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~科学的な不安・イライラの減らし方~(食事編)

こんにちは!脳と心体 革命大学です!

皆さんは日常で

・不安になったり、イライラしてしまうことが増えた🤬😟

・疲れやすくなった。

・ネガティブである・メンタル・気分の浮き沈みが激しい🔃

・もっと楽しい気持ち、ポジティブになりたい!

などといった悩みはないでしょうか?

現代社会においてこういった悩みを持った方は多くなってきています。ちょっとしたことに敏感で、不安になったりイライラしてしまう、不安が強くなった、人間関係でストレスを感じる、だめな、できない自分に対してイライラ・不安になる・・・など色々なケースがあります。

最近では子供でもすぐキレる子・メンタルを崩す子が多くなったと問題になっています。😡

ではなぜ人間にはこうした感情を抱くのでしょうか?その答えは、心にはしくみがあるということを理解することが大切であると思います。

そして、『原因と結果の法則』という本は有名ですが、物事には必ず原因があります。この記事ではそのしくみと、原因の一つである『食』『食生活』について、解説して行きたいと思います。


自分自身は、脳科学、栄養学、身体の働きなどについて学ぶことができる組織の会員で、約8年にわたり、勉強、研究、実践してきました。

読んだ本は200~300冊以上は超えていると思います。そんな自分が、自分の経験談も含め、解説していきたいと思います。今回は精神科医、樺沢紫苑さん著「脳を最適化すれば能力は二倍になる」という本も参考にさせていただきます。

1.なぜ不安やイライラしてしまうのか?そのメカニズムについて知ることで冷静になれる!(メタ認知)

 なぜイライラや不安というのは起こるのでしょうか?心が汚れているから、歪んでいるから....??

昔の自分は、自分の考え方、自分自身の心が歪んでいるからそうなるんだろうな・・・という抽象的な考え方しかありませんでした。

しかし脳科学の分野では、心理学などのように抽象的ではなく、科学的に説明することができます。イライラ・不安感には仕組みがあるのです🧬

人間の脳内では脳内神経伝達物質、ホルモンというものが、脳下垂体というところからでています。これが感情のもとになるのですが、

脳下垂体からでたホルモンは、脳の中のシナプスと呼ばれる脳内神経細胞の受容体(レセプター)というところに入ると、ホルモンの種類によって、感情というものが決まるのです。

シンプルに言うとこんな感じです。なので感情というのは「しくみ」なのです。
「しくみが私たち人間の感情を決めている」ということを知っていると、もし自分が怒ったとき、「あ、ノルアドレナリン(怒りのホルモン)がでているな」と客観的に自分を俯瞰することができ、場合によっては怒りを減らすこともできるのです。💪

ちなみにこのように自分の考え・認知を自己が認知することをメタ認知といいます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BF%E8%AA%8D%E7%9F%A5

脳内神経伝達物質、ホルモンにはいくつか種類があります。例えば

・😄ドーパミン(快楽)、😟ノルアドレナリン(不安・恐怖)、🙂セロトニン(冷静さ)、😤😠アドレナリン(興奮・怒り)、🧐アセチルコリン(集中)、🥰エンドルフィン(多幸感)、😴メラトニン(眠気)

などです。そして今回取り上げている、イライラの正体はアドレナリン、不安の正体はノルアドレナリンとなります。

(ちなみに豆知識ですが、イライラしたときに分泌されるアドレナリンとうのは少し時間が経つと、不安物質であるノルアドレナリンというものに変換されます。イライラと不安は表裏一体なのです。)


2.食事や腸内環境などが悪いとイライラ・不安になってしまう理由

イライラ・不安の正体は脳から出るノルアドレナリンやアドレナリンなどの脳内神経伝達物質、ホルモンだということがわかりました。

余談ですが脳には脳波というものがあり、α波、θ波、β波などがあります。よくYoutubeとかでα波がよく出るクラシック音楽とかを見たことがありませんか?🎶

イライラや不安が出ているときの脳波というのはβ波(γ波)とよばれ、通常ならばドーパミンなどによってα波(リラックス状態)というのが出ているのですが、身体や脳にストレスがあるとβ波というものが出やすくなってしまいます。🧠

