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自転車でGo! 真夏の河口湖ステラシアターへ聖地巡礼の旅

ここにやって来ないことには夏が始まらないのだよ。ということで行ってきました河口湖ステラシアターへ。都内から自転車で!!

河口湖ステラシアターと茅原実里さん

まずは聖地巡礼の意味についてカンタンに説明しておきますね。

茅原実里ちはらみのりさんという声優・アーティストがいます(愛称「みのりん」)。声優としては「涼宮ハルヒの憂鬱」や「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」など多数アニメ作品にて声の出演をされたお方です。歌手としても大成されたお方であり、この河口湖ステラシアターで13年間に渡り「サマーキャンプ」「サマードリーム」「サマーチャンピォン」といった夏のライブを毎年8月初頭の週末に開催しておられました。

私も昨年末、河口湖ステラシアターに行ってまいりました。

彼女は昨年末をもって歌手活動を休止されたので、今年の夏は茅原実里さんのライブはありません。それでも私たちファンの中で河口湖ステラシアターは変わらず聖地であり、夏の始まりを象徴する場所なのです。

河口湖ステラシアターにはその存続を願ってふるさと納税をしており、先日もその返礼イベントで現地にお伺いしてまいりました。

前置きが長くなりました。本記事はそんな我々にとっての聖地、河口湖ステラシアターになにを思ったのか自転車で行った我が旅の記録です。8月7日、猛暑真っただ中の甲州路でありました。

距離はおおむね120kmなれど…

私の住んでいる東京23区西部(詳細は割愛)からだと、おおむねこんな感じの道のりになるようです(車用のルートなので正確にあらず)。

現地まで120km程度なので、ある程度ロードバイクに乗る者であればそんなに驚くほどの距離ではありません。が、現地の高度は海抜887m。道中の半分くらいは登りという実はそれなりにハードな行程です。

こんな景色の中を走るのです

しかしこの聖地巡礼、2年くらい前の秋にも一度やっているのでだいたいの感覚は掴めているのです(とこの時点では思ってました)。前回はおよそ10時間くらいで到達しております。今回は茅原実里さんのライブが行なわれていた当時の開演時間である16:30までに現地に着くことを目指し、用心して朝の4:30には家を出たのでした。

都内は一気に走り抜ける!23区内~高尾山口

どんなサイクリングも出だしはテンション高く始まるものです。夜明けから曇天に向かう朝、23区から西東京市へ、そして小金井、小平、立川、日野、八王子を一気に駆け抜ける!このときの私の脳内再生BGMは、昨年行われたサマチャン2021のオープニングを飾った曲「Tomorrow's chance」

なおこの区間のルートは以前にnoteで書いた立川までのルートにほぼ沿っているため、興味ある方はこちらも参照してみてくださいね。

朝なので信号以外に足止めされることもなく一気に立川まで。
ちょっと天気が気になるねぇ…。

こういうの見るとついついテンションが上がってしまう私。超電磁砲レールガンだったらビジュアルは御坂美琴だろうがよっ!!と言いつつ実は食蜂操祈しょくほうみさき推しの私。大多数の皆様には分からないネタですよねスミマセンっ。いつかこれの真面目な考察note書きます。

この「曙町二丁目」という交差点は、立川から南下して甲州街道を目指す際のキーポイントになる地点。直進すると立川駅に行ってしまうので、ここは左折するのです。
その後JR線のガードをくぐると、甲州街道にぶつかります。

日野橋。ここで多摩川を越えるのです。
右側には並走する多摩都市モノレールを遠目に見ることができます。

日野坂。このルートでは初の本格的な登りとなります。でもこの程度で疲れていたらここから先の地獄はとても乗り越えられません。

ついに八王子市に。少しだけ青空が見えてきました。

道のりはまだまだ長そうやねぇ。

7:26、西八王子駅前の吉野家にて朝食。

これから峠を越えるんだから、ここはガッツリいっときます。

ここからのパートナーはコイツ。しっかり脂肪燃焼してくれよ!?

