見出し画像

書く習慣で人生が変わる。【読書メモ】『書く習慣』いしかわゆき著を読んでみた

こんにちは、ちなです。(Twitter

いしかわゆきさんの『書く習慣』という本を読みました。

この本は『情報発信していきたい人が、書きたい気持ちを高めながら、書き続けていくためのコツを教えてくれる1冊』です。

✔️書く習慣が身につくといいこと

・思考が整理される
・言語化→自己理解につながる
・「なにもなかった日」が「なにかあった日」に変わる
・世界のどこかにいる「まだ見ぬ仲間」と出会える
・自分の書いた文章が人生の軌跡になり自分を励ましてくれる

書く習慣をつけて、これらの「いいこと」を手に入れたい!

そんなあなたへ、書く習慣をつけるコツを3つピックアップしました。

①言葉と仲良くなろう
②習慣にしよう
③ネタを見つけよう

ひとつずつ見ていきます。

✔️書く習慣のコツ①言葉と仲良くなろう

1.まずは「自分語り」から始めよう
2.「自分=アホ」と思おう
3.誰にも見せない前提で書こう
4.おわらせる勇気を持とう
5.意味づけをするのは自分じゃなく読者であると認識しよう

1-1.まずは「自分語り」から始めよう

「何か書こうとすると、自分語りになりそうで嫌だ」。そんなふうに感じて、なかなか書き出せないこともありますよね。でも、最初は自分語りで大丈夫。誰だって自分語りが大好き。「誰かのために」文章を書くのは、もっとあとのこと。

1-2.「自分=アホ」と思おう

あなたは昨日あったことを思い出せますか?最後に読んだ本のタイトルは?直近で投稿した書いたツイートの文章は?

そう、人ってすぐ忘れちゃうんです。つまり、アホなんです。だから、アウトプットしましょう。

ちなみに私の最近のツイートや要約ツイートは、この考えにもとづくものが多いです。忘れるから書く。メモする。ささっと整理するために残しとく。SNSの付箋的な使い方です。

↓以前こんなブログ記事も書いていたので、気になる方はぜひどうぞ。

1-3.誰にも見せない前提で書こう

私が「Webライターの仕事をするようになって変わった」と思ったのが、常に「読者」を意識してしまうということ。

仕事なのだからそれで当然なんだけど、自分がプライベートで情報発信するときは「誰かの目」なんて気にしなくていい。

こう書いたら批判が来るかな。とか。
これを発信したら笑われるかな。とか。

そんなこと考えなくて良い。誰にも見せない前提で書いてみよう。実際に見せたら「ありがとう」「ためになった」と言われるかも分かりません。出さないうちから自分で判断しない。

1-4.おわらせる勇気を持とう

完璧主義ゆえに始められない人っていると思います。分かります。私もよく書いては消して書いては消して。書いたけど出さない。みたいなことを繰り返します。

でも、始めたものを、おわらせる勇気を持とう。

どんな形でも良いから、今書いているものに幕を引こう。だって、幕を引かないとそいつはいつまでも終われない。生まれてきたのに宙ぶらりんなままなわけです。

おわらせる方法は簡単で、自分で「おわりっ」って言うだけ。それだけでいいのです。

ヒトデさんのブログ記事がこのイメージがありますね。最後に「おわりっ」って書いてある。

読んでるほうも「読み終わりっ」て一区切りついた感じが明確でいいですよね。

私もなるべく「この記事は以上です」ってつけるようにしてたんですが、ちょっと堅苦しい感じもあるので、気分によって「おわりっ」を真似してみようと思います。

1-5.意味づけをするのは自分じゃなく読者であると認識しよう

「こんなこと書いて意味あるのかな…」
「私が言わなくてももっとすごい人が言ってるだろうし…」

そんな考えが渦巻くとき、自分で自分の文章に意味づけしようとしています。でも、あなたの文章を読んで何かを受け取るのは読者。

自分という検閲を無視して、どんどん外に出そう。

書く習慣のコツ②習慣にする

書く習慣をつけるのに手っ取り早い方法。

結論『無理なく日常に落とし込む』

シンプルですね。

具体的な方法を3つ紹介します。

1.目に見えるところに置いておく
2.5分だけ書いてみる
3.誰かに宣言する

2-1.目に見えるところに置いておく

例えば、

・スマホのホーム画面にメモアプリを置く
・ベッドサイドに手帳を広げておく

「よし、やろう」と思っても、始めるまでのハードルがあると面倒でなかなか取りかかれないもの。そのハードルを取り除いておこう。

私も以前から実践していますが、すーっと書き始められておすすめです。

2-2.5分だけ書いてみる

行動するからやる気が出るんじゃなく、やり始めたらやる気が後からついてきます。マインド論じゃなくて、脳の仕組み的にそうなっています。行動経済学や習慣化の本でもよく登場する手法です。

