見出し画像

事業は資格を取ったから開業ではなく大事なことは・・・

オンラインビジネス塾メンバーの先日の相談から

資格取得したのでそれを活かしたいという相談


コーチングを習ったのでそれを仕事にしたい
キャリアカウンセラーに合格したので、フリーランスになりたい
アロマテラピーの資格を取ったのでそれを仕事にしたい

資格取得で自分のキャリアを広げる、
趣味から一歩前進させた。

素晴らしいことです。

資格取得したから、即個人事業で活躍できると思っている方が多いように思います。

コーチングを半年習いました。といっても
自分がどんな方へのコーチングができるのか
誰に対してのコーチングが得意なのか

例えば経営者をコーチングしたいといっても、
自分が役員だった、
もしくは経営者の経験がないと
いくらコーチングを修了したからといっても

エグゼクティブコーチングを半年習ったくらいでできることではありません。
自分が経験がベースだから
コーチングも効果を発揮するわけです。

知り合いの大手不動産会社の社長は、
経営不振の時にコーチングを活用していましたが
「経営経験のない人にコーチングされても、
頭の整理にはなるけど、中身が安っぽくて
お試しコーチで3人替えたよ」
と言っていました。

資格取得しても経験の浅いものがお金になりにくい例です。
なるほどです。

資格よりも重要なのは経験

自分がどんなキャリアがあるか
何を経験しているか、
それによってコーチングの対象者(クライアント)は変わります。

女性管理職を経験して、
その時のマネジメントの苦労や
組織課題を把握していれば
「女性管理職のためのコーチングが得意」
とプロフィールに書くことができるでしょう。

コーチングをしている人はたくさんいます
自分は「何が得意です」の分野を作ることです。
必要としているクライアントが寄ってきてくれます。

弁護士も同じではない、得意分野がある


さらに言うと、
弁護士というと、トラブル解決をなんでもお願いしたいところですが、
いっても得意分野がそれぞれあります。

私の知り合いの弁護士さんたちに限って言えば

Aさんは海外特許、海外取引法務が得意です。
彼はNYの弁護士事務所に勤務していたこともあるので、アメリカとのビジネス人脈に利点があり特許侵害案件に強いそうです。

Bさんは女性弁護士です。
彼女は「離婚調停」が得意でその手腕に定評があり弱い立場の女性を助けています。

Cさんは、企業法務でも、M&Aや株式評価と株主訴訟を専門にノウハウを持っていて得意分野だそうです。

同じような分野ばかりを担当することで、
自分の得意な分野が評価されるようになります。


税理士もおなじではない、得意分野がある

税理士も、資格を取得した、といっても
これから集客しなくてはお金にはなりません。

東京の税理士は安い方は月¥3,000からという方もいるくらい
資格取得しても集客に苦労しています。
なので独自戦略を作らないと過当競争にすぐ巻き込まれます。

税理士は誰にお願いしても一緒だと思うと
価格で比べるのが最初の決定の仕方です。

なので自分の経験から得意分野を作ることが大切です。
しかもお金の取れる得意分野を作らないといけません。

友人、女性税理士Aさんは、森林や畑、山などを持っている地主さんの相続にめっぽう強く、他の税理士にないノウハウを持っています。

そのため彼女は全国の土地持ちがクライアントです。

彼女曰く「会社税務は誰がやってもかわらない税金になるけれど、
山や土地は評価方法にポイントがあって税理士の腕次第で節税が可能

それを以前勤務していた税理士事務所の先生から学んだことで、
この税務ノウハウを駆使し、
全国の大地主さんをクライアントに飛びまわり、とっても儲かっています。

余談ですが、一緒にハワイに行ったことがありますが、
私はマイレージをためてのビジネスクラスアップグレード、
彼女はファーストクラスのエアでした。

友人税理士Bさんは、元国税庁の査察官。
なので、たくさん法人税を払わなくてはいけない会社にめっぽう強い。
彼の人脈で、担当税務官と取引し、法人税1億円納めるところが6千万円に安くなるのですから、
利益をたくさん出している会社は彼を顧問にしたがります。
もちろん安い顧問料ではありません。

得意分野で経営戦略を作る

同じ資格でも
経験が作るノウハウでその人のプロフィール、得意分野が変わってきます。

そして戦略次第でクライアントが違います。
できるだけ高い単価の仕事を作れるのが理想です。

資格+、経験があなたのビジネスの価値を上げ
クライアントを絞り込むことができます。

自分の今の仕事の経験の中に
独立した時に役に立つものが必ずあるのです。

事業をするということは、誰よりも得意な分野を作ること

事業をするのは自分が「プロ」として提供できることが、お金に変わることです。
資格を取った。
どこかでちょっと習った。
くらいではプロとして通用するようには、なかなかなりません。

資格+自分のキャリア、独自ノウハウ、人脈があって初めて食べていけるのがプロの世界です。

無料メルマガ登録 ↓ ↓





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?