小森谷 友美|コピーライター

広告つくって17年。独立して9年目。春から社会人大学院生。5歳👦7歳👦武漢出身の夫👨‍🦰文…

小森谷 友美|コピーライター

広告つくって17年。独立して9年目。春から社会人大学院生。5歳👦7歳👦武漢出身の夫👨‍🦰文章のコツ、育児エッセイなど更新。https://twitter.com/yumikomoriya

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記事一覧

固定された記事

読まれるタイトルは0.02秒が勝負!戦略的なタイトル作りの"秘伝のコツ"

「記事のタイトルで悩んでいる」 仕事を一緒にする方からも、SNS上でも、よくこうした声を目にします。 私も失敗を繰り返しつつ、なんとか14年間、記事を書いたりWEBや新…

話すことが苦手だから、書く。

「どうして大学院に行こうと思ったの?」 先日、ごく親しい友人から、そう聞いてもらう機会がありました。 こんな理由もあるし、あんな理由もあるし、何から答えればいい…

39歳ワーママが、慶應大学院に合格するまでの46日間【前半は無料で読めるよ】

4月から大学院生になることを、前回書きました。 私が慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科の受験を決意してから、1次試験まで、たった12日間。しかもそのうち…

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39歳ワーママ、大学院生になることにした。

4月から、大学院に通うことになりました。 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科に通うことになりました。 育児もして、仕事もして、いちおう会社も経営もして、、…

円安・物価高でもアメリカを安く旅する!大作戦

年末年始にアメリカ・カリフォルニア州へ旅行に行ってきました。着いて早々、ホテルの売店で買ったお水は2本で2300円!さっそく、円安&物価高騰の洗礼を浴びました…。 …

アメリカでUberが便利すぎて7万円つぎ込んだ話。

「いや〜Uberは便利だったね」 「これは日本でも絶対に流行るな」 年末年始のアメリカ旅行から帰国して、1ヶ月。いっしょに旅をした75歳の父と久しぶりに会い、開口一番…

アメリカで月140万円稼ぐUber運転手に「なぜUberで働くの?」と聞いてみたら。

「なぜUberの運転手として働いているんですか?」 年末年始に行ったアメリカ、ロサンゼルス。市街地まで走る高速道路で、ライドシェアサービス「Uber」の運転手さんに私は…

臨場感のある文章を書く!初心者もできる、4つの秘伝ワザ。

1年で、本を1冊も読まない夫が言ったんです。 「コモの文章って、読むのが苦手な俺でも、なんだか最後まで読んじゃうんだけど。どうして?」 ふふふ・・おぬし、まんま…

5歳の誕生日に、蟹クリームコロッケをつくりたかった。

「誕生日の日さ、夕飯なに食べたいー?」 11月半ばのある日、私はもうすぐ5歳になる次男のヨウに聞いてみた。ヨウは、間髪入れずにこう反応した。 「かにくりーむころっ…

書きたくないなら、書きたくなるまで待てばいいよ。

一時期は毎日のようにnoteを書いていた私が、この8ヶ月くらい、まったく書けなくなった。 noteを開く機会も減り、他の方の書いた記事を読むことも少なくなってしまった。…

5歳息子の保育参観で、母としての自信が湧いた。

「ママ、ほんとに、ほいくさんかんくるの?」 ヨウは半年くらい前からずっと、私が保育参観へ来る日を楽しみにしてくれていた。 保育参観は、1年の中でたった1度きり、…

子ども心を教えてくれたスゴイ体操の先生

私には、7歳の長男と、5歳になったばかりの保育園に通う次男がいる。 noteにも何度か書いているけど、私は子育てが得意なほうじゃない。子どもにどんな言葉をかけたらい…

6歳の息子と、私の夢が叶った、函館ふたり旅。

「ママとふたりで旅行に行かない?どこ行きたい?」 「いく!はこだていきたい!」 6歳の長男、モリが保育園を卒園し、小学校の入学式がはじまるまでの数日間。 それま…

書くと、癒される。落ちこんだ私が回復するまで。

最近、かなり落ちこむことがありました。 他者からの言葉に傷つき、理不尽さに怒り、悔しくて、後悔する気持ちがめずらしく一気に湧いて、ずっとそのことばかり考えて眠れ…

6歳息子のことばに、胸がずきゅんとした話。

「菜の花が、ざっぷんと咲いてるよ」 保育園へと送る途中の道ばたで。 元気よく咲く菜の花を見ながら、6歳の息子モリはそう言いました。私も、たまたまそこにいた義母も…

早朝の京都を歩いてたら、すっぴんでテレビに出ることになった話。

「京都の紅葉、久しぶりに観たいなあ」 「いま観光客も減ってるっていうし、チャンスみたいだよ」 そんなわけで2ヶ月前の紅葉シーズン。私たちは京都へ旅行に行くことに…

固定された記事

読まれるタイトルは0.02秒が勝負!戦略的なタイトル作りの"秘伝のコツ"