2-3.誰かに宣言する

ひとたび人に宣言してしまえば、それを達成せざるを得なくなる心理を利用します。

公開先はTwitterなどSNSでもOK。

「◯◯を何日間続けます!」とか「いついつまでに◯kg痩せます!」とか先に宣言する。

人間は言行一致していない状態に我慢ができないので、なんとか言った通りの自分になろうとする。

そして実際に言った通りの自分になります。

書く習慣のコツ③ネタを見つける

ネタの見つけ方を3つピックアップ紹介します。

1.日常をコンテンツ化する
2.好きなものについて書く
3.テーマを決めて自分に「取材」してみる

3-1.日常をコンテンツ化する

これは「1-5.意味づけをするのは自分じゃなく読者であると認識しよう」にも通じます。

あなたの日常は、誰かの非日常。

自分では「取るに足らない日常」だと思っていることも、誰かにとってはドラマチック!

3-2.好きなものについて書く

口下手な人も、好きなものについてなら、熱量たっぷりに語れますよね。

初対面の人であっても、共通の趣味や、共通の「推し」がいれば盛り上がれると思います。

何かを「好き」って気持ちは、大抵の壁を乗り越えちゃう。書くときも同じ。好きなものについて書いた文章には、血が宿ります。

もし今あなたが「書くことってしんどいな〜」って感じているのであれば、誰にも見せない前提でもいいから「好きだ〜!」って思うものについて存分に書いてみてください。

あなたがしんどいのは「書くこと」そのものじゃなくて、「好きなものについて書けないこと」かも。

3-3.テーマを決めて自分に「取材」してみる

これについては、noteがぴったりの場所じゃないかなと感じました。テーマや特集が準備されているからです。

ネタに困ったら企画やハッシュタグ便乗もアリ。

ふと思い出しましたが、昔インターネットが流行り始めたぐらいのころに『100の質問バトン』みたいなのってありませんでしたっけ?ああいう感じで、テーマを決めてテーマに沿って書き始めてみる。

すると、あら不思議。テーマに沿うことで、思いがけないエピソードが出てきます。

とりあえず手を動かして書き出してみることで、筆がノッてきて、埋もれていたエピソードや思考が自然とするする出てきます。

まとめ:書くことは呪いを解く魔法

・過去に人から言われて胸を痛めた言葉。
・誰にも言えず抱えているコンプレックス。
・払拭できない自分に対するネガティブイメージ。

あなたにも、ありませんか?

「あの出来事を、忘れられたらいいのに…」「あーもう、こんな自分、嫌だ…!」「もっと違う人生を歩みたい!生まれ直したい!」…。

今の自分を否定してしまうそんな「呪い」は、書くこと・発信することで解くことができる。

と、いうことは。

書く習慣をつけて書き続ける限り、ずーっと自分自身に魔法をかけられるってことなんですよね。

お金をかけなくても、ペン1本で魔法をかけられる。

そのことをわかっていれば心強いですよね♪

傷つく言葉を言われても、「なんでもない日を過ごしちゃったな」って思っても、大丈夫。そのまま言葉にすれば良い。

そうすれば思考は整理されて、受け取った誰かに届けられて、人生の軌跡を描ける。振り返った時に自分の支えになる。自分がわからなくなった時に自分を取り戻せる。

これからも書き続けていこう!と思いました。

情報から遠ざかりたい時期があっても、まったくのゼロにしてしまうのはもったいないし危ない。なのでどこかで少しずつでも発信していく。

ドバー!っと滝のような水流じゃなくて、かろうじてちょろちょろと流れてる雨滴くらいでいい。肝心なことは、書いて発信することそのものを完全に0にしない・永遠に止めてしまわないこと。

休んでもいいし、量を減らしてもいい。でも、止めない。

「億劫だなあ」とか「発信が怖いなあ」って感じた時は、本書に書かれてあったように「誰にも見せない前提」で「好きなことだけ」書いてみる。

もしくは、noteでやっているような企画やハッシュタグにのっかる。自分の外の力を借りたっていいんです。滑り出しは誰かの力を借りて良い。転がり始めた車輪はやがて自走します。

書くことはいいこと尽くし。放棄するなんてもったいない。人生ソン!

だから、これからも一緒に書き続けていきましょう。

ということで、この記事は以上です。お読みいただきありがとうございました。

おわりっ!

いただいたサポートはおやつ代として使わせていただきます。 または、大好きなコーヒーの購入に充てさせていただきます!😺