメージで。ぼくのこころをつらぬく。
2023年11月13日 10:16
雲の上にある世界はどんなだろう。飛行機に乗ればみえる。ただ、もっとリアルに感じてみたい。子どもの頃に夢想したように。
2023年11月7日 09:56
高架下は昭和の香りがする。昔からあったからだろうか。そこにたたずんでいると時代を忘れる。
2023年11月6日 19:07
郊外の町。そこで生まれ育ったら、どんな人生を送ることになっただろう。誰に恋をしただろう。そんなことを空想する。
2023年11月4日 09:03
新しい建物がキラキラしていた。昔、映画や本に載っていた未来がだんだん現実になってくる。
2023年11月2日 19:01
線路の前でたたずむ時間。ほんの少し、呼吸に意識を向ける。そんな一瞬。
2023年11月1日 12:58
映画館の入っている建物を見上げたら、予告編が流れていた。たくさんの人が手元を眺めながら歩く。たまに顔を上げると発見がある。