見出し画像

クリスマス絵本⭐クリスマスのふしぎなはこ

クリスマスまで毎日1冊絵本を紹介しています。
今日はある箱を開けてのぞいたら・・・というお話。
箱って開けるときにワクワクしませんか?
そのワクワクと、絵本を読み聞かせていた時のキラキラした子どもの目が重なります。

お母さんと話しては、そうっと箱📦を開ける

「クリスマスの ふしぎな はこ」(福音館書店)はこんなお話です。

縁の下で箱を発見した男の子。
開けるとサンタさんが寝ています(!)。

持って帰ってこっそり隠します。
そしてお母さんにいろいろなことを聞きます。

「もう しゅっぱつしたかなあ」
「もう そりに のって はしっているかなあ」

そのたびに家事をしながら答えるお母さん。
そのたびに箱の中を確かめる男の子。

だんだん近づいてくるみたいです。

ドキドキしながら待っています。お母さんは
「ねたこの うちから くばろうかって サンタさんは うたって あるくのよ。はやく ねましょ」

もう一度、箱を覗いたら
「あっ、ぼくの まちだ!」

ふとんにもぐりこんで、ギュッと目をつぶります。
そして翌朝、プレゼントが届けられていました。

箱を開けるドキドキが伝わってくる💕

縁側のある家、専業主婦であろうお母さん、庭に犬がいて、のどかななつかしいような絵です。

でも、子どもは変わりません。
見つけた秘密、持ち帰っちゃういたずら心、そうっとふたを開けるときのドキドキ・・・全部伝わってきます。

不思議な箱と、プレゼントの箱を開けるドキドキが重なるんでしょうね。

内緒にしなきゃ、と思いながら、ついついお母さんに質問しちゃいます。
お母さんはわかっているのかわかっていないのか、なかなか的確な返事をします。

どうして最後、目をつむっちゃうんだろう、サンタさんを見たいはずなのにって私は思います。
でもお母さんが「ねたこの うちから くばろうか」っていうのを聞いて、素直に信じるんです。まだまだかわいいですね😆

サンタさんがいる景色の絵がとても美しく、男の子のおうちとがらりと変わります。でも最後の夜の町は、おうちのそばだけど幻想的です。

これは読み聞かせボランティアで読んだ絵本です。
小さい子たちはページをめくるたびにだんだん近づいてきて、最後は覗き込むように見ていました。
そしてうっとりした顔をしていました。
きっとこんな箱、どこかにないかなあって思ったのではないでしょうか?

私だって、見つけたらそうっと持ち帰ります。
家族に内緒で、時々覗いちゃいます😊


最後まで読んでくださって、ありがとうございます😊
スキ、フォロー、コメントをいただけると嬉しいです💗
フォローはお返ししますね💕

アドベントカレンダーに参加しています。全部私が書いているので同じに見えますが、すべて違うクリスマス絵本です。

📚お子さんへの読み聞かせ方を伝えるマガジン👶📖

👦子育てしている方へのエールと、私の育児振り返りマガジン👶↓


サポートいただけたら、よりおもしろい記事を書いていきますね💖 私からサポートしたいところにも届けていきます☘️ものすごくエネルギーになります✨よろしくお願いします。