β波は思考や悩み事をしている時に、脳から出る脳波です。クラシック音楽で脳をα波にしましょうというのは、α波の曲でも聞いて頭が無、空、リラックスの状態になるよう、β波を変えましょうということなのです。

以前は多くの方の脳波は、α波がよく出ていたケースが多かったのですが、現代ではα波がうまくでない方が多くなってきています。
無駄に思考したりストレスで色々感情が乱れていると言えます。⚠️📱📺

不安・恐怖・イライラ・自律神経失調、うつの方というのは、ホルモン的にノルアドレナリン・アドレナリンなどが過剰に多く出ている状態。

先程も書きましたが、脳波でいえばβ波が多く出ている状態であると脳科学的には言えるのです。(注)しかし脳波はバラバラの状態、β波ばかりでていても、不安・イライラのない健康的な方いらっしゃいます、一概にはいえません。それが個性であるケースもあります)

ではどうすればいいか?
答えは逆説的に、ノルアドレナリンやアドレナリンの分泌される量を減らし、ドーパミンやセロトニンなどの幸せホルモンを出せるようなしくみに変えることができればいいのです💡

ノルアドレナリン=不安、恐怖😟
アドレナリン=怒り😤

これらが出てしまう原因は色々ありますが、改善すべきその一つ目は、

食習慣」です。🍔🍛🥩🍎🥦

ノルアドレナリンやアドレナリンというのは、脳の視床下部から、脳下垂体へ命令がいき、腎臓の上にある、副腎というところからコルチゾール(ノルアドレナリン、アドレナリンの原料)がつくられ、それがノルアドレナリン、アドレナリンに変化します🔄


しかし、身体が疲れていたり、感情的になったり、ストレスを受けると副腎は、余計にコルチゾール→ノルアドレナリンやアドレナリンを生成し、また疲れるという悪循環を生み出します。

こうした身体の状態を生理状態が乱れているといいます。最近では副腎が疲れている、過剰に働き過ぎていることを副腎疲労、アドレナルファティーグといい、本も多く出版されています。📕


そして、食事内容では加工食品🥓🍱や酸性食品(お酒🍺、お菓子🍰、ジュース🧃、白い炭水化物🍚🍞、肉🍖)、甘味料などの添加物、カフェイン☕などを多くとる習慣を続けると、身体、副腎は疲労し、身体が酸化に傾きます。酸化するとアドレナリン、ノルアドレナリンはでやすくなります。

加工食品や酸化食品は、腸内環境も悪化させます。腸内には😁善玉菌、😈悪玉菌と呼ばれる菌がいて、加工食品や酸化食品は、悪玉菌を増加させます。

最近の研究ではこの菌の多い、少ないによって、脳内神経伝達物質、ホルモンが変わるということがわかってきています。腸は第2の脳という言葉はこういうところからも由来の一つだと思います。

3.食生活を変えることで得られる
メリット5選(元気、やる気、集中力・・)

本来人間の体というものは弱アルカリ性がなのですが当然食事をしたり、思考したりするなどの人間活動していると、映画『TENET』にも出てきました、エントロピー増大の法則により、体は必然的に酸性に傾いていきます⏬ 傾きすぎるとノルアドレナリンやアドレナリンが出やすくなります。

本来ならば睡眠によって、酸性から弱アルカリ性に戻るしくみがありますが、食生活で言うと酸性食品ばかり摂っていると身体が酸性に傾き、寝ている間に弱アルカリ性に戻りきらない場合があります。🛌💤

わかりやすいのは二日酔いの例です。🍺
お酒を飲みすぎると身体は酸性に傾きます。酸性に傾くと弱アルカリ性に戻すために、通常の睡眠時間よりも長く睡眠時間を取ろうとします。🕛

身体が酸化しているかどうかの基準ですが、
寝起きがだるい、感情が乱れやすい、疲れている、体が重い、やる気がおきない、加工食品・ジャンクフードに対し身体がそれを欲するなどのサインがあります。⚠️