「記事のタイトルで悩んでいる」 仕事を一緒にする方からも、SNS上でも、よくこうした声を目にします。 私も失敗を繰り返しつつ、なんとか14年間、記事を書いたりWEBや新聞やテレビにのせる広告をつくる仕事をしています。 たくさん書いたものの中から「どのタイトルからの閲読率が高いか」実際クリックされた数字を見て、毎日のように検証もしています。 そこでわかったのは、読まれるタイトルには戦略があるということ。 つまりタイトルづくりには秘伝のタレならぬ”秘伝のコツ”があるのです。

話すことが苦手だから、書く。

「どうして大学院に行こうと思ったの?」 先日、ごく親しい友人から、そう聞いてもらう機会がありました。 こんな理由もあるし、あんな理由もあるし、何から答えればいいかなと一瞬ちょっと迷った挙句、私は「ずっと行ってみたかったからさぁ」「ちょっと気分を変えたかったから…」とものすごく表層的なことしか言えませんでした。 ああ、先日のnoteには5000文字も書けた大学院へ進学する理由が、どうして自分で話すとなると、こんなにも口篭ってしまうんだろう! 1対1で話すとなれば、もしか

39歳ワーママが、慶應大学院に合格するまでの46日間【前半は無料で読めるよ】

4月から大学院生になることを、前回書きました。 私が慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科の受験を決意してから、1次試験まで、たった12日間。しかもそのうち、はじめの5日間はアメリカ旅行中でした。そこから2次試験を経て、合格通知を手にしたのは46日後。日本人で合格したのは、私の受けた時は10名ちょっとでした。 「こんなにスピーディに大学院って受かるの?」 今の私が見ても仰天のスケジュールです。 私は高校時代、勉強が嫌いで苦手でした。当然ながら慶應を受けるなんて夢

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39歳ワーママ、大学院生になることにした。

4月から、大学院に通うことになりました。 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科に通うことになりました。 育児もして、仕事もして、いちおう会社も経営もして、、ときっと大変だと思うのですが、それよりもワクワクが大きい今の気持ちです。 なぜ大学院に行きたいと思ったか、どうしてこの大学院にしたのか、どうしても言葉に残しておきたくてこのnoteを書くことにしました。 アウトプットを出し尽くした危機感今年の3月で、コピーライター・クリエイティブディレクターとして独立してから、ま

円安・物価高でもアメリカを安く旅する!大作戦

年末年始にアメリカ・カリフォルニア州へ旅行に行ってきました。着いて早々、ホテルの売店で買ったお水は2本で2300円!さっそく、円安&物価高騰の洗礼を浴びました…。 2024年1月時点で、1ドル=140円ちょっと。「どうしてこんな高い時期に‥」という声もあったのですが。75歳の父と、夫や息子や妹と一緒に、今のアメリカを旅してみたい。でも行くからには、できる限り安く旅したい! そんなわがままな欲求を叶えるために、頭をひねって考え、実践し、成功した作戦だけを今回はご紹介します。

アメリカでUberが便利すぎて7万円つぎ込んだ話。

「いや〜Uberは便利だったね」 「これは日本でも絶対に流行るな」 年末年始のアメリカ旅行から帰国して、1ヶ月。いっしょに旅をした75歳の父と久しぶりに会い、開口一番に振り返ったのはUberのことだった。 大谷翔平で湧き上がるドジャーススタジアムでも、本場のディズニーランドでもなく、一番印象に残ったのはUber!それくらい、Uberは感動的に便利だった。念のため、Uberとはこんなサービスだ。 Uberのコスパの良さ8年前にアメリカに行った時もUberを使い、「便利だな

アメリカで月140万円稼ぐUber運転手に「なぜUberで働くの?」と聞いてみたら。

「なぜUberの運転手として働いているんですか?」 年末年始に行ったアメリカ、ロサンゼルス。市街地まで走る高速道路で、ライドシェアサービス「Uber」の運転手さんに私は聞いてみた。 「それには3つ理由があってだな‥」 中国人の50代くらいの男性運転手は、あらかじめその答えを用意していたかのように、弾丸のように話しはじめた。私はそれをスマホにメモするため、急いで親指を走らせる。彼の話すことすべてが、前日に行ったディズニーランドより、わくわくする内容だったからだ! 「君、

臨場感のある文章を書く!初心者もできる、4つの秘伝ワザ。

1年で、本を1冊も読まない夫が言ったんです。 「コモの文章って、読むのが苦手な俺でも、なんだか最後まで読んじゃうんだけど。どうして?」 ふふふ・・おぬし、まんまと私の戦術にハマっておるな。 じつは私は仕事やnoteで記事を書くときに、「臨場感のある文章を書くこと」を心がけています。このメリットはたくさんあります。まずはこれ。 臨場感のある文章を読むとき、私たちは筆者の立場にのりうつったかのように、感情移入しながら読み進めることができます。 そんなふうに感情移入しなが

