愛菜(ちかな)

愛菜、これでちかなと読みます。 普段から感じた事をなんでもiPhoneのメモ欄に自己満…

愛菜(ちかな)

愛菜、これでちかなと読みます。 普段から感じた事をなんでもiPhoneのメモ欄に自己満で綴っていただけでしたが、せっかくなので私の見たもの、感じたもの、価値観等をこれまた自己満でここに書いていこうと思います。 小説とかも書きます。

最近の記事

最近の頭の中事情

久しぶりにnoteを開いた、気がする。 いつもnoteの書き始めには苦慮します。 しかし、書かねばならないと思わせるのは私がnoteを始めて15ヶ月間もの間毎月なにかしらくだらない記事を上げ続けているらしいからだ。 運営側もよくできているようで、「今月もなにかしら書いてアップすればあなたは16ヶ月間連続で何かに取り込んでいるように”見えるよ”〜」なんて通知をあげるんです。 とは言われましても。なんて思ってこうしてスマホの画面と向き合っているわけですが、書きたい事なんてこれ

    • バールのようなもの

      文を書きたいと思い立つ時は大体良い本や良い映画を見た後の事で。 それ以外は、iPhoneのメモ欄に溜まっていってしまっている無意味そうな言葉たちの数々を消費したい時だ。 私にとって”文”は鬱陶しいぐらい頭の中に不意に積み立てられてしまう存在で。 時として読書をしている最中だとか、セックスの最中だとか。 急に降ってくる事があるので全ての文を表現する事は案外難しい。 区切りがいい所まで読んだら降ってきた言葉たちを書き連ねてみようと思っても、本を閉じた時には何を書こうか大半覚えて

      • レモンタルト

        ハッピーバレンタイン。 昨日は、徹夜でレモンタルトを作った。 仕事を終え家に着いたのが0時。それから作り始め、気がついたら午前4時30分をまわっていた。 自分の手際の悪さと料理ぐらいなら目分量で作れるのにと毎度思ってしまうせっかちさに呆れる。 お菓子作りは温度と正確な量さえちゃんとしてれば綺麗に、手際よく作れるよ。 とパティシェエの友達が教えてくれた事を、既にオーブンに入れられてしまった私によって無惨にも乱雑に作られたダマだらけの生地がぷくぷくしながらまわっているのを眺めな

        • 死にたい夜を探して

          この間、ずいぶん久しぶりに「死にたい」などという言葉を嘆いた。 酔っ払っていたのだ。 その厭世的な思考は過去の自分に対しての事だった。 大して死にたいなんて思ってるわけでも無いのに安易にこの言葉を使ってしまって本当に死にたいと思っている人に申し訳ないなと、ただ純粋に思った。 が、過去の自分は紛れもなく、「大いして死にたいなんて思ってもないのに死にたい死にたい言ってんじゃねーよ。」と思う側にいた。 ああ、私も本当に死にたい夜があったな。 冷たく吹き荒れる冬の夜の外、上半身はや

        最近の頭の中事情

          アイスよりマルエフの歳

          “多摩川”という場所の名前にまだ魅力を感じてしまう。等しく”世田谷”や”下北”にまでもどこかこれから慣れ親しんでいきたい気持ちがある。 「エモい」ってなんだよ この言葉がちょうど流行りだしたぐらいにそんな事を呟いてむやみやたらにこの言葉を使わないようにしていたのに結局私が求めているのはエモさじゃないか。 音楽や本や有名アパレルブランドが好きなのはいいけど、果たしてその人がそのもの自体を本当に愛しているのかが分かりずらい世の中になってしまっている。 本が本当に好きなの?それ

          アイスよりマルエフの歳

          書き始め

          あけましておめでとうございます。 書き始めです。 皆様、お正月は快適に過ごせましたでしょうか。 連日、周りのほとんどの人達がゆっくり過ごしたり楽しくお酒をのんでいる姿を見て、もうこのまま皆でダラダラしていようよ〜ビバストレスフリーだよ〜、なんて事を繁華街の呑み屋のおっちゃん達を説得してストライキなんかを起こしてみてやろうとも思ってしまいました。 私は毎年のこと、食っちゃ寝呑んじゃ寝という感じでした。 とは言いつつ、浅草、鎌倉、おばあちゃんの家など、しっかりお正月気分を味わ

          しらなかったもの

          知らなかったものを知っていくということ。 素晴らしい事であり、成長であり、ちょっぴり寂しい。 生きていくにつれ、社会で生きていく上での知らなかった事は段々と、しれっと、当たり前に知っている事になっていて、知りたくなかった事や知らなかったら危なかったような事まで自分の知識として吸収されていく。 私はどちらかと言うと、「知りたくなかった事」なんていうものはあまりない。 もちろん理論上、完全に無いわけではないです。見なきゃ良かった〜とか、知らない方が幸せだった〜とか。そんな経験

          しらなかったもの

          短い夜の独り言

          終電帰り 最寄り駅に着いて。 最寄り駅のエスカレーターはものすごく長くて、降り切るまでに聴き始めた曲の半分は終わってしまう。 降りきってからはひと気のない改札を出て、寒くて枯れている道路を1人でとぼとぼ歩き始める。 誰か不振な人が後ろに歩いていたらそのまま気づかずに刺されて死んでしまうぐらいにはイヤフォンで聞いている曲は爆音で それでも、今なら殺されてもいいやぐらいのテンションで歩き続ける。 線路下を歩く。 駅を見上げると、電車も「もういいよ」と言っているぐらいには走り