食生活習慣を変えることで、身体は弱アルカリ性に戻っていきます。 そうすることで腸内環境も改善され、ノルアドレナリンやアドレナリンなどのホルモンが減り、ドーパミンやセロトニンなどといった人間にとって心地よい、気分を良くしてくれるホルモンがよく分泌されるようになります。

そうすることによって些細なことでイライラしたり不安になることがへる、人間関係のストレスの改善、自己肯定感が増す、疲れを感じにくくなる明るい性格になれる、体が軽くなる、元気になる、など数え切れないほどのメリットがあります。

人間関係のストレスについては、元々トラブルを起こす当事者のホルモンバランスが、アドレナリン、ノルアドレナリンに傾いていることがきっかけになり、人に厳しくなったり、些細なことで誰かに攻撃したりしてしまうということが考えられるので、必ずしも自分に原因があるとは言えませんので安心してください。🤔

前回の「言霊の力が人生を好転させる理由」の記事にも書きましたが、自分が発している言葉🗣️というのは電気信号💡となり身体の隅々にまで行き渡るということを、人差し指の実験や腕立て伏せで解説しました。

自分の独り言というものは例えばマイナスの言葉を発した時には、それが全身に伝わり、その言葉通りに身体が変化していくということが起こります。

食事によってホルモンバランスが変わると、自分自身への言葉がけも変化し、体調そして心の状態というものも変化し、良い循環を作ります。

ちなみに自分の感情の種類によって、前頭葉の働きにより、それに関連する物事、事柄、情報などを脳が探すよう仕組みがあります。

例えば気分が落ち込んだ時、イライラした時に普段気にしない道端に、ゴミが落ちていたら、それが目に入りやすくなる。👀

気分がいい時には歩いていてもゴミなど気にならず、綺麗な花やお店が目に入ったり、お腹が空いていると、飲食店ばかり目についたりなど自分の気分に関連するものをのを見つける習性があります。🌹✨

あと集中力についてですが、生活改善によってドーパミンというホルモンが増えることで、集中力の向上にもつながります。ドーパミンは脳波でいうとα波で、何かの作業、思考、行動をするときに必要なリラックス集中状態を作ります。(その逆に何かに集中、没頭することでもドーパミンはでるようになっています)

食事改善によるメリットをまとめますと、
1.脳内神経伝達物質である、ノルアドレナリン、アドレナリンが減り、幸せホルモンであるドーパミン、セロトニンが増え、気分が変わる。✨

2.疲れがとれやすくなる。寝起きが楽に感じられる🛌睡眠時間が減り、使える時間が増える。

3.頭の中の独り言や思考がポジティブになる。😁

4.人間関係のストレスが減る💡

5.気分が良くなることで、それに関連する楽しいことを発見しやすくなる、またはそれに関連する出来事が増える。(引き寄せの法則、同調)

5つメリットをあげましたが、
まだまだ沢山のメリットがあります。最後の5番目で引き寄せの法則と書きましたが、前回の記事でラジオを例にした周波数⚛️の話を引用しますと、多少ご理解いただけるかと思いますが、これについてはまた後日解説していきたいと思います。📻

いかがでしょうか?
私の経験ですが、忙しいを理由に食事をコンビニのおにぎりなどで済まして栄養はサプリメントなどで補っているから大丈夫だと思い込み、その生活を繰り返した結果、体調を崩した経験があります。😵

格言で、「あなたが食べている毎日ものを教えてください。そうすればあなたの性格当てて見せましょう」「健全な精神は健全な身体に宿る」という格言があるようにというのはとても大切です。

とりあえず今回は以上になります!
次回ももう少し食について掘り下げて、記事を書いていきたいと思います、よろしくお願いします😁

ちなみに Twitter でも情報発信しています。note で書いていない内容も発信しておりますので、よろしければフォローの方もよろしくお願いいたします!✨同じ 脳と心体 革命大学でやってます、よろしくお願いいたします!

それではまた!

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