エネルギーも補充できたし、行きますか。

JR・京王線高尾駅前の交差点。まだまだ天気怪しいな。

京王線高尾山口駅。ついこないだ高尾山に珠洲ノらめるさんツアーで登ったんだよなぁ。ちょっと思い出して自転車を止めパチリ。

ちなみに私がらめるさんと知り合うきっかけになったのも実は茅原実里さんのファン同志つながり。茅原実里さんは私にたくさんの素敵な出会いをくださりました。

あゝ大垂水峠、最初の難関(標高392m)

高尾山口駅を過ぎると、景色がいきなり「山」になってきます。

8月なのにアジサイがけっこう残ってるのは日陰だから?

ところでここ大垂水峠は、何度も通っている私でも正直気が重い…というかちょっと身構える場所なのです。それは峠だからというのもあるのですが、一番の理由は「暗くて狭くて怖い」のですよ…。

この写真のように常に鬱蒼として暗いのです(ちなみにここ東京都)。道幅も普通の乗用車ほぼ1台分のところに後ろからトラックとかガンガン来るわけでして。こんなところはとっととおさらばしたいのですが登りなのでそんなに速度出せず。とにかく体力もさることながら精神を削られるのですよ。できることなら避けて通りたいくらいなのですが、東京から河口湖に向かうにはほぼこの道しかないも同然なので、必然的にここを通らざるをえないという…。
(実はもう1本「道志みち」というルートがあるのですが、向こうはさらに過酷な道で自転車が1日で走り抜けるのは絶望的との噂です)

しかしこの峠はここから遥か先に向こう入口に過ぎません。なんとか気力を奮い立たせんと一歩一歩ペダルを踏みしめ先に進むのです。ここで私の脳内再生BGMは「Re:Contact」

「翼がないままでも明日を飛ぼう」茅原実里さんのそんな壮絶な覚悟の言霊に背中を押してもらいつつ、いつ終わるとも知れない登りを進んでいく私。そしてついに…。

大垂水峠のてっぺんに。標高392mなり。

ここより神奈川県相模原市。相模湖までしばらく下りです。
とりあえずお疲れ様でした私!!

峠を越えるとそこは南国だった…相模湖~大月

相模湖駅前の交差点。さきほどの八王子あたりの写真と見比べてみればその天気の差が感じられるかと思います。時刻は9:11。

相模湖付近のセブンイレブンでいったん休憩。ここから先はコンビニなどが少なくなってくるので休憩大事。

じゃーん!!最近は私もこういうのをサイクリングに携行するようになったのですよ。大人になったなぁ(笑)。
さすがにこの日差しで無防備のまま長時間走ったら日焼け大王になることが安易に想像できるので。ちなみに今回は全行程の中で3度塗りました。

道中ちょこっと見える相模湖。
甲州街道からは相模湖をガッツリ拝める場所は実はそんなにありません。

相模湖にボートがゆらり。
水辺は涼し気に見えますが、めちゃくちゃ暑いです!!

相模湖~上野原くらいまではアップダウンが続きます。大垂水峠を抜けたからといって油断ならないのが甲州路。いやむしろ峠を越えてからがここの道の真骨頂だったりします。

ドリンクにこちらをセット。引き続き体脂肪減らしてくれよ!?

ひぃはぁひぃはぁ。どこまでも続く登りと容赦なく照り付ける灼熱の太陽。スポ根マンガだったら盛り上がるシーンだろうけどひたすらキツイ!!
このあたりから山梨県上野原市になってるはず。ここ市になったんだねぇ。

上野原の新町交差点。このあたりでようやく坂道がひと段落。
人家を見ると安心します。

しかし再びこのような道へ。このあたりになると下りがむしろ恐怖にすら感じてきます。だって下った分また登るんだよ?いやむしろ標高高いところに向かってるんだから倍返しの登りが来るんだよ?うわー下り怖い嫌だやめてー!!(軽く精神壊れかけてます)

なんでだかこのあたりで私の脳内に再生されていたBGMは「詩人の旅」。風は速く熱く切り裂かれて。私強くなれましたかね?