5歳の誕生日に、蟹クリームコロッケをつくりたかった。

「誕生日の日さ、夕飯なに食べたいー?」 11月半ばのある日、私はもうすぐ5歳になる次男のヨウに聞いてみた。ヨウは、間髪入れずにこう反応した。 「かにくりーむころっけ!!!」 えぇ意外。唐揚げとか、日常でよくつくる彼の大好物を言うと思った。 蟹クリームコロッケをたぶん最後につくったのは、今年の5月。夫の誕生日のとき。料理家のSHIORIさんのオンライン料理教室でつくりかたを習って以来、家族の誕生日やクリスマスなど、特別な日につくってきたメニューのひとつだ。 揚げたてを

書きたくないなら、書きたくなるまで待てばいいよ。

一時期は毎日のようにnoteを書いていた私が、この8ヶ月くらい、まったく書けなくなった。 noteを開く機会も減り、他の方の書いた記事を読むことも少なくなってしまった。 書けなくなった理由を考えてみると、まずは時間がなかった。 やるべき仕事がたくさんあって、それを毎日こなしていくことに精一杯だった。特に私は個人で仕事をしているので、仕事の質を下げるわけには絶対いかない。 仕事で良質のアウトプットを出したいと考えると、私の性格上、一日中そのことを考えてしまう。絶対にお客

5歳息子の保育参観で、母としての自信が湧いた。

「ママ、ほんとに、ほいくさんかんくるの?」 ヨウは半年くらい前からずっと、私が保育参観へ来る日を楽しみにしてくれていた。 保育参観は、1年の中でたった1度きり、保育園での息子の姿を見られる特別な機会だ。私はあえて、次男ヨウの5歳の誕生日の前日に、参観日を予約してあった。 もちろん私も楽しみだったけど、前後の仕事を調整し、当日はほぼ丸一日仕事を休まなければいけない。やるべきアレコレに追われる毎日の中で参加するのは、ちょっぴり大変なことでもあった。 それでも私は保育参観に

子ども心を教えてくれたスゴイ体操の先生

私には、7歳の長男と、5歳になったばかりの保育園に通う次男がいる。 noteにも何度か書いているけど、私は子育てが得意なほうじゃない。子どもにどんな言葉をかけたらいいか、どんなふうにすれば子どもがきちんと成長するのか、本当によくわからなくて日々悪戦苦闘している。(きっと世の中のママパパはみんな、そうかもしれないけれど) そんな中、保育のプロや、先輩ママの子どもへの接し方を見ると、「なるほど〜こうすればいいのか」と学べることが多い。先日の保育園の参観でも、私に大きな発見をく

6歳の息子と、私の夢が叶った、函館ふたり旅。

「ママとふたりで旅行に行かない?どこ行きたい?」 「いく!はこだていきたい!」 6歳の長男、モリが保育園を卒園し、小学校の入学式がはじまるまでの数日間。 それまで慌ただしかった私に、ちょうど少しだけ余裕ができるタイミングがありました。 生後5ヶ月からモリを保育園に入れて働いていた私は、小さかった息子と長い時間過ごしてこなかったことがずっと、気がかりでした。 もう保育園児のモリは終わってしまうんだ。 今の6歳のモリとたっぷり時間をとって、いっしょに過ごしたいなぁ。 そ

書くと、癒される。落ちこんだ私が回復するまで。

最近、かなり落ちこむことがありました。 他者からの言葉に傷つき、理不尽さに怒り、悔しくて、後悔する気持ちがめずらしく一気に湧いて、ずっとそのことばかり考えて眠れなくなるくらい、悶々とした日々をすごしていました。 今思い返しても、辛かったなぁ・・今年の3月は。 そんな自分の気持ちを晴らすべく、いつもと違う場所に出かけてみたり。おいしいものを食べながら、友達に状況を話してみたり。ランニングしたり。そして、はじめて自分にお花を買って生けてみたり。 したんですけど、たしかに一瞬

6歳息子のことばに、胸がずきゅんとした話。

「菜の花が、ざっぷんと咲いてるよ」 保育園へと送る途中の道ばたで。 元気よく咲く菜の花を見ながら、6歳の息子モリはそう言いました。私も、たまたまそこにいた義母も、ふたりして思わず笑ってしまいました。 「『ざっぷん』ってはじめて聞いたよ。それいいねぇ」 モリによれば、波がざっぷんと押し寄せるように、たくさん咲いているようすを言いたかったのだそう。たしかに道からせり出して、花や茎を上に横にと勢いよく伸ばしながら咲く菜の花は、波のようにも見えました。 私だったら同じことを言

早朝の京都を歩いてたら、すっぴんでテレビに出ることになった話。

「京都の紅葉、久しぶりに観たいなあ」 「いま観光客も減ってるっていうし、チャンスみたいだよ」 そんなわけで2ヶ月前の紅葉シーズン。私たちは京都へ旅行に行くことに決めた。夫や息子、義母もいっしょだ。 久しぶりに観た京都の紅葉は、それはそれは、綺麗だった。 私の住む東京の紅葉も綺麗だと思っていたけれど、京都は圧倒的に迫力が違う。数も違う。全力で魅せにきてる! しかし、紅葉よりもっと多く感じたのが、人だった。 「本当に観光客が減ってるの?」と疑ってしまうほど、有名な紅葉スポッ