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海とラジオと絵の具と音楽

海に行き過ぎてこんがりヘルシー女子になりつつあります、が、まだ8月が始まったばかりらしいので夏が終わる頃にはどうなってしまうのか少し恐ろしい気持ちでおります。
おはよう、こんにちわ、こんばんわ、皆さん。
いかがお過ごしでしょう。

最近ラジオを聞きすぎて、冒頭が少しラジオっぽいはじめ方になってしまいました。

基本、「働きたくない」というマインドが常にありますが夏になるとそれが更に倍増されます。
21歳にもなって、実家でラジオを聴き漁ったり本を読み散らかしたりして過ごしております。最近はここに新たに”描絵”が追加されました。
それ以外はお酒にのまれているか、音楽を聴き浴びに行っているか、海に行っているか、もしくは気持ち程度に働いております。

描絵というのも、大したものではありません。
あまりの部屋の汚さに驚愕したある日に片付けをしていたら昔買ったスケッチブックと絵の具がセットで出てきたんです。
片付けを中断して部屋の真ん中に溜まっていた洗濯物をどかし、夢中で絵の具を広げました。
以降、絵を描くことの楽しさを21歳ながらに再確認した次第です。

ただ自分の好きな絵を好きな色で描いているだけなのに、完成すると何故か自信が過剰に反応してしまいそうになります。
自分でひとつのものを作り上げるということはそういう事なんですね。それで良い。それが良い。自分が良いと思えればなんでも。

絵を描いていて、新たな発見もある。
色を混ぜて、新しい色を作る過程の中で「黒」って強いんだなあ、という事。

どんな色をどう混ぜたって「黒」を多く入れてしまえば、それだけで「黒」に簡単に染まってしまうという事。

焦茶色を作りたくて、茶色に黒を混ぜてみたものの黒の割合が少し多かったせいか、ほとんど黒一色になってしまった。
そのなんとも言えない不甲斐なさに私はなんだかハッとさせられたんです。
黒色は絵の具の中で絶対になきゃいけない色の一つだと思う。色んな色に深みを出す事ができるし、それに、黒色は普通に好きだから。
どんな色をも吸い取って黒に染めあげてしまうからただ単に格好も良い。だけど、私にとって黒色というのはあくまで他の色に少量だけプラスして色に深みを出す。といったような使い道で充分な気がするのだ。
今ハマっている描絵をする中で最も減らない絵の具はやっぱり黒色で、これからはそうやってうまく黒色を使いこなして生きていけたらなあ、なんて思いました。


もう一つの暇つぶしの神、「ラジオ」
昨日、藤原さくらがパーソナリティを務めるinterfmのチャンネルにて私の敬愛するバンドのネバヤンの安部勇磨が出演していた回に耳でお邪魔させていただいた。
というのも、8/3に控える安部勇磨単独ライブに藤原さくらがコーラスとして参加するというところからのラジオ放送だった。

二人の会話の中で、「日本はクリエイティブな事をするのにそぐわない国だ」という部分があった。私も痛く共感できたので更に耳を傾けると、安部さんがお馬鹿なことを言っていた。
「何故なら天井が低いからだ」って。
聴いた瞬間思わず私は、笑ってしまった。
さくらさんも安部さんのその言葉に続いて、頷くように納得していたが。

「低いから、近い、狭いから、近いじゃない、皆。狭くて近いから、他に見るところが無いから色々見ちゃうんじゃないの、スマホとか、他人とか。」

それを聞いてやっと私は理解し、更には頷くように納得した。
本当にそうだ。
特に東京なんかは、あまりに狭すぎる。
空を見上げてもビルのせいで空が小さい。
だからこっちにずっといると、空を見上げるのも忘れてしまうんだよね。
(だから私は海が好きなのかもね)

ひとつの所に留まるのが苦手な私、無理にひとつの所に留まらなくたっていいんじゃないのと言ってくれるような、”好きにすれば?知らんけど〜”みたいなスタンスの安部さんの曲が大好きだ。

ラジオの最後にさくらさんが安部さんの「おまえも」という曲を弾き語りで歌い上げた。
その歌の心地よさたるや。声質がさくらさん、本当に昔から好きで、終始鳥肌ものだった。
それに、元々知っていた曲のはずなのになんでか終わってからももう一度聞き返したくなった。

安部さん、気怠そうにのんびり歌うんだけど、全部見透かしてるような事を簡単にリズムに乗せて歌ってしまうから、そこがすごく好きなんだよなあ。なんて再度喰らってしまって、今日も既に4回は聴いた。

みんながみんな、夢を諦めてみたり、逆に夢を叶えてみたり、歌とか歌ってみたり踊ってみたり、誰かに恋してみたりしてるんだよなあ。
そんな事を考えると、別に何も焦ることなんてないんだよなあ、なんて、思う。
いつも有難う、安部さん。
そして再度気付かせてくれたさくらさんも。

8/3会いに行きます!!
(もちろんおひとりさま参加)


こうやって私は音楽やら、絵の具の色やら、ラジオやら、なんだかんだ好きなことに救われて生きている。
暇つぶしも一種の生き凌ぎなのだ。

黒色を少量ずつうまく、空の広さを忘れないで生きていくには、東京からも少しばかり離れなきゃいけない気がしている。
特に私みたいな人間には。

来年は半年間くらい1人で沖縄にでも行こうかななんて密かに思っている今日この頃だ。
(海外行くには貯金しなきゃね。。)

とりあえずこの夏は、海とラジオと絵の具と音楽でなんとか自分らしく生きながらえていこうかななんて、そう思います。


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