部下から見た、できる上司とできない上司の違い
『課長のそれぞれの違いって何?』
3部署経験しているわたしに対して、部長に言が言った。
しかし、その時、わたしは即座に回答ができなかった。
悩んだ末に出てきた言葉は
「数字管理できていることです。」
「目標が定まっていることです。」
「指示が明確なことです。」
「面白いことです。」
「雰囲気を盛り上げてくれるところです。」
「安心感があるところです。」
「とても尊敬できることです。」
「信頼をしています。」
どれもしっくりこなくて。
なんか、腑に落ちなくて。
下3つは綺麗事の様な気がして、課長そのものを見ていない感じがして。
もっともっとすごい人のはずなのに、さらっとしていて。
たった10数文字で表しているところが、
とても自分の語彙力の無さを痛感して、目を背けたくなった。
上5つは、事実で、前の課長とは大きく違うところ。
営業課長なのにもかかわらず、年間予算が見えず、闇雲に営業していた時期もあった。
しかし、「良い課長」=上記5つなのかと思うと、
それも違う気がする。
なんで今の課長が良くて、前の課長はよくなかったんだろう?
なんで今の方が充実した毎日があるんだろう?
なんで前より自分が安心して営業活動でき、数字を作ることができているのだろう?
いったん、会社を止めようと思った人間が、
クオーター賞を取れるまでに頑張った背景は、何がわたしの心に火を付けたのだろう。
ひたすら考えた。3人のどこが違うか。何が違うか。
性格?責任感?柔軟性?協調性?リーダーシップ?
辞めたい時の感情と、今の感情と、どちらもひっぱって考えた。
そうだ。課長が言っていた。
現課長が部署会議に言っていた言葉。
普段、私たちは入れない会議で、たまたまweb会議をしているところを
盗み聞きしてしまった。
(本来、web会議はそういうところの情報漏洩も気にしなければいけないとハッとさせられた)
「僕、営業活動において、企業とどれだけコミュニケーション取ることができるかで、売り上げが変わってくると思うんですよね」
これだ。
結局はひらべったい答えになるけど、
「「コミュニケーション」」
けど、この「コミュニケーション」は、ベクトルが多方面にある。
クライアントに対して、
予算に対して、
部下に対して、
上司に対して、
同期対して
コミュニケーションのツールはなんでも構わない。
チャットでも、メールでも、声でも。
人と人として、会話することが、できるかできないか。
わたしが思う、できる上司とできない上司の違いである。
chika
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