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11月はお茶のお正月


今日は先生から「11月はお茶のお正月よ」と言われた日のことをお話しましょう。



立冬が過ぎて、釜の位置が変わり、お茶室の景色が変わりました。釜が畳の一部を切ったところに収まることを「炉を開く」といい、「開炉」や「炉開き」と呼ぶのだと教わりました。



この景色は翌年の春、5月まで続くのですが、炉開きの頃というのは、その年の春に摘まれた新茶を使い始めるのと重なるそうで。



ふと、新緑の頃にお茶屋さんで「新茶」という案内が出ていたのを思い出しました。一緒にお席に入っていた友人と春に見た『新茶』の看板とどういう繋がりがあるのかなと話していたら、先生が「春に摘んだ新茶を茶壺の中に保管しておいて、それを開けるのがいま時分なのよ。それに合わせて障子を張り替えたり畳を改めることもあるからお正月って感じね」と。



お正月といえば1月のことだと思い込んでいたワタシですが、そうではなかったようです。カレンダーで見える景色がほんの少しだけ変わったような気がしました。景色を見る角度を変えるきっかけをくださった先生に改めて心から感謝です。



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