あと脳内で再生されていたタイトルは「蒼い孤島」「赤い棘のギルティ」あたり。心が乾いていたのかなやっぱり。

あまりの暑さにパチ屋が朽ち果てているよ(いやお前それ暑さ関係ないから!!)。

道はこんなふうに川沿いで、とても風光明媚ではあります。

こういう風に振り返ると、遠くへ来たんだなぁって実感します(まだまだ先は長い)。

やっと大月市…。
登りはなおもまだジリジリと続いています。

あつ゛い…(汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗)。
ミスサンシャイン仕事し過ぎだよっ!!(※)

(※)ミスサンシャインこと茅原実里さんは晴れ女で知られており、最後のサマーライブで接近していた台風3つを吹っ飛ばして天気を晴れにしたというにわかには信じ難い伝説を残しています。

やっと発見した自販機!ここでようやく補給できるっ!!

こういうサイクリングでは自販機の存在が文字通り「命綱」になるので、見つけたら神経質だと思っても多めに水を買っとくことをお勧めします。なにもない山中で水分が補給できなくなったら終わりです。これ冗談抜きで命にかかわりますから!!

相模湖から鉄道の駅で言うと藤野、上野原、四方津、梁川、鳥沢、猿橋と歩を進めて大月に至ります。この「猿橋」という文字が出てきたら、大月にある富士みちへの分岐まであと少しなのです。

新猿橋の上から。鳥になったみたい。

山路を登りながら、こう考えた~大月分岐の手前にて

ついに大月分岐の手前までやってきました。大月第一トンネル手前で休憩…と言えば聞こえはいいですが、実のところ力尽きて動けなくなっていたというのが正直なところです。

この時点で時刻は12:00を回っていました。なんと相模湖からここまで3時間もかかっています。
私は何度か大月に自転車で来たことがあるのですが、ちょっとこのペースは時間かけ過ぎで、いままででこんなことは初めてでした。

石碑を見ながらふとこれからのことを思ったのです。

私は知っています。ここから河口湖までは距離こそ30km弱ですが、その間に標高にして500mを登らせる地獄が待ち受けていることを。

ああ、アジサイきれいだな…。

この先さらに過酷になる登りに今日の私の体力でもつだろうか?聖地巡礼は河口湖ステラシアターにたどり着けばいいんだから、ここは大月駅に降りて自転車を分解して富士急行線に積み込み、電車で河口湖駅を目指すべきなのでは…?

冷静に考えたら、それが最適解であるに決まっています。

(ここまでやったんだ。みのりんだってきっと分かってくれるよ)←妄想

さぁ、どうするか。

休憩しながら悩むこと20分。

私が冷静な判断なんかするわけないってこと、賢明な私のnote読者の皆様なら既に分かっておられましょう。

行く道は行く。
どれほどの登りが我を待ち受けていようとも。
どれほどの灼熱地獄が我の身体を焼こうとも。

いざ、このトンネルを越えて富士への道へ!!

富士に向かって登る道、大月~富士吉田市

トンネルを抜けてもそこは熱帯だった。
いざ行かん、分岐を左折し「富士みち」へ!!

この「富士みち」というのは甲州街道の大月あたりから富士五湖方面に分岐していく街道で、文字通り富士山に向かってひたすら登る道です。この写真も若干登っているのが分かると思いますが、こんな道が約20kmほとんどずっと続くのです。サイクリストにとってはこれがどれだけ恐怖なことか自ずと理解できることでしょう。

ですがこの富士みち、その登りの過酷さとは裏腹に走りやすい面もあるのです。その理由のひとつは富士急行線にほぼ沿っているため、沿道がほとんど市街地であるということ。さっきの山中を走る道と違い「自販機を見過ごすと死ぬ」みたいな過酷さはここにはありません。

おっと、そうこうしているうちに都留市に突入ですね。

富士みちが走りやすいと言えるもうひとつの理由は「無茶苦茶なアップダウンが少ない」ということです(正確には「無茶苦茶なアップ」が1ヶ所ありますが…)。サイクリストの方は実感されていることと思いますが、自転車乗りにとって神経をすり減らされるのは登りが続くことよりも、登り下りが連続することの方だったりします。いま下っていても、このツケを次はいつ支払うのか…と考えているときって精神衛生上あまりよくないのです。それならむしろ、緩やかな登りが続いていく方がまだマシってもの。

さてそろそろお腹も空いてきました。
ということで、本日のお昼休憩はここ!!

