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アメリカでUberが便利すぎて7万円つぎ込んだ話。

「いや〜Uberは便利だったね」
「これは日本でも絶対に流行るな」

年末年始のアメリカ旅行から帰国して、1ヶ月。いっしょに旅をした75歳の父と久しぶりに会い、開口一番に振り返ったのはUberのことだった

大谷翔平で湧き上がるドジャーススタジアムでも、本場のディズニーランドでもなく、一番印象に残ったのはUber!それくらい、Uberは感動的に便利だった。念のため、Uberとはこんなサービスだ。

Uberは、アプリで簡単に素早くタクシーのような車を呼べる、ライドシェアサービス。ここまでは日本にあるGO!タクシーなどと同じだけど、違うのは運転手がタクシー会社に勤める人ではなく一般人。Uberに登録すれば、車の免許がある人なら誰でも、自分の車を使い運転手として働ける。

Uberのコスパの良さ

8年前にアメリカに行った時もUberを使い、「便利だな」くらいに思ったのだが、その便利さは格段に進化していた。
その証拠に、前回はUberを2〜3回使用しただけだったが、今回利用したのは、私が呼んだだけでも18回。便利すぎて合計約7万円もUberにつぎ込んでしまったのだ‥!家族が呼んでくれた分も含めると、もっとだ。

31日だけで5回もUberに乗っている!

しかし、この料金は高いように見えるが、実はレンタカーと比較するとかなりコスパがいい
今回の旅では、レンタカーも借りたのだが、その場合たった3日で10万円!慣れない国での運転は安全面でリスクが大きいし、運転者の体力的な負担もある。その点、Uberはスマホの電波が繋がる場所なら、運転し慣れたドライバーがいつでもどこでも乗せてくれる。

慣れない左ハンドルを緊張気味に運転する夫

消えたTAXI乗り場!

ロサンゼルス空港に降り立った瞬間から、私たちはUberの威力を知ることになる。私は「TAXI」乗り場が見当たらず、スーツケースをごろごろ引きながら右往左往した。その代わり見つけたのは「Uber」と書かれた大きな案内だった。

なんとタクシー乗り場が消え、代わりにUber乗り場になっていたのだ!早速、私は8年ぶりにUberアプリをダウンロードする。するとUberを呼んでから、たった5分で迎えの車が来てくれた

タクシーだったら長時間のフライトの後でも、長い列に並ばなければいけない。だけどUberなら車が来るまでベンチに座っておき、アプリで自分の車が近づいてくるのを確認したら立ち上がるだけでいい。

口コミと現在位置が見える安心感

8年前のUberでは、知らない人の車に乗ることが正直怖かった。でも今回はドライバーの口コミが事前に確認でき、安心して乗ることができる。口コミやチップを意識してか、運転手の接客態度も8年前と大きく変わり、かなり良くなっているように思えた。

さらに手元のスマホで車が近づく様子を確認できるので、「いつまで待てばいいの?」と不安になることもない。Uberの車種や色もアプリに表示されているため、車が近づいてきたらすぐに探すことができた。

さらに旅行タクシーにありがちな「ぼったくり」も、事前に料金を確認してから乗車するため、起こりようがない。どんなに回り道をしても、事前に申告された金額以上を請求されることはない。(ただし、チップを除く)

車内のモニターもアプリと連動し日本語表示

今回の旅に同行していた70代の父は特に「タクシーよりも車内が臭くない」ことに感激したようだった。確かにUberは口コミが命なので、車内の換気には気をつけているようだし、若いドライバーが多いため「おっさん臭」がしにくいのも理由かもしれない。(個人の見解です)

トルコ人の運転手と会話を楽しむ父

Uberは地方観光地を救う

日本でもやっと、ライドシェアサービスが解禁になるというニュースを聞いた。それは日本経済にとって、大きなメリットだと思う。

今回、私はUberのおかげで、観光地を多く回れ、各地で観光料を払ったりレストランに入ったりお土産を買ったりして、思った以上に散財してしまった。

でもそれは、日本に来る外国人観光客にも当てはまる。外国人がUberを使って自由自在に日本中を観光すれば、電車やバスでは行きづらい地方観光地にも消費のチャンスが生まれる。特に日本語のわからない外国人には、公共交通を使うことは至難の業だ。タクシーで目的地を伝え、運転手に理解してもらうことも難しい。
しかしUberなら、母国語の表示されたアプリで目的地を指示すれば、どこにでも好きな場所へ連れて行ってくれる。面倒なお金のやり取りも、カードで全て済ませられる。

最近、日本に旅行にやってきた中国人の夫の親戚も「御殿場のアウトレットに行きたいのに、行き方がわからない!」と嘆いていた。結局夫がドライブして連れていき、なんと服を40万円も買っていた
「日本の服は質が高いし、安くて最高!」買い物を終えて、ホテルの部屋でファッションショーをする彼女の顔はホクホクで、私まで嬉しくなったのだ。

個人で稼げる人がきっと増える

それにUberには雇用のチャンスがある。昨日Uberで月140万円を稼ぐドライバーの話を書いて、かなり反響があった。

これはこの運転手に限った話ではなく、また別の運転手も「月収8,000ドル~10,000ドル(=24年1月のレートで約112万円〜140万円)稼げる」と言っていた。その人は中国人で、母国の月収の20倍だという。中国では買えないルイヴィトンやiPhoneも1週間働けば買えるし、2週間のハワイ旅行もできると言っていた。

Uberで個人で仕事をしたり、副業したりするチャンスがあれば、選択肢がもっと増えるし、生活も経済ももっと豊かになるのではないか。

円安で日本への外国人観光客が増える今こそ、観光客のためにも日本経済のためにも、Uberのサービスを日本で普及させて欲しいと心から思った。

私のUberへの熱い思いをお読みいただき、ありがとうございます!次は物価高のアメリカを、なるべくコストをかけずに旅する方法をお届けします。

この虹を見た人はきっといいことがある!

コピーライター 小森谷友美
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小森谷 友美|大学院に通うコピーライター
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