          短い夜の独り言

          SAKE UTSU

          寝過ごす。 最寄駅に着いたのは午後14時をまわってからのこと。 何線の何駅から乗って、降りなければいけない駅を何回何周したのか全く覚えていない。 街はクリスマスムードで、こういう時だけは浮かれてる人達がやけに煩く感じる。 メイクの下地がもうほとんど役割を果たしてくれていない事なんて分かりきっているから、停まっている車の窓の反射とか、自分のスマホの黒い画面はあえて見ないように遮断する。 朝の終わりは午後の始まりを告げ、午後の終わりは明日の始まりに繋がる。 朝帰りではなく

          花は花でも

          (noteは私の心のホームであり唯一自分が自分を魅せられる場所なので、「誰々に見られてるかも」なんていう感情だけで見た事感じた事をここで表さない訳にはいきません。なのでこれからもリアルな物をお届けさせていただきますのでお見知り置きを。) さて、本題です。 1年間恋人がいなかった私ですが、なんとこの1週間で彼氏が代わりました。 できました。ではなく、代わりました。 厳密に言いますと、出来てからまた代わりました。 そうです、1週間で彼氏が2回できたという事です。 これは私史上初

          持つべきものは、春日

          持つべきものは春日。 題名のとおり。 春日というのはそうです。皆さんが想像した通りのあの、春日です。 一切お笑いに無頓着だった私だが、オードリーのラジオをぜひ聞いてみてほしいという友人のあまりの一押しに負けradikoをダウンロード。 それからというもの、お笑い、というよりオードーリーにハマり込む。 私のリトルトゥースはここからが始まりだ。 とは言いつつリトルトゥース歴もまだ浅い。 漫才を死ぬほど見たのかと言われるとそうでもないのかもしれない。 だが、このコンビが好きで

          持つべきものは、春日

          助手席

          スヌーピーの、チャーリーブラウンの言葉で好きな言葉がある。 これは、いつの日かペーパードライバーを卒業して親や友達をアッシーなんかにせずに運転席で車を乗りこなせばいいだけという話、では無い。 私には10個歳の離れた姉がいる。 「規則速度厳守」で40km道路を38kmでちびちび走っていた姉が、今では2児の母。速度なんてお構い無しに車をぶんぶん乗りこなし、家事と仕事の両立を器用にしている。 私はといえば、免許をとって約2日で父の車を自走できないまでにした「早期発見型運転不向

          祝、脱ピカチュー

          どうも、最近辞めたことは恋人探しで、新たに始めた事は、その穴を埋めるかのように地元の女友達を週3で無理やり招集させてはガストなんかで井戸端会議を決行させる事です。 「男なんていらないよね〜」から始まり、「あ〜彼氏欲しい」で終わる内容のなんでもなーい会話がほとんどです。 最近は、こうやってたわいもない話をしたりして「いかに穏やかに和やかに過ごせるか」を重視して暮らしている気がします。 三十路か。 というのも、やっぱり、綺麗なものはただ、「綺麗なもの」として見ていたいですし、

          祝、脱ピカチュー

          狭くて尖ってる

                 狭い 本屋さんにて、ずっと読みたかった本を探していた時、見たい棚にずっと入り浸っている若い女性がいた。 さりげなく、その棚見たいよと身体で表現するも、彼女はぴくりとも動かない。 私の存在、見えていないのだろうか? 最終兵器である軽い咳払いを投下してしまった。 その時の私の表情、かなり醜かったと思う。 すると彼女はようやく私に気づいたのか申し訳なさそうに軽くお辞儀をし、「あら、ごめんなさい!」と、その棚を離れた。 険しかった私の顔は慌てて口角を上げ、私もま

          狭くて尖ってる

          元彼氏とか元々彼氏とか、愛され方とか

          元彼氏とは一年前ほど前にお別れをした。 もう一年も経つんだ、と時の流れの早さに呆気を取られる。 渋谷の道玄坂を上りきったちょうどの所に、「あなたとコンビニ」でお馴染みのコンビニエンスストアがある。 渋谷の若者たちはなぜかそこを憩いの場にしていて、よく大勢でタムろしていた。 私達はそこで出逢ったのだ。 多くを語ると、小説ひとつ分が出来上がってしまうので控えめにしておくが、彼と出逢って3ヶ月ほどで私達は付き合い、そして翌月には同棲を始めることになった。 彼はひとつ上で、一見何

          元彼氏とか元々彼氏とか、愛され方とか

          貧乏人セレブ

          タイトルを見て、どっちなの?という疑問を抱く人が大半であると思う。 YUIが「真っ赤なブルーだ」と歌っている歌詞ぐらい、「清純派AV女優」というタイトルが売りのAVぐらい意味がわからないタイトルだ。 貧乏人のセレブ。 それはつまり、私のことだ。 金が無いのに働かない。 金が無いのにワインをのむ。 金が無いのに本を買う。 金が無いのに1人カラオケに行く。 金が無いのに音楽を聴きに行く。 金が無いのに喫茶店に行く。 金が無いのに焦らない。 金が無いのに人に奢る。 金もなけれ