道の駅つる

疲れ果て過ぎていてここの全体写真撮るの忘れたわ…。

ちなみにここは富士みちからちょっと外れた場所にあるので、訪れる際には気を付けましょう。車ならナビが導いてくれますが、自転車は自分で自分を導かなくてはならないので大変です。

ともあれ、山梨きたんだからほうとう、ほうとう…っと。

あれ、なんか書いてあるぞ…?

げげーん!!ほうとうは本日活動休止中だってさ!!
仕方ないうどんにするか。
山梨は「吉田うどん」というのがあって、うどんも有名なのですよ。

とはいえ出てきたのは普通のうどんだなぁ。
一応お揚げも乗っけてみました。
は~りぃふぉっくすのこぎつねみたいに、このあぶらあげで回復するかな?
(だからそういうことばっかり言ってると歳バレるんだっつーの!)

…しかし、周りを見てるとみんなほうとう食ってるんだけど?

なぜ何故Why?
私、もしかしてハメられたっぽくない!?
うぅ~私のほうとう~!!ほうとうの恨みは怖いぞ~!!

悔しいから少しでも山梨っぽいデザート食べてやるっ!!

「信玄ソフト」。上にきな粉が乗っているのが信玄餅っぽい。

ちなみに茅原実里さんはかつてラジオ番組で「好きな粉ものは」と聞かれて「きな粉!」と答えたことがあるとか。
その影響なのか、みのりんファンはきな粉好きな人が多い気がする…。

山梨県と言えば桃…!なのだそうな。私はこんなに山梨県来るようになるまでマスカットのことしか頭になかったよ。
ちょっと買っていきたかったけど、ここで荷物を増やすのはアレなのでやめておきました。また今度ねっ!!

そうでっか。

芸コマですな。

道の駅つるは山梨リニア実験線が見られるとのことですが、これがひょっとしてそれなのかな…?(何も走ってないと高速道路なのか分からない…)

走行再開!

踏切を越えて味みちへと戻ります。ここは富士急行線の禾生という駅。

山梨日日新聞の看板が。市街地を走れるのは安心。

都留市を抜けて西桂町へ。ここら辺から登りがちょっと急になります。

来たよ!!このサイクリング最大の難関「三ツ峠」。
ここは以前にみのりんが音声案内した特別列車のアナウンスでも聞いたのだけれど、ここからが富士急行線でも最大の急こう配区間なのだそうな。次の寿駅まで標高にして90mを一気に登らせるのだとか。

▲再生すると三ツ峠駅の部分からアナウンス聴くことができます。

相変わらずカンカン照りは続いており、登りもキツくてツラい状況。

そんな中に見つけたるオアシス(富士通のワープロにあらず…だから歳バレるっつーの!!)。

スポーツドリンク飲んで体力回復!身体は限界に近づいているが、なんとか富士河口湖町までもってくれよ!!

あと少し、あと少しだ!!
(↑しかし登りはここからが佳境なのであった…)

ぎゃああああ!!!!!
ここまで登らせておいてさらに登り!!
旅人にとどめを刺す地獄のロード、それが富士みち。

ここら辺で脳内再生されていたBGMは「向かい風に打たれながら」

朦朧とする意識の中、せめて気力だけは折れないように…。
そんな私の中の無意識が、この曲を聴かせてくれたのかもしれません。

あぁ、やっと「富士河口湖町」の文字が見えてきたよ…。
9kmなんて普通なら速攻で走り抜ける距離なのに。

なおも続く登り。照り付ける太陽…。

翼よ、あれが…富士河口湖町~河口湖ステラシアター

富士見バイパス北交差点。大月からほとんどずっと続いてきた登りはここで一度区切りを迎えます(まだ終わったわけではない)。

暑い…暑い…。
日照りから逃れる場所がどこにもない…。

寒気がする。

ずっと照られっ放しだったため、体温調節の機能がバグったのか?
それとも、これが世に聞くところの「熱中症」ってやつなのか?

