絵本は子どもにくっついて読み聞かせ
シーン別の読み聞かせのコツをお伝えします!
自分の子どもに読むとき、何人かお友達も含めて読むとき、大勢の前で読むとき、でそれぞれ読み方を変えたほうがうまくいきやすいのです。だからそれぞれについて書いていきます。
私は息子が小さいときは毎晩読み聞かせをしていました。
誘われて、小学校でも、図書館でも読み聞かせボランティアをしました。今はお休み中だけど、再開を待っています。
書店の読み聞かせイベントに行ったこともありますし、主催したこともあります。
区の読み聞かせ講座にも何度も通ったし、読み聞かせのプロの方にも何度も話を伺いました。
絵本屋さんにも話を伺いました。
読み聞かせの本も5,6冊は読んでいます。
そこで習ったこと、知ったこと、感じたことをお伝えしていきますね。
自分の子ども(とか弟・妹・甥・姪・孫)に読む場合です。
お子さんの数によって違うけれど、1~3人が多いです。
それ以上になると、一番上の子は読む側に回ったり、「わたしはいい」と外れることもあるかもしれません。
まだ参加してくれたら、それはうれしいですね。
読むときのかっこう・照明
ひとりの場合は抱っこしながらが多いと思います。
それでもいいし、くっついて座って、並んで一緒に絵本に向かってもいいです。
並んで座るよさは、兄弟姉妹も平等に両側にくっつけること。
それと、絵本を見ている子どもの表情を見られること。
その表情を見ながら、声を変えたり、読み方を変えたりもできます。
お布団の中ということも多いですよね。
うちはほぼ毎晩そうでした。
その場合は枕の上などに絵本をおいて肘をつくか、両手で上に持って読みます。
早く寝かしつけたいなら、上に持つほうがおすすめ。腕がつかれてきたら横になって添い寝状態で読みます。
ライトにはひと工夫。
お部屋全体ではなくて、スタンドがいいけれどあまり明るいと眠くならないので、調整できるものを。
プラス、絵本にだけスポットが当たる読書灯を利用するという手もあります。携帯用の小さいのとか。
兄弟で読む本を選ぶのにケンカしたら
二人にそれぞれ絵本を選んでもらいます。
上の子に「先に下の子の本を読むから待っていてね」といって、先に下の子の本を読みます。
それから上の子に「待ってくれてありがとう」といって、下の子には「これはお兄ちゃん・お姉ちゃんの絵本だから難しいけど、いい?」などと聞くと、たいてい「わたし(ぼく)にもわかるもん」とがんばって聞いてくれることが多いみたいですよ。
あるいはいつも先に寝ちゃうほう子の絵本を、先に読みます。
下の子はお昼寝タイムがあって、遅くまで起きているということもあるから、どちらかに合わせて。
先輩ママに聞いた話では、そういうときも本を選んでいない子にもくっついていると機嫌がよくなるそうですよ。
年が近い兄弟や双子ちゃんで、好みが違う場合は「1日交替ね」ってお約束をします。
2冊読むときも、先に読むほうをそうやって決めます。
選び方と読み方
自分の子に読むときは、小さい本でもOK。
子どもと一緒に開いて覗き込むようにして読んでもいいです。
声色はどんどん変えて、親子で楽しんでほしい。
オオカミ、魔法使い、風や地震や船や乗り物まで。
おぼえたら子どもが呪文や乗り物の音だけ、「読んで」くれたりします。
それがかわいい💗
ただし、寝る前は静かめの本がおすすめ。
飛び跳ねたり、大冒険の話だと興奮して目がキラキラしてきちゃうかも。
なかなか寝ない子だったら、ちょっと注意してください。
そういう本を持ってきたら、「これは明日の朝(とか、帰ってきたら)読もうね」。
できたら寝る前に読むコーナーと、昼間読むコーナーを分けちゃうといいかもしれません。
「この中から選んでね」とか。
うちはそういう本も寝る前によく読まされて、なかなか寝ないことがありました。
仕方なく、そのあとも何冊か読んだり、電気を消して昔話をしたりしました。
かなり寝つきが悪かくて苦労しましたっけ・・・。
うちが困ったのは、かなり長い絵本を持ってきたとき。
うちの息子はお話が終わるまで寝なかったから、長い本を持ってこられると私は正直、困りました。
結構持ってきました・・・。
1冊15分以上とか、かかる本だと、読むほうも疲れちゃいます。
日によってあきらめて読んだり、お願いして休日前に移したりしました。
読んでいるうちに私のほうが眠くなって、寝落ちしそうになって起こされたことも何度もあります。トホホ💦
起こされるならいいけれど、激しく泣かれたこともありましたっけ。
トホホ💦
何回も同じ本を持ってこられて、あきあきすることも多いけれど、これは何度も読みましょう。
その本が大好きってことだから。
絵本と仲よしになることだから。
私も何冊か暗記した絵本があります。
その本は今も大事に取っておいています。
子どもが集中しないで、バラバラッと先を見ようとしたら、「お話を早く知りたい」と思いましょう。
本に集中していないとは限らないんです。
そのときやめて、また別の時に読んでもいいですよ。
無理しないで。
図書館と自分の絵本
初めに図書館に行くと、家にある絵本と同じ絵本を持ってくることがあります。
「うちにあるよね?」って返していたけど、あんまり借りたがるので一度借りてみました。
そうしたら両方並べて、じーっと眺めていたんです。
「おうちと同じ絵本がある」ことがうれしかったみたいです。
だから家にある絵本を一度借りてみても、いいんじゃないかなと思います。
一度借りたら、うちはそのあとは借りなくなったから。
それと「絶対絵本は買わない。どうせすぐあきるから。図書館で何冊も借りているし」という方がいます。
そういう考え方もわかります。
でも、図書館で何度も何度も「また借りて」「またあ?」っていう絵本があったら、私は買うのをおすすめします。
「自分だけの絵本」ができる喜びってすごく大事です。
絵本に愛着を持ちます。
いたずら書きしても破っても、いいわけで。
それが思い出になるんです。
そんな絵本を1年に1冊でも2冊でも買っていったら、それが子どもの成長記録になります。
例えば1年に2冊、5年で10冊。それならそんなに場所ふさぎにはならないですよ。
落ち着いた時にその絵本を見ると、私たちもその時のことを思い出せます。
くっついての幸せ時間でストレス軽減
ただ「本好きにしたい」「頭のいい子になるかも」というのは考えないほうがいいです。
うちも散々読み聞かせしたけど、そっち方面には伸びなかったので(苦笑)。
それより親子で楽しみたいですね。
自分の子どもに、読み聞かせ。
「読むのが苦手」「時間がない」ということもあります。
まず短い1冊から。
5分かからないで読める絵本も多いです。
絵本を読むのは、大人にもすごくいいんです。
自分もお話の世界に入れたり、読んでいて気持ちよくなったりします。
くっついて読むのもいいんだろうなと思います。。
人と人がくっつくのはすごくいいって聞きます。
オキシトシン効果。
オキシトシンとは、「幸せホルモン」と呼ばれるもの。
ストレスも軽減してくれるのです。(育児ストレスも減るかも)
子どもとくっついて過ごす時間。
ある大学生に聞いたら、
「何を読んでもらったか、あんまり覚えていないんです」と恥ずかしそうに笑いました。
「でもすごくうれしかったことは覚えています」
親子の幸せ時間にもなる読み聞かせのすすめ。
くっついて読む。
何度でも読む。
一緒に過ごす時間。あなたの幸せの記憶になりますように。
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