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クリスマス絵本☆くんちゃんとふゆのパーティー

クリスマスまで毎日クリスマスにちなんだ絵本を紹介しています。
子育ての時や読み聞かせボランティアをしていた時、子どもたちはみんなクリスマス絵本が大好きでした💗
目をキラキラさせて聞いてくれたことを思い出します。
今日は息子が大好きだった「くんちゃんシリーズ」の1冊。
くまのくんちゃんもかわいいし、お父さんとお母さんがとてもすてきなんです。

くまのくんちゃんは、お父さんとお母さんと森の中で暮らしています。
はじめて小学校に行くというお話もあるので、きっと年長さんくらい。

くんちゃんの冬のお話

今回は、冬のお話。

寒くなってきて、冬ごもりの季節だとお母さんが言います。
くんちゃんは「ゆきをみたいの。みたことがないんだもん」と主張し、少し冬ごもりを先に延ばします。

お父さんは近所の人のお手伝いへ。
やがて雪が降ってきて雪だるまをお母さんと作ります。
小鳥と話したくんちゃんは、エサがなくて困ることを知り、エサを入れたかごを木にかけます。
リスやウサギにもエサをあげて、「パーティーだ」と大喜び。

森へ行ってもみの木を切り、パーティーを開いてお父さんをびっくりさせようと考えます。
「きに なにを かざったら いいかなあ?」と聞くと、おかあさんは 
「ツルコケモモが いいんじゃない?」と、糸に通してくれます。

木を飾り、お母さんはクッキーを焼き、それも飾ります。

お父さんが帰ってきて「パーティー」にびっくりして喜んでくれ、二人にプレゼントをくれます。

そしてくんちゃんは、そのまま春まで眠ってしまいます。

温かい目で見守る両親

他愛ないお話のようですが、とてもやさしくて心がホカホカします。

エサをどんどん出して、鳥や動物にあげてもお母さんは何もいいません。
私なら「それは冬ごもりのための食べ物なのよ」といってしまいそうです。

くんちゃんのお母さんとお父さんはいつも、くんちゃんのすることを温かい目で見守り、口を出しません。
でも時々アドバイスをします。

理想的な両親。
本を読みながらこうありたい、と日々反省するのですが、あまり生かされませんでした💦💦

クリスマスという言葉のないクリスマス絵本

この「くんちゃんとふゆのパーティー」(ペンギン社)には「クリスマス」という言葉が一度も出てきません。
でも、これはクリスマスの絵本です。

他の動物へのプレゼント、ツリーの飾りつけ、わくわくする甘いもの、パーティー、お父さんからもらうプレゼント。

クリスマスという言葉を使わないで、わくわくするようなクリスマスパーティーを表現しています。

息子はこのシリーズが大好きで、全部読み聞かせています。
「くんちゃんはびっくりしていたね」
「もらった毛布にくまの模様があったね(私は気づいていませんでした)」と読んだあと話していました。

絵はモノクロに1色加えられているだけです。この絵本では赤。
それがとても効果的で、私たちを穏やかな世界に引き入れてくれます。

くんちゃんのシリーズは冊数があることもあって、図書館で借りました。
でもこれは手元に置いておけばよかったなと今も思う、大好きなほのぼのシリーズです😊💕

もしよかったら、このシリーズのほかの本も手に取ってみてください。


最後までお読みくださってありがとうございます✨✨
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