落ち着け。
こんなところでいきなり熱中症になったって助からないぞ。
とりあえず水を飲む。
そして、ここからの道のりを確認する。

…行こう。
ここに居たって仕方ない。
リタイヤするにしても、せめて鉄道の駅があるところまでは行かなければ。

下吉田駅。富士急行線で終点の河口湖駅まで残り4駅といったところ。
時刻は15:41。

さっきも大月でこのまま進むかずいぶん悩んだけど、今度という今度はもうダメかもしれない。

身体の震えは相変わらずで、これが本格的ななにか悪い予兆なのかどうかは分からない。
太陽は相変わらずカンカン照りで体力は消耗し続けており、脚ももうガタガタでこれ以上坂道を登れるような体力など残っていない。

いま自転車を分解し、目の前の駅から河口湖駅まで行けば、とりあえずステラシアターまでは着ける。

(ここまでやったんだ、みのりんだってきっと…)←妄想

みのりんだったらこんなとき、どうするだろうか…?

分かってんだろうがそんなこと。
あの人は自分がこうするって決めたら死んでも曲げないわ!!

15:51。少し太陽が陰ってきました。
道はなおも登り続けていますが、少しは走りやすくなったというものです。

そして…ついに富士河口湖町へ!!
半ば泣きそうになりながら走り続ける私の脳内に流れるBGMは、ここまでとっておいた「純白サンクチュアリィ」

ついに…。
ついに河口湖ステラシアターの文字がその前方に姿を現しました。

(ここから妄想タイム…みのりん、私のこと見てたらなんて言ってくれるかなぁ。「がんばったね、ちとせあーくサン💛」「ありがとう~💛」なーんて…いやいや、みのりんはああ見えて厳しいところあるかもなぁ。「もう!こんな暑い日にバカなことして!!倒れたりしたらどうするの!」「そんな無茶しちゃダメだよ?」なんて怒られるのもいいかも。それこそ「美歌爛漫ノ宴ニテ」みたく「ダメよ!ダメよ!ダメよ!」ってお説教されちゃったりして…もしくは「夢幻SPIRAL」のノリで「ハァ…?ナンセンス」って冷たく言い放たれちゃったり…いやむしろそれもいいっ!…というようにどこまでも広がっていく私の妄想…あぁ、世界の終わりがあるのならこの目で見届けてみたいっ!)←私ヘンな人じゃないからね念のため。

…などとしょうもないことを脳内でこねくり回しつつ、口から流れるは茅原実里さんの原点と言える楽曲「純白サンクチュアリィ」。chitoseArkの自転車は刻一刻とその聖域に近づいていくのでありました。

我らが聖地、河口湖ステラシアターよ

ついに来たよ、我らが聖地、河口湖ステラシアターへ。
到着時刻16:32。
うーん、去年のサマチャンの開演時間にはギリギリ届かなかったか…。

この木は茅原実里さんがかつて自ら植樹したハナミズキ。みのりんライブ10周年を記念して町の皆様が寄贈してくれたものなのだそうです。

きっと大きく育ったんじゃないのかなぁと思います(私は木の生育のことはよく分からない…)。

記念撮影。この日ならびにその前日には多くのみのりんファン同志がここに来ておられたようで…。皆様にお会いしたかったけれど、さすがに着くのが遅すぎました。まぁでも、聖地巡礼できただけでもなによりです。

この日はステラシアターの中には入れなかったので、周辺に自転車を止めて撮影(警備の方に撮影許可はいただきました)。

この日はアサルトリリィという作品のライブが開催されており、私が着いた時間にはもう始まっていて歌声が響き渡っておりました。…というか、これ外からライブ聴けちゃうやん!!うぅ~帰りの時間までここでライブ聴いて過ごすのも手かも?とか思ってしまいました(音漏れしてるの聴いた印象ですが、歌い手さんたちのクオリティ高かったですよ)。

富士河口湖町内探訪サイクリング~ファミリーマート船津登山道店、河口湖大橋、酔けん

さて、ここからは富士河口湖町内探訪です。
我らが聖地はいろいろ行くとこあるんですよっ!!

