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脳科学×瞑想が必要な人の特徴とは?

こんにちは(^^)
脳×心×体 革命大学🏫です。
マインドフルネスというキーワードでも、
有名になり、多くの有名人、
アスリートも行う瞑想ですが、
「瞑想をしたほうがいい人、必要な人」について解説していきます、よろしくお願いします💡

1 瞑想の様々な効果

まずは先にさらっと瞑想の効果について。
・脳疲労の改善
(思考のしすぎによる脳の疲れ)
・自律神経の改善(交感神経をしずめる)
・身体全体の回復
(呼吸により、酸素を取り込むため)
・全身の筋肉の緊張をとる、緩める
(副交感神経が優位になるため)

基本的には交感神経がおさえられ、副交感神経、つまりリラックスする時の神経がよく働くようになるので、全身の緊張がゆるみ、血流もよくなったり、メリットは数え切れないほどありますが、ざっとこんな感じです。

2 瞑想の最も大切な効果

ここからが本題となります。
結論からいうと、瞑想により
リラックス状態のプログラムが脳に組み込まれる、インストールされる
ということになります。
多分多くの人が、…どういうこと?😟と思われると思いますが、少々お付き合い下さい笑

瞑想のやり方は色々あるとは思いますが、
基本として、「鼻から息を吸って止めて、ゆっくり口から吐き出す」が大切になります。🤔🌬️

なぜかというと、脳には扁桃体という部位があるのですが、呼吸数が少なくなると、この扁桃体が                      「この人は落ち着いている状況にいる」
と認識したあと、交感神経を抑える命令をし、
リラックス状態(副交感神経がはたらく)になれるのです。

そして、これを何ヶ月か継続して行うことで、脳の脳神経回路に変化が起こります。
(これを可塑性といいます)

シンプルに言えば、瞑想中のリラックス状態を続けることにより、自分はリラックスしているんだという記憶情報が脳の細胞(脳神経回路)に組み込まれます。
パソコンに例えると、脳というディバイスにリラックス状態というプログラム、ネットワークインストールされるということです。

組み込まれたあとは、緊張しやすかったり、人に気を遣うということが減り、いつもリラックス状態で過ごせることが増えます。
これが瞑想を長期的に行うことによる効果です。

この世の中には、いつもリラックス状態でいることのできる人と、割といつも緊張状態にある人(特に対人関係において)の二通りに分かれます。
ちなみに最近良く聞くHSPは、後者に当てはまるでしょう。交感神経がいつも優位になってしまう人です。

もともとリラックス状態というのは、本来であれば母親のお腹のなかから生まれてから、数ヶ月〜数年で獲得するものなのです。そしてそれは脳に脳神経回路として、組み込まれます。

しかし周りの環境、親のタイプ、人間関係などによって、リラックス状態を獲得できない場合があります。

特に劣悪な家庭環境や、親からの愛情が十分にもらえなかった、親も元々そのリラックス状態のプログラムを持っていないなどの場合、獲得できないことが起こります。(心が安心できない家庭環境、親に気を遣わないといけない家庭環境などもそう。)

こうした環境にいると
リラックス状態がない=自分は守られていない、安心して過ごすことが難しい
という認識を脳が行うので、交感神経が働きやすくなります。
交感神経とは、外敵や危険に対して働く、興奮状態になるための神経です。

3 瞑想が必要な人①

まずは落ち着きのない人が当てはまります。
落ち着きがないとは、交感神経が働いており、興奮状態であり、脳にリラックス状態の脳神経回路がない可能性があります。
パニック障害というのはこれが原因の一つでしょう。

一人でいることに耐えられず落ち着かない、喋っていないと落ち着かないなどの人もやった方がいいです。

4 瞑想が必要な人②

次に挙げるのは、
いつも人に気を遣ってしまう人、
優しすぎる人です。

同じく交感神経が働いており、人に気を遣わないと嫌われてしまうのでは?などの心理状態が働く人は、リラックス状態の脳神経回路がない可能性があり必要だと思われます。

リラックス状態の回路がない=自分は守られている、安心して過ごすことができるという認識、感覚がないので、他人を怒らせてしまうと自分の立場がさらに危うくなるので、人に過度に気を遣って、自分の立場を守ろうとしてしまうのです。

加えて人に気を遣ってしまうということは、交感神経が働き、筋肉が硬くなります。そうなると、肩こりだったり、他の人よりも疲れがたまりやすいということが起こるので、こういう方もやったほうがいいです。

5 瞑想が必要な人③

次に挙げるのは、まじめな人、冗談を言ってもまじめに返してくる人です。
まじめな人というのは、まじめでないと人から嫌われてしまう、受け入れてもらえないという心理からそうなってしまうと私は考えています。

先ほど、リラックス状態の回路がない=自分は守られていない、という認識を脳が行うといいました。
まじめな人というのは、守られているという認識、感覚がないので、他人を怒らせてしまうと自分の立場がさらに危うくなるので、まじめな行動をとり、他人を怒らせないようにしたいとなるのではと私は考えていて、
こういう人もリラックス状態の脳神経回路がない可能性があります。

冗談を言ってもまじめに返す人については、
交感神経が働くと、脳への血流が減るため、思考力が低下します。なので冗談を言われたときに、リラックスしてユーモラスに返答することできず、まじめにもしくは的外れに返答してしまうということが起こります。
もしくは、相手をユーモラスな返答で怒らせることが怖いという心理パターンもあると思います。
こういう人もリラックス状態の脳神経回路がない可能性があります。


6  【例外】回路がなくても、瞑想しなくてもいい人


リラックス状態の脳神経回路がないとしても、瞑想をしなくてもいい例外があります。

それは「ポジティブ」な性格かどうかです。
(厳密にいえば、物事をポジティブに考えられる脳神経回路があるかどうか)

ポジティブであれば、基本的にリラックス効果のあるドーパミンが出ているので、リラックス状態をクリアしていると言えます。

リラックス状態の回路がなくても、好きなことをしている、ストレスのない仕事、自分のやりたい仕事、趣味を楽しんでいる、考え方がポジティブな方は、ポジティブな回路がリラックス回路の代わりを埋めているというようなイメージです。

ただし、ポジティブな人でも落ち込むことは誰しもあります。そんなときに、リラックス状態の回路が脳にあれば、ネガティブなことが起きたときに、冷静にパニックにならずに対処することができます。
逆にリラックス状態の回路がないポジティブな人は、ネガティブなことが起きたときに、パニックになりやすい、冷静になりずらいということがおこるので、できればリラックス状態の回路は獲得しておいたほうがいいです。
予防線をはっておくというようなイメージでしょうか?

今回は以上です!
少し難しかった内容かもしれませんが、色んな人に知っておいてほしい内容でした💡🤔
瞑想が必要な人として、何個か上げましたが、
うつ病や、気分障害、強いストレスがかかる仕事をされている方、ネガティブ思考の強い方というのも、扁桃体が興奮状態にあることが多いので、やるべきですが、上では割愛しました。
過去の記事では、これらについて色々かいてますので、読みたい方は参考にしてください。

https://note.com/chikenrevo/n/ne1f8baa206ae

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ではまたの記事でお会いしましょう✨


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