まずはここ。ファミリーマート船津登山道店。
ここは店内に河口湖ステラシアターで上演するアーティストのポスター展示などを行なう異色のファミマ(このような店内装飾を行なうことを特例で本部に認めさせたのだそうです。詳しくは下記noteにて)。

店内は、うわぁやはり。
(撮影は店舗の許可を得て行なっております)

そして、今回はライブを行なわない茅原実里さん関係の掲示も。

「店内に思い出ポスター展示しました」って、泣いちゃうよ私。
ううううう…。
しかもアサルトリリィよりスペース広く取られている気が…。

ファみのりんマートは依然健在。いつも胸アツにさせられるお店です。
感動させてもらったお礼に、今回の家族向けお土産は全部このお店で買いました!(本当)

そして河口湖と言えば、お決まりの河口湖大橋ですね。

みのりんの聖域に触れたためか体力も一気に回復。4kmの距離をものともせず一気に飛ばして到着!ありがとうみのりん💛

澄んだ風。綺麗な空気。
心潤おされる水辺。

あぁ、やっぱり来て良かったなぁ。

私なんて昔からみのりんのファンやってた皆様に比べたら全然河口湖に来た回数少ないけど、それでも思います。ここは心の故郷なんだって。

▲みのりんファン同志であるボイラーさんのstand.fmラジオ「ボイラジ」。ボイラーさんも聖地巡礼に来られたとのことで、第74回目の放送にて河口湖についての愛をたっぷり語っています。

これは湖畔沿いの道から撮った景色。

さっきまでカンカン照りだった割には、雲がちで富士山見えず…。
(というか私、ここに来て富士山見たことないんだけど、もしかして見るとなにか起こったりする山だったりしますか?)

「酔けん」という居酒屋にやってきたのですが、この日は休業日だったようです(日曜定休なのですって)。
ここもお店をあげてみのりんを応援しているらしく、サマチャン2020の配信のときにも動画内に店員さん含めて登場したりしました。
ここも私らにとっての聖地だと思っていますので、いずれ訪問したいです。

最後は聖域への玄関口、河口湖駅から…!

河口湖駅まで自転車で到着!

帰りは自転車をこのように畳んで…。

持ち運べるようにし、高速バスの荷物として乗せてしまうのです。

晩ご飯。駅付近のローソンで買いました。
ちょっと晩にほうとうは食べ過ぎなので(健康診断対策期間につき)。

でもこのうどん、さっき道の駅で食ったのよりかよほど麺にコシがあって美味いんだけど?どうしたさっきの道の駅?

高速バスで新宿到着!

バス内にはさっきのアサルトリリィ関係っぽい方がたくさん乗ってました。みんなバスマナーとても良き。
やっぱり推しがいる人は礼儀正しくて良い人が多いよね。

新宿駅にて自転車を組み立て、いよいよ帰路。
家に帰るまでが聖地巡礼、お疲れ様でした私!!!

今回の反省点…

やっぱり暑さにやられたのですかね、あのペースの遅さは…🌞

本文中にも書いたのですが、私以前にも自宅からステラシアター自転車やってるんですよ。そのときはおよそ10時間くらいで走ってるんですね。それに相模湖~大月は一気に走り抜けたので、そんな苦戦した覚えもなく…。

今回はなんとステラシアターまで12時間もかかっており、いくら登り中心の道とはいえ有り得ない遅さです。体力の消耗も尋常ではなく、途中リタイヤを考えるなんて私にとっては有り得ない経験でした。

まぁヘルメットを被っているから(太陽光線を意識してあえて白)頭を直接焼かれることはないにせよ、熱中症とかはなったことがないし、仮になったとして周りに人がいない状況ではどうしようもありません。なのでとにかくなにかがあったら退避できるようにと、あえて下吉田駅を通るルートを選択しました。遅くなったのはこれも理由です。寒気がしたときは本当にこれはヤバイかもと思いました…。

走れメロスを気取るわけではありませんが、五臓が疲れているときはふと悪い夢を見るものなのかもしれません。皆様も猛暑日のサイクリングには気を付けましょうね(お前が言うな)。

しかしステラシアターにある茅原実里さんが植えた木の場所に着いた瞬間にあらゆる体調不良や肉体疲労が消し飛び体力が全快してしまったのでした。推しの力ってすごいですよね。みのりんに感謝💛ここはファンにとって永久のセーブポイントです!!

それにしてもこのタイムは到底納得できるものではないので、またいつかリベンジするかもしれません。いやどうする!?あんなえげつない距離の登りをまたやるの?ホントにっ!?

またやるか否か。私の脳内では強硬派と保守派が脳内で首脳会談を繰り広げておりますが、とりあえずこの猛暑は無理!!今度はやるとしてももう少し涼しい時期にします。私だって学習しますので!!

こちらの戦果は!?

8月に私的開催している私のサマーキャンペーン「健康診断フェス2022」。今年のmissionは「毎週100km自転車に乗る!」。

そういう意味ではこの週はこれで達成ですが、肝心の体重がどうなったかというと…やった直後は1.3kg一気に減量したのですが(ばんざーい)、その後2日間で(ちゃんと運動サボらずやってたにも関わらず)1kg戻ってしまったのでありました。なんもなってないやんこれ!!しょぼーん…。

ただ体脂肪率が1.5%くらい落ちたので、そういった意味ではまるっきりの無駄ではなかったかもしれません。

とりあえず先日も都内を自転車で36kmほど走ってきたので、健康診断フェスについては引き続きその戦果を見守ってくだされば幸いです。

【宣伝】音楽熱想フェスin河口湖2022

河口湖に関する記事なので、こちらも紹介しておきます。

▲これをクリックすると公式サイトに飛びます

このフェスを開催する株式会社ハートカンパニーの斎藤滋社長は、この記事に登場する茅原実里さんの音楽やライブ活動などを長年に渡りプロデュースしてきたお方。そのようなお方が富士河口湖町にて展開する音楽フェスということで、私もnoteなどで微力ながら応援させていただいております。

詳細は公式サイトならびに上記noteを参照。
以下の講演が9月に開催されます。

音楽熱想トークライブ 〜公開収録〜【9/2(金)】
YuReeNa 1st SOLO Live! 〜ウブゴエ〜【9/3(土)、9/4(日)】
Time Capsule Orchestra 1st Concert【9/3(土)、9/4(日)】
石川由依 UTA-KATA Vol.2〜歌売りの少女〜【9/10(土)、9/11(日)】

茅原実里さんの現在と年末のイベントについて

昨年末に歌手活動を休止宣言した茅原実里さんは、それまで所属されていたホリプロインターナショナルを退所されたのち、ご自身で以下のようなサイトを立ち上げ、YouTube公式チャンネル「minorhythmミノリズム」を中心に活動を開始されました。

そして今年の年末、これまたなんと富士河口湖町の河口湖円形ホールにて「メリーの不思議な夢」なるイベントを開催されます。

ご自身が「わたしにしか創れないエンタメ」と称するこのイベント。「あるだけ詰め込んだ一人芝居」とは一体?そして「メリーがいる場所は、富士河口湖町と繋がっています」という意味深なメッセージが意味するものとは?これも目が離せません。いずれまたこれ関連のnote書かせていただきます。

いやしかし熱すぎるでしょ富士河口湖町…!!

ということで次回と次々回の河口湖関連記事はここ、河口湖円形ホールからお届けすると思います。
自転車は輪行にて現地に持ち込みます!
現地にてお会いできる方、どうかよろしくお願いいたします。

(了)

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